喫茶古　万里一條鐡　石州流茶湯コミュの質問です。その一

昔、床屋で髪をセットしてもらってた時、近所の男の子が入店してきた。そのとき友達を伴って来たので（小学生以下は理容終了後になにかしらのお菓子やアイス等がもらえるので）「この子にもお菓子あげて」とおじさんに頼んでいた。おじさんは「うちはお菓子やじゃないよ　・・・」と断っていた。
後年たってこのこととおなじことを経験した。大寄せの茶会で先代の師匠が席主で最後の席が終わり片付けはじめた時に、お客さんが来て「もう終わりですか？・・・お菓子だけいただけますか？」と聞くので師匠は「うちはお菓子やじゃありません・･お菓子が食べたいのであれば門前で売ってますよ」とこたえる。「ん？」と思うわたし。続いて「お茶をいっぷくめしあがるのならお菓子をさし上げましょう」ということで略点前ながらその方にお菓子とお茶をさしあげました。

最近の大寄せの茶会の茶券には「お菓子のみの配布はしない」という内容の文章が記されているものもあります。
ある人に聞くと「席入りできないくらい券を出すのだからお菓子だけは茶券枚数分、用意すべきだ」と主張していました。
解からない気もしないではないが、お茶をおいしく飲んでもらうための手段の一つがお菓子であって、お菓子を食べるために茶会に来るのではないはずです。これでは本末転倒です。
こういうのもお菓子があって「お茶が無い」のですね。

テーマパーク型の遊園地のチケットはこれ一枚で、すべてのアトラクションに何回も利用できます。まあ物理的に一日で全部は無理でしょうが。このときアトラクション体験後に記念品がもらえるところもあります。当然体験しなければもらえません。先の方は「券があるので記念品だけ頂戴」というのでしょうか？
有名な大寄せ茶会でいつも４席かかるのだが、茶券には３席分の入席券しかなく全部は入れない仕組みになっています。この場合はどうしているのでしょうかね。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 04月01日 13:02

お客様のためにもてなす事には違いないのですが・・・

サービス業では「俺は客だぞ！」という人からかえってこちらが恐縮してしまうくらい腰が低いお客様までさまざまでして予約ではなく不特定多数の来店される店ではお客様はえらべません。
実際にお会計清算されればお客様だが、電話ではじめて問い合わせた方もお客様なのです。ここが商売の難しいところです。

車で行けないような山奥にひっそりある寺はそこに行くまでが修行の一つであって、（別に宗教的に入信するとかではなく）はじめて信心が認められるのです。そこでお参りが出来ご利益にあやかれるわけですね。このことが難しいところです。

同様に茶席も入席できないのは、券の乱発も一因でしょうが、まずは入室からですね。
行列の出来るラーメン屋さんは店内に入って席にすわって注文をしてはじめて待ち時間がカウントされるのと同じかもしれません。

昔、一畳台目の席に八名で入室したときは息苦しかったです。
畳一枚で三名がよいかな。時間にもよるが8回の手前が平均としたら一般的な茶席で12名くらい入室でしたら百名が限界だと思いますが茶券が数百枚だされますから、無理もありませんがね。

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