ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

詩歌全般・日本古代史・たべものコミュのモジズリ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
モジズリ(捩摺)ラン科  http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに  源融(みなもとのとおる)


<題しらず 古今集・恋四>(第四句「みだれむと思ふ」) 伊勢物語・第一段 古今六帖・五・すり衣


陸奥の国のしのぶもじずり(のみだれ模様)のように、(あなた以外の)誰のせいで、思い乱れはじめてしまったというわたしではないことですのにね。(みんな、あなたのせいですよ。)
<恋の乱れに思い悩むのも、すべてあなたのせい>


「みちのくの しのぶもぢずり」は単に比喩的に言葉の縁をたどって「乱れ」を導くための序詞に終わることなく、「みちのく」の暗く遥かな風土のイメージと、「しのぶもぢずり」の模様の視覚的な性格と、隠微な語感とが結びついて、解きほぐすてだてもない恋心の乱れを象徴する表現効果をもっている。
 また、「乱れそめ」て久しく(過去の「し」)、今も続くこの悩みの原因を、「誰ゆゑに」と間接的にあらわし、「・・・ならなくに」と言いもつれる風情は、恨み言らしい気分をつたえ、糸のもつれのような苦しみに悩む姿を想像させる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

源融 みなもとのとおる
弘仁一三〜寛平七(822-895) 号:河原左大臣

嵯峨天皇の皇子。母は大原全子。子に大納言昇ほか。子孫に安法法師がいる。

臣籍に下って侍従・右衛門督などを歴任、貞観十四年(872)、五十一歳で左大臣にのぼった。
元慶八年(884)、陽成天皇譲位の際には、新帝擁立をめぐって藤原基経と争い、自らを皇位継承候補に擬した(『大鏡』)。仁和三年(887)、従一位。寛平七年(895)八月二十五日、薨去。七十四歳。贈正一位。

河原院と呼ばれた邸宅は庭園に海水を運び入れて陸奥の名所塩釜を模すなど、その暮らしぶりは豪奢を極めたという。また宇治に有した別荘は、その後変遷を経て現在の平等院となる。古今集・後撰集に各2首の歌を残す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇しのぶもぢずり 陸奥国信夫郡特産の摺り染め布。「しのぶ」は忍ぶ草を用いたゆえとも言う。「もぢずり」は後世「文字摺り」と書かれたが、もとは「捩(も)ぢ摺り」、すなわち「よじれた模様の摺り染め」の意。乱れた模様なので、恋に乱れる心の象徴となる。なお「しのぶ」には「恋を忍ぶ」意が掛かると見ることもできる。
◇ならなくに …ではないのに。

百人一首では普通第四句が「乱れそめにし」となっている。この場合、「そめ」は「染め」「初め」の両義を兼ねることになる。(古今集の非定家系諸本の多くも「乱れそめにし」。百人秀歌は「乱れむと思ふ」。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(語句・文法)

みちのくの しのぶもぢずり; 「みちのく」は陸奥の国(三陸の分割は明治以降)。
  「しのぶもぢずり」は信夫郡ーしのぶのこおり(福島県)から産した乱れ模様にすり染めした布。本来は忍ぶ草のすり染めの布と言われる。その縁で、この二句は「乱れ」の序詞。

誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに; 「誰」は不定称人代名詞、古語は清音のタレ。「に」は原因を示す格助詞。「乱れそめ」は動詞「乱れそむ」の連用形。「に」は完了の助動詞「ぬ」の連用形。
「し」は過去の助動詞「き」の連体形。「われ」は自称人代名詞。「なら」は断定の助動詞「なり」の未然形。「なくに」は、上代の打消しの助動詞未然形「な」に、体言的な意をそえる接尾語「く」、「に」は感動の終助詞で「なくに」を一括して打消・感動の終助詞(・・・ないことだのになあ)。

もじ・・ とは  もじゃもじゃ、 よじれる、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
モジズリ(捩摺)  ラン科

学名:Spiranthes sinensis var. amoena
 別名:ネジバナ(捩花)
 花期:初夏

 この和歌には、関係ないかも・・・。

 モジズリとは変わった名前ですね。別名はネジバナ(捩花)といいます。螺旋階段状に花がつくことからこのように呼ばれるのでしょう。
 6 月下旬から 7 月上旬に花が咲きます。芝生の中に多く見られます。雑草とは思えないくらいきれいな花なので,植木鉢に移し変えておいても,花のない時期の管理を怠ると,次の年には消滅(?)してしまいます。

花言葉はやはり「思慕」だそうです。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

詩歌全般・日本古代史・たべもの 更新情報

詩歌全般・日本古代史・たべもののメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング