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ミイラ・ミイラ・ミイラコミュのチリ

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チリ(・∀・)スゴイヨー!!

南アメリカ大陸の西海岸の国々、ペルー、チリ、ボリビア、コロンビア、アルゼンチンは
ミイラが豊富な地域ですが、
その中でもチリは世界最古のミイラであるチンチョーロミイラやエル・プロモ山のインカの生贄ミイラ、アタカマ砂漠のプレ・インカ文明のミイラを収蔵するサン・ペドロ・デ・アタカマ博物館など、かなりの実力を持つ国といえるでしょう(・∀・)

コメント(104)

Chiu-Chiuのミイラ

グラナダのミイラ展で展示されていたChiu-Chiuミイラ。
Chiu-Chiuのミイラ

グラナダのミイラ展で展示されていたChiu-Chiuミイラ。
Chiu-Chiuのミイラ

グラナダのミイラ展で展示されていたChiu-Chiuミイラ
Chiu-Chiuのミイラ

グラナダのミイラ展で展示されていたChiu-Chiuミイラ。
Chiu-Chiuのミイラかどうかわからないですが、グラナダのミイラ展で展示されていたミイラ。
胴体と首が外れた姿で展示というのも珍しい感じ。
カルロス・マーテル?

80年前にCarlos Martelという医学生の遺体がミイラ化され、その遺体が2012年にチリ大学医学部の解剖学博物館に寄贈された?
というようなニュースがあったらしいですがよくわかりません。
カルロス・マーテル その2

もともとミイラはチリ大学医学部にあったもので、1930年代に医学生によって盗まれ??、
その後、チリ大学医学部の解剖学博物館に返還された、
みたいな話らしい?(・∀・;)
カルロス・マーテル その3

目は義眼っぽいですな。
カルロス・マーテル その4

全身など。
カルロス・マーテル その5

男性に両腕をつかまれるカルロス・マーテル。
カルロス・マーテル その6

奥の人体標本も気になるけど詳細不明。
チリ大学解剖学博物館のミイラ

詳細は不明。
画像ファイル名が"martel"だったんですが、これはカルロス・マーテルの後ろのミイラ(人体標本)っぽいですな。
こどもミイラ

タラパカ州で1960年に発見された約2000年前のミイラで、年齢は3歳、頭蓋変形が行われていた、とのこと。

いちおうチンチョーロと書かれていましたが、チンチョーロでは4000年前にミイラが作られなくなったという話もあるので約2000年前というのが正しいとするとチンチョーロではないのかも?(・∀・;)
オスロ博物館のミイラ

1930年代にノルウェー人がチリに移住し、そこでインディアン?のミイラを発見してオスロ博物館に贈ったものの、ずっと忘れ去られていたという話だそう。
ミイラは一番古いもので2500年前、新しいもので500〜600年前のものだそう。

Found 2500 Years Old Mummies in Oslo Museum Warehouse
https://thornews.com/2015/03/04/found-2500-years-old-mummies-in-oslo-museum-warehouse/
猛毒のドレスを身にまとい...死のドレスを着て埋葬された女性。インカの儀式の生贄か?
http://karapaia.com/archives/52263252.html
カラパイア2018年08月05日

1976年、紀元1399〜1475年頃のものと思われるセロ・エスメラルダの埋葬地から、豪華に着飾ったこの2体のミイラが発掘された。
(セロ・エスメラルダ"Cerro Esmeralda"はチリ北部、タラパカ州の州都イキケにあるらしい。)

二人は9歳の少女と、18から20歳の女性で、胎児のように体を抱えるような格好で葬られていて、一緒に出てきた副葬品は104点にものぼった。

二人はインカの儀式の生贄になって埋葬されたと考えられ、遺体と共に埋められた品物の質から、この儀式はかなり重要なものだったようだと、ミイラの事前分析で報告されている。


ミイラが身に着けていた織物は、鮮やかな赤い色素で染められていて、彼女たちが生きていた(死んだ)当時は、この色合いはアンデスでは一般的にヘマタイト(赤鉄鉱)で作られていた。

だが、化学分析と電子顕微鏡で調べてみると、辰砂の色の元は硫化水銀であることが特定された。

「新たな化学分析によって、セロ・エスメラルダのミイラたちの服には硫化水銀が付着していることがわかりました。この有毒物質がチリ北部の埋葬地で出てくることは特殊なことで珍しい」


これまでの研究から、硫化水銀はインカの社会的地位の高い人々の間で儀式的に使われたようだ。

硫化水銀をどこから調達したのか、それが儀式や社会で果たした正確な役割はなにかは、まだわかっていない。

この発見は『Archaeometry』誌のオンライン版に(2018/05/25に)発表された。



タイトルに猛毒とありますが、辰砂(硫化水銀)を加熱したら発生する水銀蒸気は猛毒ですが、辰砂の状態では毒性は高くないらしいので、辰砂で染められたドレスを触っても特に問題はないようです。(現代でも朱漆や印鑑の朱肉に辰砂が使われている。)
辰砂のドレスの女性ミイラ

手など。
顔を正面から写した画像とか無いかな〜と検索してみたんですが見つかりませんでした(・∀・;)
辰砂のドレスの女性ミイラ その4

顔のアップ。

ちなみに「その1」は>>26でした。
辰砂のドレスの女性ミイラ その5


以下、ミイラの来歴など(・∀・)

イキケの海岸にある海抜905メートルの「セロ・エスメラルダ(エスメラルダの丘)」で9歳と18歳の少女が古代インカの儀式カパコチャで生贄に捧げられた。

同様にカパコチャの儀式で生贄にされたエル・プロモ山の男子が高山の寒さと低酸素でおかげで優れた状態で保存されたのに比べ、エスメラルダの少女はアタカマ砂漠の塩分と乾燥のおかげで自然にミイラ化した。

少女らのミイラはエスメラルダの丘の頂上に掘られた深さ3.5mの墓に埋められていたのが、頂上で起こった爆発(何の爆発かは不明)の際に発見された。ミイラ、特に18歳の少女のミイラは爆発によりかなりの被害を受けていた。

発掘は考古学的な手法で行われず、ミイラが1976年にイキケ地域博物館に到着すると、解剖、切開、頭皮の除去、臓器の切断・除去といった破壊的分析が行われた。

ミイラは2011年まで展示されていたが、ミイラはバラバラに分割されて木とワイヤーのフレームで支えられていた。
また湿度の管理なども行われておらず、菌類が繁殖していた。



現在、国立自然史博物館や国立保護修復センターによて保全処理が行われており、さらに2019年にチリと英独による新しいプロジェクトが進行中とのこと。

画像はおそらく18歳の少女のミイラ。首が完全に取れてますな。
チリ人兵士

2010年にタクナ県イテ地区で見つかったミイラ。

30〜35歳で、1880年ごろに太平洋戦争で戦死したと見られているそうです。

太平洋戦争というのは1879年から1883年までチリとペルー・ボリビアが戦ったもので「硝石戦争」といわれているそう。

首に布が巻きついていて絞首刑みたいにも見えるんですが、「左目の高さ(?)で顔に銃弾を受けた」のが死因とのこと。
チリ人兵士 その2

頭頂部からのアングル。
こちらも太平洋戦争のチリ人兵士のミイラ。

博物館に保管されていたチリ人兵士のミイラ11体がスイスに埋葬された
https://www.24horas.cl/internacional/soldados-chilenos-de-la-guerra-del-pacifico-fueron-sepultados-en-suiza-934966

ジュネーブの民族学博物館に保存されていた、1879〜1883年に行われた太平洋戦争時の制服を着たミイラは闇骨董市場(で合ってるでしょうか)に流出しないように聖ジョージ墓地に埋葬された、とのこと。

スイスは遺体の返還をチリに申し出ていたが、チリが拒否したため埋葬することにした、とのこと。
さらにこちらも太平洋戦争で戦死した兵士のミイラ。

コンセプシオン自然史博物館(コンセプシオンは、チリ中南部にある商工業都市で、ビオビオ州の州都)で保管されていたもので、2018年10月に科学的調査が行われたとのこと。
アタカマ砂漠のミイラ

チリ北部のアタカマ砂漠に埋まっていた古代のミイラ。世界で最も乾燥した砂漠の気候により、皮膚や頭髪、衣服が今も保存されている。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6566/

「砂漠のミイラ文化、チンチョーロ」というタイトルでチンチョーロ文化を紹介する記事の見出し画像になっているけどチンチョーロミイラではないという…。
>>38で紹介した「家族を埋葬、チンチョーロのミイラ」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6565/

「クジラの骨で仕切った墓地で眠るチンチョーロの成人2体と幼児2体のミイラ。おそらく家族と思われる。チンチョーロ文化では、遺体を保存するために乾燥したアタカマ砂漠でミイラを作ったらしい。」

の、大きい画像がありました(1枚目画像)。
2枚目画像はケース収納されているようす。
チンチョーロのミイラ

家族と思われるミイラのうち、成人男性のミイラ。
足首が板で補強されており、立たせて飾られていたと考えられているそう。
チンチョーロのミイラ

家族と思われるミイラのうち、成人女性のミイラ。
表面がざらざらして見えるのは画像が荒れてるためで、実際はすべすべっぽいです。
チンチョーロのミイラ

家族と思われるミイラのうち、成人女性のミイラ。
こちらの画像だとすべすべ感があります。
チンチョーロのミイラ

家族と思われるミイラのうち、成人女性のミイラ。
斜め下からのアングル。
チンチョーロのミイラ

家族と思われるミイラのうち、子供のミイラ。
チンチョーロのミイラ

家族と思われるミイラのうち、赤い体の子供のミイラ。
もう一体の子供ミイラは画像が見つかりませんでした。
世界最古のミイラの地が世界遺産に、保存に光明、チンチョーロ
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/111100552/

新しい保存施設が出来るという話のようです(・∀・)

「アタカマ砂漠の乾燥した気候のおかげで、チンチョーロのミイラは何千年も保存されてきた。だが、この10年で急速に劣化が進んでおり、皮膚が溶け、黒い液体が染み出しているものもある。米ハーバード大学の研究チームによれば、気候変動の影響で、微生物がミイラのコラーゲンを破壊しているという」

「湿度上昇の背景にはエルニーニョ現象の深刻化があり、博物館に保管されていても、砂漠に埋まっていても、ミイラは危機にさらされているということだ。カレタ・カマロネスの南側では、繊維や骨といったミイラの一部がピーナッツ色の丘を転がり落ちるのを住民がしばしば見かけている」

「アサパ博物館は約300体のミイラを収蔵しているが、その90%は空調も調湿も行われていない非公開の保管施設にある。現在、200億チリ・ペソ(約28億5000万円)をかけて隣地に新しい博物館を建設しており、2024年までにオープンする予定だ。広さは5000平方メートルあり、40〜60%の最適な湿度でミイラを保管できるようになる」


画像はサン・ミゲル・デ・アサパ博物館で保管されているミイラのようす。
南米チリの古代文明、オウムやインコをミイラに 理由は不明
https://www.cnn.co.jp/fringe/35168557.html

チリのアタカマ砂漠からは、同地に生息していないオウムやコンゴウインコの羽毛やミイラが見つかっている。オウムの多くは死後にミイラにされていて、口を大きく開いて舌を突き出した姿のミイラや、まるで飛んでいるかのように羽を広げた姿のミイラもあった。

鳥たちは紀元1100〜1450年ごろ、約500キロ離れたアマゾン地方からアタカマ砂漠まで、生きた状態で搬送されていたことが分かった。

アタカマに到着した鳥たちはペットとして飼われていたほか、富と権力を象徴する頭飾りのために羽毛を定期的にむしり取られていたと思われる。


画像1、2枚目はアオボウシインコ、3枚目はコンゴウインコ。
アタカマ砂漠で発見されたコンゴウインコのミイラ。
さらにアタカマ砂漠で発見されたコンゴウインコのミイラ。

画像はこちらから。
Pre-Columbian transregional captive rearing of Amazonian parrots in the Atacama Desert
https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2020020118
アタカマ砂漠のミイラ その3

>>39-40で紹介した、アタカマ砂漠のミイラ。↓の記事によると…

ドイツのマールブルク大学所蔵、チリ北部のアリカ地方で発見された男性で、西暦996年から1147年の間に生存していたことがわかっている
致命的な外傷によって死亡した
殺された時点で20〜25歳で、織物、陶器、釣り道具とともに埋葬されていることから、漁業コミュニティの一員であった可能性が高いという
1人目の攻撃者から頭を全力で殴られ、同一人物もしくは2番目の攻撃者によって背中を刺された。この刺し傷で胸部大動脈が切断されて意識を失ったが、加害者たちに頭を繰り返し殴られ続けて死に至った

…とのこと。

1100年前の南米のミイラ、残虐の限りを尽くして殺されていた! 最新3DCTスキャンで判明した怖すぎる最期
https://tocana.jp/2022/09/post_241118_entry.html
アタカマ砂漠のミイラ その4

横から。
アタカマ砂漠のミイラ その5

背中の刺された傷。
銅男 その2

「銅男」は1899年にチリのチュキカマタ(Chuquicamata)銅山で鉱山労働者によって発見された西暦550年ごろのミイラ。崩落事故で死亡したと考えられている。
鉱山の銅が含浸したために緑がかっている。

銅男はきれいな三つ編みをしているので、当初は女性だと思われていた。
ミイラがX線撮影されて骨格から男性であることがわかったのは、ずっと後のことだった。(ふんどしをはずして性器を確認などは行われなかったらしい?)

また、頭蓋骨が変形しており、これはアンデス山脈の中南部、特に沿岸部で一般的な習慣であった頭蓋変形が行われていたと考えられるそう。

>>17でも紹介しています。
銅男 その4

アメリカ自然史博物館所蔵の写真。

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