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駆馬 X 賭人コミュの第76回日本ダービー

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3回東京4日目
10R 日本ダービー G1 芝2400
1-1 ロジユニヴァース(牡3、横山典弘・萩原清)
1-2 アプレザンレーヴ(牡3、内田博幸・池江泰郎)
2-3 フィフスペトル(牡3、安藤勝己・加藤征弘)
2-4 トップカミング(牡3、幸英明・境直行)
3-5 マッハヴェロシティ(牡3、柴田善臣・武藤善則)
3-6 ケイアイライジン(牡3、松岡正海・尾形充弘)
4-7 ナカヤマフェスタ(牡3、蛯名正義・二ノ宮敬宇)
4-8 ブレイクランアウト(牡3、藤田伸二・戸田博文)
5-9 ジョーカプチーノ(牡3、藤岡康太・中竹和也)
5-10 アントニオバローズ(牡3、角田晃一・武田博)
6-11 セイウンワンダー(牡3、福永祐一・領家政蔵)
6-12 リーチザクラウン(牡3、武豊・橋口弘次郎)
7-13 シェーンヴァルト(牡3、北村友一・岡田稲男)
7-14 ゴールデンチケット(牡3、川田将雅・森秀行)
7-15 アーリーロブスト(牡3、三浦皇成・本田優)
8-16 トライアンフマーチ(牡3、武幸四郎・角居勝彦)
8-17 アイアンルック(牡3、小牧太・橋口弘次郎)
8-18 アンライバルド(牡3、岩田康誠・友道康夫)


いざっ!

コメント(2)

海外出張のため予想ができなかったヴィクトリアマイルとオークス。そして、久しぶりに接するG1がダービーとくれば、否が応でも力が入る。

皐月賞前の評価から一変、世間は皐月賞馬アンライバルドで1強ムード。
確かに皐月賞は強い勝ち方だった。走破時計も優秀だし、何よりもあっという間に先団を飲み込み、次の瞬間には突き放していた勝ち方も見事。牝馬に続いて牡馬も2冠濃厚かとも思える。
ただ、あの反応の良さと切れに切れる脚が、逆に府中のチャンピオンディスタンスでは逆に若干の不安を抱かせるのも事実。
随分と解消されてきたとはいえ、元来かかり癖のある馬。貯めて貯めて爆発させる、その仕掛けどころが、この長い直線では難しいのではないか。
皐月賞馬に敬意は評しつつ、対抗評価に留める。

本命には皐月賞2着馬、トライアンフマーチに期待したい。
その皐月賞は最後方から最速の上がりでアンライバルドに0秒2差まで追いすがった。展開が向いたとの見方もあるが、後半7ハロン1分21秒7はとにかく速い。追い始めてバテない末脚はむしろ中山よりも府中向きにも思えるし、角居厩舎でウオッカとの意欲的な調教を経て、この最高峰の舞台で素質は開花する。
問題は鞍上、武幸四郎。腹を括って、馬の力を最大限に発揮する一世一代の騎乗を見たいぞ!

アンライバルドに若干の不安を覚えるだけに、他にも手広く。
中でも注目は青葉賞を根性の差し返しで制したアプレザンブレーヴ。府中2戦2勝の実績は魅力だし、雨が降り続いた少し湿り気味の馬場もこの馬には有利。
何よりもこの馬の力を証明しているのが、皐月賞3着馬を袖にしての内田博幸の選択。これほどまでの騎手、何かを感じているとしか思えない。

前が残る今開催の府中で、やはり注意したいのがリーチザクラウン。
この馬の場合、力は確かなのだ。問題は折り合いのみ。気持ち良いスピードでスイスイと進むことができれば、馬場を味方に簡単には止まらない。

同じく巻き返しに注意したいロジユニヴァース、府中に変わって警戒したいナカヤマフェスタ、好調福永が御するセイウンワンダー、NHKマイルカップ馬ジョーカプチーノ。
中でも最も警戒したいのが、フジキセキの背中を知り、ジャングルポケットでダービージョッキーとなった角田が絶賛するアントニオバローズ。馬っぷりからは大物感を感じさせるし、府中の直線でこそその荒削りな末脚は爆発しそうだ。

さぁ、今年もダービーがやってきた。
ゲートインして、無事にスタートを切ったその瞬間、この舞台にまで駒を進め、最高峰の戦いに挑む全馬を、賞賛と敬意の拍手を持って見守ろう。
晴れるまではいかないまでも回復に向かう天気予報をあざ笑うように、午後から土砂降りの大雨。結果、記憶にないほどの泥んこ不良馬場で行われたダービー。
ここまでの馬場になると馬自身の力うんぬんよりも、この馬場をこなせるかどうかの方が大きい。さらに、泥を被って後方に待機し、直線にかける切れ者にはかわいそうな馬場ともなった。

そんな馬場状態の中、大きく後方を引き離して逃げたNHKマイルカップ馬は結果的にハイペース。離れた2番手を進むリーチザクラウンが実質的にはこの馬場に適したペースでレースを引っ張ったことになる。
そんなリーチザクラウンを見るように、2〜3馬身後方で、インにぴったりと張り付いてレースを進めたのがロジユニヴァースだった。それはまるで暮れのラジオNIKKEI杯のようなレース振り。
直線も早々に下がってきたジョーパプチーノを捌いて先頭に立とうとするリーチザクラウンの、さらに内のスペースをこじ開けるように抜け出し、そのまま力強いストライドで2着に粘るリーチザクラウンに4馬身の差をつけた。
スタートはそろっと出てすぐにはインに切れ込まずに馬を落ち着かせ、ジョーカプチーノが譲らないと見るやすんなりと番手でリーチザクラウンを折り合わせた武豊の騎乗は、現時点の馬の状態を最大限に発揮する見事なレース振りだった。実際、ロジユニヴァース以外には抜かれていないのだから、この馬も皐月賞大敗の汚名を晴らす素晴らしい2着。
ただ、そのリーチを目標にレースを進め、ここしかないという馬1頭分の隙間を縫って出たロジユニヴァース横山典の騎乗は、武豊を上回る冷静さと大胆さだった。ロジユニヴァース自身も、スピード決着よりもタフなスタミナ勝負の方が向いているのだろう。

このダービー1、2着馬を短期間で立ち直らさせた陣営は見事だったし、何よりも、横山典弘がついにダービージョッキーになった。
長年、東の競馬界を引っ張り、ベテランとなってさらに円熟の手綱裁きを見せ、勝てば馬のお陰、負ければ自分を責める男なだけに、ファンも多く、そのファンからの支持も高い。
そんな彼が、ダービージョッキーの称号を手に入れた。
力いっぱいの拍手で、新しいダービー馬とダービージョッキーを讃えたい。

皐月賞上位馬はそろって惨敗だったが、この馬場だけにかわいそうな部分もある。
他路線組も大負けはしていないのだから、この結果が全てではなくまだまだクラシック路線で可能性は残した。

春のクラシック戦線は終わったが、秋に向けてまだまだ予断は許さない。

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