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「名もなき詩人」同好会コミュの弁護士会人権擁護委員会への提出書面

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二戸警察署に拘置されている時に、岩手弁護士会人権擁護委員会にこのような要望書を提出しました。留置所内に備え付けの報告書を、看守が出そうとしないので、弁護士を通じて出すことができました。

留置場における待遇改善のお願い
私は岩手県二戸警察署の留置施設に約40日間に渡り拘留されている者です。拘留に際し、自由が拘束されることに関しては覚悟がありましたが、留置所内の待遇によって健康を害し、命を削られることは容認できません。私たちを拘留し、命を預かるものには、それに足りる心構えと精神的な抑圧をしないように気を配り、解放されるまでの期間、しっかり身の安全を保証する責任があると思います。然るに、その対応の処々に高圧的な考え方が潜んでおり、それが慣例化していると思える部分も少なからずあります。私は大麻開放を自分の使命と考え、裁判の行方次第では無実を勝ち取ることも可能であると信じてここにおります。いわば、まだ犯罪者と確定していない状況であり、それでいながら、留置所内の待遇によって健康を損ね命を縮めるといった、前倒しで罰を受けているのと同様の状況に置かれるのは、納得できないものを感じます。この状況は私たちの命を預かる人々の悪意、あるいは無関心から生じるものであり、「悪事を働いたのだから、生かしてもらっているだけでありがたいと思え」的な薄情な待遇を改め、人権を尊重した理解をしていただきたいと思います。 
 全国の留置施設に拘留されている人の中には、罪悪感や劣等感、あきらめから、言いたいことを言えない人、うまく自分の主張ができない人もいると思います。又、このような事柄に注意をはらわずに生きてきた人にとっても、人間の体内構造、生理的欲求は大きな違いはないはずですので、そういった人々全てを代弁するつもりで、この書面を提出します。私の主張の中には改善の難しい部分もあるとは思いますが、やる気さえあれば即日的に改善が可能なものも多いと思います。
まずは留置所内の生活環境についてです。私たち被留置者は、自然の空気、太陽に光といったものから隔絶させられ、夜は明かりの消えることはなく、空調設備の作動音の絶えない、闇も静寂も無い、不自然な環境を押し付けられでいます。もしも、人間を2つのグループに分け、一方は自然に触れることが許され、他方は許されないとしたら、許されないグループはストレスに苛まれ、寿命にも悪影響が及ぶのは、同じ人間として理解できることだと思います。つまり、私たち被留置者は、施設内の環境によって、人生の自由を奪われるという罰に加え、ストレスによって命を縮めさせられるという二重の罰を受けている訳です。この二番目の罰は容認できるものではありませんし、施設側に改善する気持ちがあるならば、改善可能なものです。私たち被留置者は、生存の権利として、自然の光や風に接する機会を要求します。具体的には、遮蔽された運動室を改装し、風や光を感じられる空間にして欲しいということです。又、夜の電灯も過剰な警戒だと感じます。私たちは別に熟練した脱獄技術を持っている訳ではないのです。夜間ぐらいはそのような警戒を時、安眠できるように電灯を消し、空調ではなく、自然風による室温調節に切り替えて欲しいと思います。
 次に、朝の引継ぎや取調べ、他所への護送の前後に行なわれる、厳重な手錠と縄による緊縛と屈辱的なボディチェックについてです。まるで、被留置者の誰もが縄抜けの名人かマジシャンであるかのように執拗に繰り返すやり方は、私たちを屈服させようという意図が感じられ不愉快です。特に、ボディチェックの繰り返しは、あまりにもしつこく繰り返され、怒りすら感じます。被留置者の尊厳、プライドを考慮した、適度な検査体制、日頃の態度によっては緩和することも考えていただきたいと思います。
次に、水道水についてです。設置されている流し台には、乾くといつも白い混合物が残留しています。一般的に利用されている水道水で、これほど残留物が目に付くことはあり得ません。又、入浴時、温水シャワーを浴びると指がしわくちゃになり、朝の入浴でありながら、就寝時まで元に戻りません。この水を飲み始めてから私は、喉に痰がからみ始め、時には鼻水や目の充血などに悩まされました。看守に何度も要望し、市販の飲料水を購入し、水分を補うようになってからは、この症状は軽減しました。隣の留置室からもしきりにくしゃみや鼻をかむ音が聞こえ、この症状は私だけのものではないと感じます。雑菌の繁殖を恐れるあまり、過剰消毒した水が被留置者の健康を害しているのではないでしょうか。早急に、浄水器を取り付けるなどの飲料に適した水の確保を要望します。
次に留置所内の食事についてです。留置所内の食事は野菜類が少なく、栄養バランスが悪いと感じます。そのためか、私は歯茎の腫れや深刻な便秘に悩まされましたが、朝食の牛乳を野菜ジュースにしてもらい、それ以外に自費で野菜ジュースを買って、ビタミン類、植物繊維を補うことで、症状を緩和することができました。自費で対応しなければ栄養バランスが整わない食事は、やはり改善する必要があると感じます。又、メニューは三食とも人工的な食品が主であり、生野菜や果実のような、生命を宿したままで食べることができる食品が全くありません。これも、太陽光、自然風を軽視している現代科学の身勝手な思想の押し付けであり、配慮に欠けた対応だと考えます。朝、昼、晩の三食のうち、最も栄養的に貢献度の低いのは朝のパンと牛乳だと考えます。パンは大抵、白砂糖をふんだんに使った菓子パンであり、白砂糖は化学的に精錬された薬物です。毎日そのようなものを食べていては、味覚が狂い、甘いものが欲しくてたまらない癖が付いてしまいます。又、牛乳は成長期にある未成年であればともかく、成人には不要の栄養であり、老年者が牛乳を飲むと骨内のカルシウムが溶け、骨粗しょう症になりやすく、女性の乳がん発生を高めるという報告があります。栄養バランスを考慮した食事にするには、朝食を改めるのが最も効果的であり、牛乳を野菜ジュースに換え、パンを日本食に、それが無理なら豆腐一丁納豆一パックという形でも、まだ菓子パンよりはましだと考えます。もちろん、生野菜や果実を提供していただけるのが最もありがたいでしょう。
最後に、布団のシーツについてですが、クリーニング業者の扱い方が非常に悪いと感じます。取り替えたばかりのシーツは洗剤の臭いがきつく、体中に臭いが移り、なかなか取れません。シーツ交換の度にこのような嫌な思いをするのは耐えられません。とにかく留置所内には化学物質が溢れ、極力、それらに被曝する機会を減らして欲しいと思います。クリーニング業者には特に改善するよう指示をお願いしたいs、希望によてはシーツを取り替えない選択も受け入れていただきたい。  以上。

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