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ウッディー/マイ詩集コミュの★フォーク詩/30-b★

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「マウンテンヘッドファイヤー」

水晶体から生殖腺を通って
あてのない旅を続けよう、ハニー
花が吠える、赤ん坊に噛みつく
そんな無邪気さを今、認めよう
かつて思いつきでふらりと下車した
庭園のような街を、再び訪れたい
標識の記号がツタの葉のように
絡まる建物へと足を踏み入れたい
伝説の地に佇む偶像は
オレの身体的特徴を備えている
オレの記憶がオレの忘却と
争い泡と消えゆく、その時に
火の頭を持った男、山を両手で抱え

トランクの中の札束すべてに
精霊の顔が印刷されている
朝が痙攣し、夜がそれにつづく
そんな無邪気さを今、認めよう
いつか来た道から夏の景色だけを
そっと引きはがす日が来るとすれば
飴色の列車からサーベルを抜き取り
風車に向かって突進するとすれば
反復されるリズムと時間が
厚く低く重くたれ込める
オレの進化がオレの淘汰と
溶け合い遂に死に行く、その時に
火の頭を持った男、山を両手で抱え

おお、変化のない海岸線に
蜃気楼が雲のようにたなびく
おお、雪はすでに溶け去り
旅は柔らかくなって流れ出す
心臓へと打ち寄せては返す泪よ
そんな無邪気さを今、認めよう

かつて思いつきでふらりと下車した
庭園のような街を、再び訪れたい
標識の記号がツタの葉のように
絡まる建物へと足を踏み入れたい
伝説の地に佇む偶像は
オレの身体的特徴を備えている
オレの記憶がオレの忘却と
争い泡と消えゆく、その時に
火の頭を持った男、山を両手で抱え

いつか来た道から夏の景色だけを
そっと引きはがす日が来るとすれば
飴色の列車からサーベルを抜き取り
風車に向かって突進するとすれば
反復されるリズムと時間が
厚く低く重くたれ込める
オレの進化がオレの淘汰と
溶け合い遂に死に行く、その時に
火の頭を持った男、山を両手で抱え

(ウッディー)

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