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トヨタ方式研究会コミュの(7)大野耐一氏との出会い

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約20年前の冬、一部上場企業の管理者であった私は、3人の同僚と共に名古屋のトヨタグループ会社へ行き『トヨタ生産方式』を学んでくるように経営トップから厳命された。
勤めていた会社は毎月赤字、赤字の連続で切羽つまっていた。我々は会社を立て直す起爆剤になることを期待された。

当時、大野耐一はトヨタの副社長を退き複数のトヨタ関連会社で相談役を務めながら、世界各地からトヨタ生産方式を求めて通ってくる者を『実践的な改善ができる人』として育てることに専念していた。

私はいきなり自動車部品製造ラインに放り込まれた。講義や説明は一切無し。「あの・・・」と言いかける私の言葉を遮って、担当者は「ともかく現場に立って見ること」の一言。 
私は途方にくれた。いくらラインを見ても天下のトヨタグループの製造現場である。全然「無駄」等見えなかった。

1日目・・2日目・・3日目・・・担当者がやってきて「どうだ」という 黙る私・・・ところがそんな私を無視して、なんと、注文が増えたので、直ちに「人を増やさず生産性を20%上げよ」「但し労働強化は絶対ダメ」と言う。「エーッどのようにして?」私は絶句した。

宿泊先に帰って考えたが何も改善案が浮かんでこない。全くの暗闇である。「このまま逃げ帰るか・・・・ダメだ、ダメだ」私は眠らず朝方まで考え込んだ。外は三河地方特有の大雪が深々と降っていた。

明くる朝、私はせめて「ヒントをくれませんか」と泣き言を言った。「だめだ、お前達には大野先生から『徹底的に自分の頭で考え改善させ』と言われている」。 
これが大野流だ。私は覚悟を決めた。朝からストップウオッチを手に持って現場に立った。

現在の必要数(注文数)からいってタクトタイム(1個つくるために必要な時間)は18秒、しかしながら現状は22,3秒かかっている。不足分を負荷残業でカバーして生産している。4時間〜5時間と現場に立ち続けた・・すると、ある瞬間からフッと見えてきた。

コメント(1)

こんばんはーご無沙汰しておりました!けいたろうさん^^
久々にトピック拝見させて頂きましたが、、今回のお話は
ものすごく興味津々です。。
けいたろうさん、今回、ベタなお話して頂いて、当時ご経験された“非常〜にお辛い”実体験がよみがえっていらっしゃったんじゃないでしょうか。。。
・・・しかし、、大野先生と同じ時代に同じ場所で過ごされてきたけいたろうさん、、スゴスギます。。^^

TTとCTとの差が4.3秒ってことは、、直必要数が1000〜2000として、、1.5〜2時間強残業ぐらいだったんでしょうか。。
う〜む、、、、人の改善か、それともマシンの改善なのか・・・次回のトピック楽しみにしております。。^^

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