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ダグ・マクルーアコミュの懐かし映画館5『ゾンビ・コップ』

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ゾンビコップ

原題:DEAD HEAT
製作年:1988年
アメリカ劇場公開:1988年5月
日本劇場公開:1989年1月
上映時間:96分/テクニカラー/ドルビー
製作:ヘルパン、メルショー・プロ(アメリカ)
配給:総合ビジョン=電通提供/ヘラルド

コメント(4)

死体を蘇生させて銀行強盗やらせている奴がいて、事件を負う刑事が敢えなく殉死。しかし、自らも蘇生マシンで蘇る。生きていられるのは僅か12時間。復讐に燃えたゾンビコップは、ズタボロになりながら事件を解決するのであった.....という『狼男アメリカン』の線を狙ったブラックコメディだが、如何せん笑いどころが一つもない。監督のマーク・ゴールドブラットにはこの手のセンスが感じられない。
 脚本家にもセンスがない。随所にちりばめられたお下劣なギャグがそのことを証明している。例えば、ラストで二人のゾンビコップが、
「お前、生まれ変わるなら何になりたい?」。
「う〜ん。女の自転車のサドルかなあ」。
 こんなお下劣なセリフでフェイドアウト。品性を疑う。

 しかし、主役のトリート・ウィリアムズは健闘している。派手なアクション、グロテスクな特撮、お下劣なギャグが飛び交う中で、どんどんと腐敗していくゾンビコップをさもあたりまえの刑事であるかのように淡々と演じており、彼が一番この手の笑いを理解しているように思える。
 相棒のジョー・ピスコポは『サタデーナイト・ライブ』でエディー・マーフィーとコンビを組んでいたコメディアンだが、彼が笑いを取る場面は一つもない。本当にコメディアンかと疑いたくなる。別に彼でなくてもよかった配役である。
 それから、終盤にヴィンセント・プライスが登場するが、彼もまた添え物のような扱いである。

銀行強盗を追ううちに窒息させられ、ゾンビマシンで蘇らされた刑事(トリート・ウィリアムズ)が自分を殺した犯人を追う。タイムリミットは、体が腐ってしまう12時間! しかし死を控えた刑事のこの明るさは何なんだ?!

 タイムリミットのついた刑事ものは数あれど、これは異色。なんたって刑事がゾンビなんだから。こうなると観客は、「もう死んでしまうんだから」ってことで刑事の法にとらわれない型破りなアクションを期待してしまうんだけど、そのへんはちょっと地味だなあって気がしました。(ラストはそこそこ暴れまくりますが)

 それよりも異常なのは、死を12時間後にひかえた刑事のあの底抜けの明るさ。「おまえ、死ぬんだろ!きゃははは!!」「地獄で待っててやるぜ」「今度生れる時は、好きなものになれるんだろ?」 なんて世界なんだもんなあ。これだけの余裕を持って、生きてみたいものです。
■スタッフ■
監督:マーク・ゴールドブラッド
製作:マイケル・メルツァー、デビッド・ヘルパン
脚本:テリー・ブラック
撮影:ロバート・D・ヨーマン
編集:ハーベイ・ローゼンストック
音楽:アーネスト・トルースト
プロダクションデザイン:クレイグ・スターンズ
特殊メイク効果:ビル・フォートシュ、スティーブ・ジョンソン
特殊効果:パトリック・リード・ジョンソン、シャム
クリーチャー:クレイグ・ケイトン

■キャスト■
トリート・ウィリアムズ(ロジャー・モーティス)
ジョー・ピスコポ(ダグ・ビゲロウ)
リンゼイ・フロスト(ランディ・ジェームズ)
ダーレン・マクギャヴィン(アーネスト・マクナブ博士)
ヴィンセント・プライス(アーサー・P・ロウダーミルク)
クレア・カークッコネル(レベッカ・スミサース)
ケイ・ルーク(ミスター・スールー)
          
 B級ですが、普通に面白いです。先ず、刑事がゾンビになって犯人を捜し当てるというアイデアが面白いですが、その時点で既にB級ですね。ホラーあり、アクションあり、サスペンスあり、コメディあり、です。
 中華料理店の食べ物に"死体蘇生光線"が当たり、食べ物たちが蘇生するシーンは見所の1つ。ゾンビ・コップをめがけて、焼きブタや北京ダック、牛の背開きが、襲いかかる!

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