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Def Jamコンプリート計画コミュのおすすめの1枚

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このトピックは、Def Jamからのリリースで、皆さんのお気に入りを紹介していただくためのトピックでございます。

有名なリリースからマニアックなものまで、また、シングルでもアルバムでも、とにかくこれがおすすめ!、これがいい!、こんなマニアックなもの知らないでしょぉ? というものの中で、Def Jam/RAL/IDMG傘下レーベルのものでしたら、ぜひご紹介ください!



※このトピックは、リリースの紹介と、その感想や、そのコメントに対する返答・感想などに限らせていただきます。たいへん申し訳ございませんが、質問や、Def Jamに無関係な話題などに関しましては、別のトピックを用意させていただいておりますので、そちらをご利用いただけますでしょうか。

どうぞご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

コメント(4)

Wake Your Daughter Up / No Face No Face/RAL 1990

RAL下に設立されたNo Face Recordsからのファーストアルバム。

これ、いまぐぐっても、ほぼ情報がない、マイナー盤。もちろん廃盤です。

No Faceって誰やねん??って感じですね。Shahって人と、Mark Sexxって人のデュオ。その名からわかる通り、下ネタ系です。

マイアミの人なんでしょうか、なんと、あの、サウスの先駆けの先駆け、2 Live Crewが客演してます!!!!!!!!!


この、featuring 2 Live Crewの、"Fake Hair Warin' Bitch"という曲は、恐ろしくクオリティが高く、本当に名曲中の名曲です! シンセによるストリングスやギターの乾いた音に、貫禄ある2 Live CrewとNo Faceの下手なラップ。トラックとライムが完全に一体化して、違和感なく放送禁止用語を受け入れられる、すばらしい曲です。

まぁ、この曲以外には、特筆すべき曲はないですけど、この曲を聴くためだけでも、このアルバムを手に入れる価値は十二分にあります。



ちなみに、このNo Face Recordsからは、その後、BWPという女性ラッパーがデビューしましたが、その2枚で打ち止めになったようです。

隠れた名盤として紹介する一枚目は、1990年リリースのマニアックすぎるアルバム、"Wake Your Daughter Up"でした。
Conversation / Twinz    G Funk Music/RAL 1995



こちらはNo Faceよりは有名ですよね(笑)。


G Funk Musicですよ、G Funk Music。あのWarren Gですよ。Dr.Dreの実弟、Warren Gが主宰するレーベル、G Funk Musicからのアルバムです。

このG Funk Musicからは、Warren Gのほか、The Dove Shackなんかがデビューしてますが、いずれもRALからディストリビュートされてます。


G Funk Musicなんていう、直接的なレーベル名を作れたのも、きっとDr.Dreの弟だったからではないでしょうか。






1992年のChronicが、世界中の音楽シーンを変革してしまい、それ以降のしばらくは、ウエストコーストがすっかりメインストリームになったのはいいけど、低質なGファンクのコピーばっかりがあふれ、ほんとうに良作が少なかった時期です。


ウエストコーストの台頭で、デフジャムはすっかり勢いを失い、Death Rowなんかに打ちのめされていました。かといって、クオリティの高いウエストのラッパーも獲得できず、ほんとうにひどい低迷期でした。


そんな中、デフジャムの救世主として獲得したのは、なんとGファンクの元祖、Dr.Dreの弟、WarrenGでした!


Gファンクでスムースなメロディに、メロウなWarrenGのライムは絶妙のバランスで、とくに、NateDoggをフューチャリングした"Regulate"は大ヒットとなりました。そのWarrenGの完全プロデュースでデビューしたラッパー2人組が、Twinzでした。


名前からして、双子なんでしょうか? 声は幼いので、Jermaine DupriのKriss Krossみたいな存在なんでしょうか?


とにかく、楽曲のクオリティが高すぎです。WarrenGがまったく手を抜かずに、徹底的に作りこんだ、すばらしい楽曲が、Twinzのライムとはまり、すばらしい良作に仕上がっています。10曲目のHollywoodで盛り上がりを作るところなんか、アルバム全体の構成としても、とてもすばらしいです。



僕としては、この「Gファンク一世風靡」の時期は、Wu-Tang系以外は、まったく良作に恵まれなかった、「空白の時期」でしたので、この作品は衝撃で、95年のベストアルバムでした。



しかしながら、こんな内容なのに、なぜかあまり売れなかったようです。G Funk Musicも、TwinzとDove Shackに続くラッパーはついに出ませんでした。WarrenGも、デフジャムからのリリースは2枚どまり。


しかし、いずれも傑作ばかり。
ウエストコーストの波にはまったく乗れなかったデフジャムの中で、唯一のウエスト良作群です。




2000年以降、サウスがメインストリームになる時代を予見したデフジャムは、ScarfaceをCEOに据えたDef Jam Southを立ち上げます。

ウエストにおける失敗を元に、早々にサウスに先行投資したデフジャムはその後、実力派サウスラッパーの獲得に次々と成功し、サウスがメインストリームになった現在、そのリーダーシップをとることに成功しています。また、低質なコピーの氾濫を防ぎ、デフジャムらしいクオリティの高い作品群を創出することにも成功しています。


ウエストのときの教訓は見事に生かされたわけです。

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