ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ミイラ・ミイラ・ミイラコミュのカプチン会修道院(パレルモ)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
パレルモ(・∀・)カプチン!!

なぜカプチン派の教会や修道院に骨やミイラがたくさんあるのか、というと…

「 カプチン派は、戒律の厳しい男性修道院として知られ、死、死後の審判、天国、地獄の四終を深く考える宗派であり、僧は死を瞑想するために頭蓋骨を机においておく習慣があったという。16世紀、ペストが大流行した際、亡くなった僧侶の棺を移動するため、墓室をあけたところ、遺体の屍汁はすっかりなくなりミイラになっていた。これを見た僧たちは、神がもたらした復活の奇跡だと感動した。そして1646年、パレルモは大旱魃にみまわれ、住民は飢餓の危機に恐れおののいていた。そこでカプチン派の僧たちは、神の使者として崇められているミイラとなった僧侶を先頭に、山の頂まで雨乞いの祈願の行列をおこなった。すると幸いなるかな、雨が降り飢餓から救われたという。この雨乞いの祈願はミイラ信仰につながり、死後ミイラとなってカタコンベにおさめられることが、主に近づく最良の方法だと信じて誰もがミイラになることを望んだ。
 ミイラにするには、いくつかの方法があった。屍汁を取り出し乾燥する方法、太陽のもとに干した密室加熱法など、また19世紀になると砒素の水槽に遺体を浸し、皮膚がかたくなったところで乾燥させる方法がさかんにおこなわれた。この方法は砒素の毒で腐敗が少ない。ついで、カルシューム溶液の水槽に浸しておくと、石鹸のように屍蠟化して美しいミイラとなった」
(ドラキュラ学入門 吉田八岑・遠藤紀勝より)

イタリア、シチリア島パレルモのカプチン会修道院は8,000体ものミイラを擁するカタコンベ(地下墓地)で有名です。

コメント(681)

Calcedonio Reina "Love and Death"に描かれているのは、この画像の場所っぽいような感じ。
このあたり、絵と写真で似たような棺などがちらほら。
イタリアでパレルモのカプチン修道院のカタコンベのミイラの写真集が出版されていました(・∀・)
https://www.libri.it/catacombe-cappuccini-palermo
2014年に出ていたのに全然気づかなかったですね。
>>644もこの写真集からの画像です。

日本のamazonにもありましたが5000円ぐらいしますね。
https://www.amazon.co.jp/dp/8857607356
>>645の写真集"La veglia eterna"は、わざと陰の部分を黒く潰しているのが個性的でオシャレな感じですが、個人的にはもう少し明るいほうがミイラの隅々まで見られていいな〜と思ったりして…(・∀・)
写真集"La veglia eterna"より、子供ミイラ。

おでこのあたり、頭蓋骨がはがれて謎の中身が見えてるように見えますな。
ロザリア・ロンバルド近影
…といっても1年半ぐらい前ですが(・∀・;)

あまり変わりないようです。

Rosalia lombardo the beautiful mummy - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wXdvhDU53rU

いつも思うけど、この収納キャビネットはもうすこし雰囲気のあるものにしてほしかったですな。
男性ミイラ

>>645の写真集"La veglia eterna"より。
女性ミイラ

棺の窓が横に付いてるというのはカプチン地下墓地に安置する用に作られたんでしょうね。
>>645の写真集"La veglia eterna"より。
女性ミイラ

顔の中心が焦げているように見えます。
あるいは防腐処置で皮膚がヒビ割れてるのかもしれません。

>>645の写真集"La veglia eterna"より。
司祭のミイラ

横たわっています。

>>645の写真集"La veglia eterna"より。
司祭のミイラ

昔は立った姿勢で置かれていた?
↓の記事に1976年に撮影されたロザリア・ロンバルドの画像がありました。
棺の内側に布か何かの装飾がされていたようです。

なんでも保管庫2
100年前に亡くなった少女の朽ちない遺体の謎は解かれているらしい
http://hokanko.mond.jp/wordpress341/100%E5%B9%B4%E5%89%8D%E3%81%AB%E4%BA%A1%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%81%AE%E6%9C%BD%E3%81%A1%E3%81%AA%E3%81%84%E9%81%BA%E4%BD%93%E3%81%AE%E8%AC%8E%E3%81%AF%E8%A7%A3


現在のところ、カラー写真にはそのような装飾は見られないことから、1976年以降にガラス蓋が外されたことは間違いないですな。


「100年前に〜」の記事は読み応えがあるのですが、記事中で

「ナスジオ(ナショナルジオグラフィック)の番組のナレーションにしたがい、埋葬以来、『お棺は一度も開かれていない』ということを何度も強調して書きました。でも、これが誤った情報だとしたら、どうでしょう?
実は。1970年代に撮影されたロザリアのお棺と、現在のお棺とでは内装が違うのです!」

という指摘がされているのですが、たしかナショジオの番組中で「過去に一度ガラスが割れたことがあるという話がある」と語られていたので、この指摘は間違いっぽいですね。

あと、以前に「ロザリアの目が開く」というオカルトニュースが話題になったのですが、このニュースについて

「確かにロザリアの目は、ゆっくりと開いたり閉じたりすることが確認されました。この現象は、カタコンベの中の湿度や気温など微気象の変化が影響していると考えられています。昼に目を開き、夜には閉じるそうです」

と書かれていました。
うーむ、これはさすがに間違いじゃないかと思うんですが(・∀・;)
僧侶のミイラ

>>43-44で紹介した向き合う4人のうち、大きな帽子を被ったミイラ。
僧侶のミイラ

顔の前の布が無くなっていますが、1枚目画像のミイラと2、3枚目画像のミイラは同一人物と思われます。
ちなみに手前の棺には、

向かって左が>>593で紹介した男性(画像2枚目)、向かって右が>>34で紹介したジョヴァンニ・パタニティ氏(画像3枚目)。
>>[657] どちらも、丁寧なエンバーミング。良い仕事です。(^◇^;)
ジョヴァンニ・パタニティ氏はロザリア・ロンバルドと同じくサラフィア博士がエンバーミングを施したとのことですが、左のミイラは詳細不明。
頭の後ろに文章が書かれているので、名前とか判明してるのかもしれませんが。
ジョヴァンニ・パタニティ氏のカイゼルひげ。

カイゼルひげというのは蝋とか油で固めるらしいですが、氏のヒゲもそれで100年以上維持されてるんでしょうかね(・∀・)
こどもミイラ

板に固定されて宙に浮いてるのはまるで人形のようですな(・∀・;)
>>663と同じ人の撮影。

棺が山積みになっている写真は珍しいですな。
こどもミイラ

子供のミイラが置かれている部屋は年季の入った凸凹で汚れた壁だったんですが、この画像では壁がきれいになっています。
最近になってきれいに整備されたんでしょうかね。

画像は今年の1月にカプチンのこどもミイラの調査が開始されたという記事のもの。
https://www.livescience.com/child-mummies-research-project-capuchin-catacombs
伊カタコンベに埋葬された子どものミイラ40体超、英研究者らが本格調査へ
https://www.cnn.co.jp/fringe/35181785.html

・カースティ・スクワイアーズ(Kirsty Squires)氏が率いるチームが調査

・子どもたちのために割り当てられた部屋に埋葬された遺体41体を分析する
・地下墓所全体では、計163体の子どもの遺体が埋葬

・1787年〜1880年に埋葬され、少なくとも1284体に上る欧州最大のミイラ化した遺体群

・彼ら(子どもミイラ)は中産階級の家庭出身だったであろうことを我々は分かっている
・ミイラ化の儀礼は、貴族階級や中産階級、聖職者といった富裕な人々のために用意されていた

・ミイラ化はこの地下墓所で1599年ごろから20世紀初頭にかけて実施され、中産階級の人々から「死後も自身の社会的人格を存続させ続ける方法」と見なされていた


ミイラの数は1284体とのことで、ここのミイラの数は一説には8,000体とも言われていたのですが、実数はかなり少ないんですな。
まあ1284体でもすごい数なんですが(・∀・)

あとミイラでなくて頭蓋骨だけの遺体というのもたくさんあるみたいで、そういう遺体はカウントされていないのかもしれません。
壁の棚に並べられたり、床の上で整理されたりしている頭蓋骨。
イタリアの修道院に安置された41体の子どものミイラを調査…生活や埋葬の謎を解明へ
https://www.businessinsider.jp/post-249048

・カタコンベの写真はソーシャルメディアには投稿せず、学術論文に限定し、研究者は子どもたちの身元を特定する情報を公開しない
・アーティストがカタコンベ内をスケッチして、その絵を一般向けに公開
亡くなった子どもたちの写真を見て動揺する人がいる可能性もあるため、この方法が選ばれた

・カプチン会修道院のカタコンベは、埋葬されて自然にミイラ化した修道士を安置する場所として1599年に作られたが、後には富裕層や著名人が身分の象徴としてミイラ化されて安置されたという

・現在、カタコンベは死亡記録の残る約1284体を収容する観光施設として利用されている


調査の画像などは一般向けには公開されないようで残念(・∀・)
こどもミイラの部屋の正面壁の中央の二人組み。
こどもミイラの部屋の蓋のある棺3つは、もともとロザリア・ロンバルドと同じ部屋に置かれていたものですね。
こどもミイラの部屋の床に置かれたミイラのうち、中央のミイラは以前からこどもミイラの部屋に置かれていたミイラですな。
こどもミイラの部屋の床に置かれたミイラのうち、中央奥のミイラも以前からこどもミイラの部屋に置かれていたミイラですな。
どもミイラの部屋の床に置かれたミイラのうち、中央手前のミイラは以前は壁に置かれていました。
盛装の男女

知り合いか、たまたま赤の他人が隣り合ったのかはわかりません。
さらにこちらも1963年に撮影された写真。

ログインすると、残り641件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ミイラ・ミイラ・ミイラ 更新情報

ミイラ・ミイラ・ミイラのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング