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レコーディング&ライブ日記コミュのサザン「KAMAKURA」レコーディング日記 録音編#22 1986年5月14日

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年月日:1986年5月14日  
場所:ビクタースタジオ 201&302st
時間:13時〜

201stでは藤井氏がリアルフィッシュのレコーディングに参加していたため、サザンには参加できなかった。ただ同じビルの中だったので何かあれば行けるように体制を整えていた。
302stでは「Let's Go Bo Bos(正式タイトル調査中)」のリハーサルを進めていた。前回より若干メロディーも変更されていた。201stにいた私にディレクターの高垣さんから電話が入り、ヤマハのRX−11(初期の普及型デジタルドラムマシーン)でドンカマ(基準テンポを刻むメトロノーム的な役割のもので、当時はリムショットやプロフェット等の音源などが使用されていた。)を入れて後で同期させることができるかどうか?という事であった。

 解説:通常リズムセッションの録音を始める場合、まずテンポを決めそのテンポをメンバーに聞かせるためのドンカマを入れる必要がある。この時、後でシンセとの同期演奏が出来るようにドンカマの1発目がスタートする時間的な場所の管理しておく必要がある。このスタートポイントをオフセットというが、このオフセットの時間が分からないと後にシンセを同期演奏させるのが困難になる。故に通常ドンカマはシーケンサーデーターによって打ち込まれたデーターによって演奏させたリムショットなどの音を使って録音するが、高垣さんの質問はシーケンサーを使わずにRX−11単体で演奏させたドンカマを録音してバンドが演奏しても、その後のシンセの同期による作業に問題が出ないかという事であった。もし出来ないのであれば今日これからやろうとする作業が全て無駄になってしまう可能性があるからだ。

 この連絡を聞いて、藤井氏に相談し、私がこの作業を手伝うことになった。この頃には私もだいぶ機械の操作といった部分は理解していたためとメンバーにも親しくして貰っていた頃だったからだ。この時MC−4の予備はなくシーケンサーを使ってRX−11をコントロールすることは不可能であったため、ローランドのSBX−80の予備機を持ち込み、SBXのMIDI出力をRX−11に繋ぎ、SBXによってRX−11のスタートポイントだけをを管理することによりこの問題を解決した。これによってオフセットとテンポ管理ができるため、後にシンセと同期が可能になる。

しばらく302stの方に張り付いて作業を見守ることになった。Let's Go Bo Boはテンポ124で演奏され、リズム録音が終わり仮ボーカル、原さんのシンセダビングなどの作業が進行
する。

22:00
桑田さんが新曲のアイデアが突然浮かび、RX−11とDX−7でデモを作り始める。
201stの方は27:30に終了した。この後私は302stに機材を移動させてセッティングしてから帰宅。



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