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志布志を歩くコミュの日本どん

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八坂神社の北側に、下小西児童公園がある。その昔ここは大慈寺の墓地で、この公園の一角に永禄年間に志布志を支配した武将、肝付兼続の墓や、薩摩藩の侍講をつとめた愛甲喜春の墓がある。

その一角に「日本どん」の墓も残っている。
「日本どん」は肝付氏のような武将でもなく、喜春のような高名な学者でもない。ただの漁師である。ただ、大変に天気占いが上手く、内之浦方面の山にかかる雲の様子や権現山の幟旗、肌で感じる空気の湿り具合をもとに天気をピタリと言い当てたという。
それが評判となり、殿様が鴨狩りに出る際にも御伴をするようになった。そこでみせた見事な天気占いにより、ついには殿様から「日本」という姓と、帯刀を許されたという。

この話が実話なのかどうなのか実のところ良く分からない。当時は身分制度が厳しい時代で、一介の漁師が名字帯刀を許されたとしたら驚くべき出世といえるだろう。

隣の八坂神社で「日本どん」をお祀りし、「出世と天気予報の神様」として売り出せば少しは志布志も潤うのではないかと、この町のことを考えるあまり、つい邪なことを考えてしまった。

「日本どん」俗名日本善作、寛保3年没。

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