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FEM:有限要素法コミュのお湯が通る埋設管の熱伝導

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これは熱伝導解析における技術検討の体験談です。
 例えば、ビニールハウス内の地下50cmの処に管を埋設し、その中に50℃とかのお湯を流すことで、地温を上げたり、あるいは、屋内では床暖房でも、そうしたお湯を流して暖房しますが、このような、お湯を流す温度解析は、本来、熱流動解析だろうと思います。
 
 物質移動(お湯)を含む解析は、面倒なので、なんとか動的な熱伝導解析でなんとかならないか検討し、まずまずの結果が得られたので、その考え方を簡単に記述しておきます。

 3次元の動的解析です。管、お湯、そのまわりの構造物は適当に要素分割しておきます。要点は、お湯の温度情報を例えば10秒ごとに1区間(10秒間お湯が流れる長さ)ずらすことです。最初の区間は、いつも新鮮なお湯温度を設定します。尚、10秒間は非定常な熱伝導解析をします。

 こうして、一応、流れる(温度情報が流れる)状態にしておいて、10秒間の非定常解析を数100回行うと、滑らかな温度分布となります。

 説明がいまいち分りにくいとは思いますが、動的な熱伝導解析の活用で、熱流動解析向けの問題が解けたというお話です。動的な熱伝導解析というのは、非定常解析を1ステップな解析として、それを数100ステップ継続して行うものとご理解下さい。

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