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綾辻行人コミュの【ネタバレ】十角館

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『殺人鬼』『霧越邸殺人事件』を経て、
館シリーズに手を出し始めた初心者です。

十角館は本当に面白かった。一気に読みました。
犯人が自分のニックネームを名乗った時、
え、もしかして…、なるほど!と驚愕しました。

ですが、ラストが分からなかったんです。
ラストの、薄緑色のガラス壜のくだりです。
紙片が入ってて、島田さんに渡してきてって…、
どういう意味だったんですか?

どなたか詳しく解説していただけませんか?

十角館の感想等も合わせてどうぞ!これは傑作だ。

コメント(46)

「十角館の殺人」、最初に殺されるのはオルツィだろうな、と思って読みましたね(笑)。
犯人はわかりませんでしたが…
あたちゃん。さんと同意見です。ホント、あのくだりで「ゾクゾク〜」っときました!!それが綾辻ミステリにはまるきっかけにもなったわけです。
そんなわけでやっぱり十角館が一番好き☆ニックネームにもついニヤニヤしてしまいますね。
館シリーズって結局、島田さんは犯人に分かってますよっていうだけで、真犯人が用意した筋書きで終わること多くないですか?
このラストは好きですけど、この後って守須くんは自首したのかな?
したと私は思うけど、みなさんもそうですか?
自分もあのケースでは自首したと思います。

最後のシーンで、自分の犯行計画を記して海に流したビンが手元に戻ってきますよね。
そして、そのビンを島田さんに渡すように少年に頼んでいます。

島田さんに、すべての告白を紙を通してしてしまったわけですから
あの後には自首をしたというのが自然の流れではないでしょうか。
>ちょっぷさん&あたちゃんさん
そうですよね。それが自然ですよね。なんか安心した(笑)

でも、変なこと考えたんだけど、あの後、島田さんのことや瓶のことがなかったら果たして知らない振りしてたかなって。
だって、ただ殺されただけでもなんだけど、エラリィの家族とかはものすごい被害被っているはずでしょ?それを黙ってみていられる程、ヴァンは悪になりきれない気がする。
それ言ったら社会派かな(苦笑)
仰るとおりだと思いますよ。

あの海辺で島田が話しかけた後に瓶が戻ってきた事に気づいて
「人はやはり神にはなれない」みたいな事を文中で言ってた気がするんです。

だから、あの戻ってきた瓶が島田への告白の決め手になったと思えるので
あれがなければそのまま知らない振りをしていた可能性はあります。
〉10あおい様
おいらは動機が動機だけに自首はせず、
島田氏が手紙を読んでいる隙に密かに
その場からいなくなり後追い自殺を
したんじゃないかと妄想しました。
新装改訂版が出ましたねexclamation ×2あの衝撃の一文がさらに衝撃的になるよう構成されてます。表紙も新しくなってます。
あの小瓶は、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を意識しているとも思われます。

そうすると、あのあと守須(名前から勝手にあだ名は「ルブラン」だと思ってひっかかったわたしですが)は自殺なのかな、と思いましたが。
このトピックを見ると自首派が多い模様ですね。もう一度読み直してみます。
ここを読んで
やっとわかった一人です。
(人´∀`o):ぁ.*゚::リ.。:が..と*.ぅございました。

守須があやしい!  と「もう俺はおりる」で思ったのに
まさか同一人物とは!!!

「ヴァン・ダインです」は驚愕の一文でした。

話題作は何でも映像化される昨今ですが
コレはさすがに無理なんでしょうね〜


十角館は犯人の犯行理由が許せなくてすごく腹立たしかったの憶えてます。
可哀想って言うより殺された人間が可哀想でもやもや・・・
でもあれは犯人が判明ってとこでも暫く?????だった・・凄い作家さんですexclamation ×2
綾辻恐るべしですわーい(嬉しい顔)ってか永遠についてきますぴかぴか(新しい)
こんばんは
私もこの作品は、好きです。映像化は、私も難しいと思います。




 「ミステリー大好き人間の会」のコミュで絶賛されてるのを見て、今読み終わりました。綾辻作品はこれが初めてですが、『島田さん』は館シリーズでは常に探偵役なんですね。最後の一文「あそこにいる小父さんに・・・」という文を見て、守須と島田さんはなにか関係があると思ったのですが、ないんですよね?

 あと、作中でエラリイが二度カードマジックをやっていますが、そのトリックが分かる方、よろしければ教えていただけないでしょうか?メッセージでもいいので。
あれは簡単な手品ですよわーい(嬉しい顔)

相手のカードを挟ませる場所の、上のカードをちらりと見て覚えておけば、あとはその重なった2枚の並びだけが崩れないようにシャッフルすればいつでも見つけられます。
この作品を読んで東野圭吾以外にも天才がいるのだなと思いました。
自分は外国人作家を読まないこともあり、この作品でお互いをあだ名で呼び合う設定にけだるさを感じてましたが、慣れていくうちにはまっていきました。最後に守須が壜を拾ったのは運命的でしたが自分だったらそのままこっそり壜を処分します、それも運だと思って(笑)だってあんなに綿密に計画を立てたのにあっさり自首なんかできますか?
なんとなく世捨て人に近い雰囲気になってましたからね……
次は自分の番か、と感じ、諦めたというよりは迎えたんじゃないでしょうか?
あのメンバーを恐怖に陥れた末に全員殺害という目標が達成されたので、別にもう捕まってもいいと思ったのかもしれないですね、そこへあの壜がきて。それに最後は島田さんが真相に気付きつつありましたもんね。
犯行動機で同情してしまった者です。

大事な人を失って、しかも原因をつくったのが、友人たちで・・・
復讐したって彼女がかえってくる訳ではないけれど、目の前で原因つくった奴らが自分の傍で友人面して楽しそうに過ごしてる。
秘めた恋だったのが災いしたというか・・・周囲に気持ちをブチまける事が出来なかった彼の性格が災いしたというか・・・・彼女の死後、誰も彼の気持ちに寄り添ってくれる人がいなかったのが、全てを悪い方向に導いてしまったような気がします。

犯行中、かなりの心の葛藤が有った様ですが、それでもやり遂げずにいられなかった彼の心の荒れ具合。
そして、理由も判らず友人だと思ってた相手に命を奪われていったメンバーたち。
全く救いが無い話だと思いつつも、綾辻ワールドに酔っていた自分がいました。

最後のシーンで、小瓶が流れつかなかったとしても、彼は自首もしくは自殺したと思います。

自分は、この作品を読んで、絶対絶対絶対絶対絶対ッ飲めない人に無理矢理、飲酒を勧めるまい!と固く心に誓いました。

・・・って、この話を読む前に、職場の下戸の上司に無理矢理に飲ませちゃったんですけどね・・・(猛省です;

長々とすみません;;;
ミステリー系のコミュニティでの評判を見て、読みはじめ今読み終わりました!
「ヴァン・ダインです」で目が覚めました。いや〜しびれた。

島田さんが最終的に謎を暴くのかなと思いながら読んでたらページがなくなりました。島田さん陸から解決するの?とワクワクして犯人のミスを考えていたのですが(笑)春の風景画を秋の記憶を頼りに描いたと書いてあったので、桜が咲いてたり咲いてなかったりするのかな?とか妄想してました。

館シリーズはまりそうです。
本屋でなんとなく手にとってみたものが、とても面白く、ハマりました。

読了後、ふっと思ったのは、『この作品を映像化するにはどうしたらいいのだろう?』と。
(映像化の賛否は別として)

自分では未だよいアイデアが出ません。そして多分、不可能かなと。

本離れうんぬん言われていますが、このような作品は本でしかありえないないと思います。

これから館シリーズを読んでいく予定なので、楽しみです。
私も「ヴァン・ダインです。」の一行に背筋がブルブルっとした一人です。

ところで皆さんは初版?それとも新装改訂版?

私は初版世代ですが、同じく初版世代の方で

改めて新装版を読んだ方っていますか?

もう何回も読み返しているくせに、新装版が気になってしょうがない。

やっぱり同じところで同じ様に背筋が震えるのかなぁ。
新装版は、フォントが大きいのか、行間が空いているのか、読みやすい印象を受けました。

初読が新装版なら、あの台詞の位置からして、もっとぞくぞくしただろうな、と思いました。
素人探偵は薄々気付いていたにしても結局真相に到達することは出来なかった
だからこそ壜が彼の手に渡るように仕向けて確証を得たかったんだろうなあ
そして彼が自首するのかどうか
もしくは自殺してしまうのか
罪を悔いるのか
そんなことは探偵の興味の範囲外でしょうね
最後の一章が探偵の目線ではなくあくまでも彼の側から描かれていることから考えても
探偵はあくまでもオマケ/添え物/その他の登場人物だろうし

個人的な予想では
彼はこれからも生きていくだろうと
想い出だけを糧に生きていくだろうと
決して死を選ぶことはないだろうと
はじめまして、
友人に薦められて、新装版でつい一昨日読み終わりました。


初版と違うのかわかりませんが、
改訂版では例の会話のページ区切りが、

左側ページラストで、
「じゃあ守須君はモーリス・ブラウンあたりかな?」
「いいえ」
彼は寂しげに微笑し、伏し目がちに声を落とした。

ページめくる

右端に
「ヴァン・ダインです」
の1行のみ。

という構成になってます。

まさに電撃が体をかけめぐった瞬間でした。
この演出のためだけに1ページを使ってしまう贅沢さ。
本の帯煽り文、”たった1行が世界を変える”の意味がよく分かりました。

最初は「なぜ?ヴァンは一人じゃないのか?」と思ってしまいましたが、
後から考えれば考えるほど、犯人は彼以外にありえないんですよね。

あとがきによると、元々この大トリックを考えたのは友人の女性なんだそうですが、
それでもミスリードの持っていき方、島と本土の交互の展開、
犯人の”人間らしさ”、、、天才としか言いようがない。


唯一惜しまれるのは、
結局、動機に気づいたのがエラリィとルルウだけだった、という点でしょうか。
例えば、プレートと一緒に千織の写真を置いておくとか、
さりげなく自ら推測してみるとかすれば、少しは懺悔の気持ちも出たかも知れない。

でもヴァンはきっと、自分達で気づいて欲しかったんでしょうね。
そして千織との関係も、最後まで誰にも知られたくなかった。
だから、彼が自首したかどうか?
すれば動機についても詳しく調べられるだろうし、極刑もまぬがれない。
(紅次郎も自首?したようですし)

おそらく島田が告発することはないだろうと分かっていたでしょうが、
瓶を渡したこと自体が、彼自身の”告白”だったのでは、と。
審判は自分以外のものに運命を委ねる、そんな結末だったような気がします。


映像化は、顔を見せられない以上どうやっても無理でしょうが、
メディア化という形なら、ゲーム”かまいたちの夜”みたいな人物シルエット方式で
作ったら面白いかも知れませんね。

すっかり綾辻ワールドにはまってしまったので、
水車館から順番に入館していこうと思います。
> キリオさん

揚げ足をとるようで申し訳ありませんがあせあせ(飛び散る汗)
アルセーヌ・ルパンシリーズの作者は、『モーリス・ルブラン』です。
フランス人の名前ですから馴染み薄いかもしれませんが、ルパンファンなので気になってしまいましたほっとした顔あせあせ(飛び散る汗)

関係のない話題ですいません。
> ぱっく@カモミールさん

あら、失礼しました。ただでさえ本は滅多に読まないもので、それが海外作家となると…あせあせ(飛び散る汗)

元祖ルパンの生みの親だったんですね。ルパン=変装の名人、となると守須の名字自体も伏線の一つだったのか…
今頃気づきました←


その辺に詳しければ、彼らの由来と性格の関係にもニヤリとできるんでしょうね^^


アガサの作品とかも興味ありますが、自分は舘シリーズだけでもう手一杯な感じです(笑)
> キリオさん

海外古典作品は、あまりオススメはしません冷や汗

日本の新本格のほうがとっつきやすく面白い作品がはるかに多いですから、綾辻行人さんや有栖川有栖さんの作品から、推理小説の世界に馴染んでくださいね。
「十角館の殺人」の漫画化にはこのコミュ内で誰もふれられていませんね…。

アフタヌーンで連載され、講談社から現在2巻まで出ています。

今まで訳あって映像化していない館シリーズでしたが、まさかの漫画化、衝撃のラストは一体どうなるのでしょうか。


漫画を読んでいたら気になってきて小説を再読。
十角館を読んだら他のも読みたくなってまた順番に再読中です。


何度読んでも、犯人やトリックがわかっていても、面白い。
さすがです。
漫画は漫画で工夫されているのが良いですね。
果たしてあの一文をどう表現するのか、それが楽しみです。

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