ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

レコーディング&ライブ日記コミュのサザン「KAMAKURA」レコーディング日記#2 (機材編)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
当時の楽器事情というものをここで何回かに分けて解説してみようと思う。正直興味馴染みのない方には辛いかもしれませんが、当時の音に関わる重要な情報でもあり今後の記録を読むために必要なのでで悪しからず。

当時は楽器にしても、録音機材にしてもデジタル機器が日々発達していた時期で、エキサイティングな時期であった。ヤマハが普及型デジタルシンセの最初のモデルであるDX−7(写真参考)を発売した1983年以降デジタルシンセサイザーの波は止まる事なく日進月歩であった。このシンセを最初に見たのは「飯島真理さん」という当時ビクターの新人アーティストのデビューアルバムのレコーディングであった。

坂本龍一氏がプロデュースしたこのアルバムのリズムレコーディングは青山に現在でもあるビクターの401スタジオ(現在は改装しているが)で行われた。丁度このセッションで登場したのががDX−7であった。斬新なデザインとFM音源とアルゴリズムを用いたこのシンセは衝撃的であった。またこのシンセから出てくる音はとても未来的であったのを記憶している。デジタルシンセサイザーが普及型になっていったのはこの時期を境にしていたと言えよう。

サザンの出した「KAMAKURA」はサザンのそれまでの作品の中でも徹底的に時代の中枢を反映してた音楽の作られ方をしていると言える。長いレコーディング期間の間に次々と開発、発売されたデジタルシンセや機材を惜しげもなく使用し、音に反映していたからだ。その中心機材には「サンプラー」の存在があった。

(#3へ続く)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

レコーディング&ライブ日記 更新情報

レコーディング&ライブ日記のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング