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無二会コミュの19年前の12月8日(火)

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昭和62年冬2組時間割より

5時半:起床
6時〜7時:勤行・法話
7時〜8時半:清掃・朝食
9時〜12時:稽古・稽古場見学
12時〜13時:昼食
13時〜14時半:濃茶点前 菅田主任教授
14時半〜17時:作文 於事務局3階
18時〜20時:懇親会 於事務局3階
20時〜21時半:入浴
21時半〜22時:ミーテイング
22時〜:就寝

5時半〜 起床・勤行 朝のぴしりが好きになっていた。気持ちが引き締まる。

7時〜 清掃・朝食

9時〜稽古・稽古場見学

今日は家元の三八稽古。順番に松風楼での三八稽古を見学させて頂く。
掛物は、釈尊のよろめく絵。真塗丸卓での稽古。庭の松、つつじに雪が残るなか、稽古場は静かにきりり、先生方もお稽古中。

12時〜昼食

13時〜濃茶点前 菅田主任教授

*掛物 「無事」 雪窓作 吸江斎好

*主茶碗 「検校写し」弘入作 利休七種の一つ
     (この茶碗を残してあるとは皆々検校(めくら)だなと利休が言った。
     楽茶碗・全体的に薄灰黒色で下が赤楽、高台にも釉がかかっている。
     すごく重い)

*茶入れ 膳所焼 「尻張」(こぶり、ふっくら丸)
*仕覆 宝尽くし (青っぽい)

*出袱紗 即中斎好み 即中緞子 (抹茶色唐草の変形、金糸あり)

*濃茶 而妙斎宗匠御好み「祥雲の昔」 詰・柳桜園

*主菓子 「雪餅」とらや製 (芋栗餡が甘すぎず美味、白いきんとんがふわっ)

*干菓子 菜果チップス 末富製 (煎餅の真中に蓮根やごぼうが入っている)

*数茶碗 丹波焼 (茶緑で薄い感じに白い釉がかかっている)

静かな静かな濃茶点前。物をとるという事があまりに自然で、とっているようには見えなかった。茶せんが生きていた。気がつくと、まったりとした濃茶の余韻が口の中に残っていた。何と早いこと。

14時半〜 作文 何を書いたのだろうか、全く記憶がない。


18時〜 懇親会 
    
宗匠方も参加されての一時。誰か芸をしていたような??菅田宗匠がずっと笑っていらっしゃり、厳しい表情以外を垣間見て、何故かとてもうれしかった事を覚えている。誰の誕生日だったか記憶はないが、吉田先生がバースデーケーキを用意して下さっていた。あれはいったい誰の為だったのかしら。宗匠方の自然な様子に気が緩み、あちこちでいろいろお話しをしたように思うけれど、悲しいながらはっきりとした記憶がない。一つ、吉田宗匠が「僕はこの酒しか飲まない」とデユワーズを手元に置いていた事、妙にそれを覚えている。今も彼方でお飲みでしょうね、きっと。

稽古以外にもこんな素晴らしい席を用意頂き、感謝しきりで妙顕寺への帰り道は弾んでました。寒さも、眠さも、どこかに吹き飛んで。

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