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ファンタジィの痒いトココミュの魔法ってなに?

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 先に「ファイヤーボール〜」トピを立てちゃって、根っこの話がまだでした。
 ファンタジー世界における“魔法”って何でしょう?
 これまたやっぱり世界の設定によっても違うし、「ファンタジー」の一言でまとめること自体が乱暴なんですが(^^;
 あなたにとって、どんなものが“魔法”でしょう?
 あれも魔法。これも魔法。色々あっていいと思います。

コメント(8)

現実の魔術、魔法、妖術、神仙術、その他諸々は、「真理」に至る為の手段でしかなく、また「真理」に至る道そのものが無数にあるとされているので、それが使えるという事だけではなんの意味もないのですが、大方のゲームでは、やはり意志力イメージ力で現実を歪める物と言えるでしょう。
「呪文」はチートコードみたいな物で、世界の法則を一瞬歪める事が出来るのではないですかね。
僧侶の使う信仰魔法とかも、現実を歪めている事に代わりはなくても、祈りを捧げるという行為で、より上位の存在に自分の願いを叶えて貰う物ではないですかね。
ファーローズは、確か世界に偏在するマジックイメージという、世界そのものの心性の欠片を使う事で、世界そのものに干渉して魔法にしている、と言う設定だったはず。
ファーローズで好きな言葉に、『「魔法で癒す」ことは、「癒しの魔法を用いる」と言う事とは違う』という物があって、「魔法とは何か」を考えるのに凄く参考になっている物なんですけどね。
作品やテーマによって違いますから、難しいですね。
ほとんどの場合は、ファンタジー世界であることを明白にすると同時に、ストーリーテーリングのためのギミックでしかない気がします。人間ドラマが優れているロボットアニメのロボットもしかり。

物語世界の中の視点でみるなら、それらは「目的実現の別方法」といったものでしょう。
手に持てる道具で物事を解決する人物にとって、呪文で解決したり、祈りで解決したり、キーボードを打って解決したりするのは、いずれも「別の方法」であり、それがより大規模だったり、効率が良かったり、そもそも手道具では実現できないことを実現するなら、それは魔法といって差し支えないかと考えます。その実行の際に、元になるエネルギーについての理解がなければなおさらです。

「魔法の国ザンス」や「エルナサーガ」のように、その世界の根幹に関わる魔法を主軸にすると、また違うのですけど。

また、発動させるタイプの魔法と、その存在の有り様が魔法(のよう)である場合も、考え方は別になりそうです。

たとえば、「グイン・サーガ」のグインの豹頭は、技術なのか魔法なのかの視点を考えると面白いものだとおもいます。グインが元々いたと考えられる(と描かれている)ランドックでは、グインの頭の件や、転移装置、宇宙船は「技術」でしょうが、物語の主舞台である地上世界では、それらは魔法によるものとしか理解できないわけです。

逆に、D&Dの世界設定の1つ「エベロン」では、蒸気機関や電気の代わりに、魔法が技術として普及してたりします。飛空挺やライトニング・レイルという大陸横断鉄道、身近なところではライトの魔法による街灯などがあったりします。

物語手法での「魔法」か、物語の中の視点での「魔法」は、別に考えた方が良い気がしますね。
まずは、道具としての魔法。
あきらさんの言っていた技術としての魔法ですね。
これは、世界に普及している技術の一つとして認識されます。
つまり、明確な法則性が世間に知られている場合です。


もうひとつは・・・まあ、こちらの方が個人的には当に魔法と呼ぶに相応しいと思うのですが・・・。
『不思議と思う』『驚愕する』『いぶかしむ』という事から生まれる魔法。
つまり、事象の受け手のが魔法を作り出してしまうと言う事。
未開の地で、ラジオから音が流れるのを聞いて、それを魔法だと思い込む事、というのが一番、判りやすい例でしょう。
とはいえ、我々の感性からすると、理解は出来ても共感は難しいと思います。

なので、それを体感できる(かもしれない)手段も併せて紹介いたします。
例:街灯の無い夜の山に登ってください。幽霊が出るとか、暴漢が居るとかいう具体的な不安以前に怖いと思ったなら、その感覚。
理屈や理論以前の原始的な感覚です。夜の木々は怖いものです。魔法そのものではありませんが、その感覚は魔法を『感じる』事に通じるものがあると思います。尚、マムシの生息域は日本全国となっているそうです(何)

例:祭りや神事に参加してみましょう。
これからの時期なら年越しの神事や新年の神事に参加するのも良いでしょう。その昂揚感は、魔法そのものではありませんが・・・魔法を感覚的に理解するための一側面として機能すると思います。

無論、感覚的なことなので普遍的な話では有りませんが、先述した様に、受け手が『作り出してしまう』モノなので最後には個人に還元されるべきものと割り切って話しました。

これらは文字にしてしまうと、こんなものか、という程度のものですが、その瞬間の感情の動きは言葉に出来るものでは有りません。
そうした言葉に表現できないような感情が魔法を生み出している、と思います。
激しく抽象的ですが。
みなさまの考えを見せていただき、再度確認したのですが、魔法っていっても色々あるのですねー♪

特に御苑生広見様のご意見、ファイアーボールのトピックでも唸ってしまいました『現実を歪める』というもの。考え方の順序がひっくり返ったようで、とてもとても面白かったです。
ファイアーボールが火の玉が飛んでいくと見える事は、結果として常人にはそう見えるだけであって、実際にはどうなっているかは判りませんものね。

あきら様の物語の中からの視点での魔法というのも納得であります。昔のインカ帝国の人たちは、スペイン人の鉄砲を魔法だと思ったかもしれません。インカ帝国視点で物語を紡ぐなら、それは魔法でぜんぜんOKでしょうねー!

ももんげ様の『感じる』魔法にもつながってゆきますよね。事象の受け手が作る魔法ですよね。夜の山や祭りか。なるほど、これは現実にもたくさんありますよね!

『満月』とかも魔法を感じそうです。ちなみに今日の月はかなり丸くて銀色で魔法を感じますよ〜♪私の子供の頃ですが、電子レンジを、慣れるまでは、魔法のごとく恐れおののいていた事を思い出しました。『我が敬愛なる将軍様うんたらかんたら』のアナウンサーにも魔法を感じますねー。『最高ですか〜!』はありゃ魔法に違いないですね。

あれれ…。『魔法=理解できない』になってしまった。ちょっと違いました。すみません。
魔法と科学の違いは、物理的に因果関係を見出せるか、という点にかかっています。
逆に言えば、因果関係が見えない場合、「高度に発達した科学は魔法と見分けが付かない。」(by A.C.クラーク)ことになります。

トフトさんの例を引けば、銃は「火薬の爆発により弾丸が発射される」という因果関係を知っていれば技術、知らなければ魔法ということになってしまいます。
では、エンタテイメント系の魔法は、因果関係がわからないから魔法か、というとそうでもありません。
ファイナル・ファンタジーや、私が例に出したD&Dエベロンでは「使い方」「定着度」という点で、技術化しています。魔法を引き起こすのに、エネルギーを引き出す方法が確定してしまえば、技術化してしまうのです。

別の側面からもう1つ提示すると、「魔」という語は、「(仏教の)教えに親しんだり、修行を妨げるもの」という意味の語です。「法」は決まり、教え、規則といった語です。
つまり「清く正しく生きることを妨げる決まり、命令」とでも言うべき熟語だという意味になるわけです。
この雰囲気の「魔法」は、ももんげさんの魔法に近いのではないでしょうか。

杓子定規に見るのもあまり良いことではありませんが、「魔法」を上に書いたような意味で魔法に関する設定や文章を読み解くと、色々面白いですよ。

念のために付け加えると、「魔法」という単語を国語辞典で引くと、"人間わざとは思えない、不思議なことを行う術。魔術。妖術。"と出ます。熟語になって個別の字の意は薄まった感じかも。
トフト様の意見に近いのが、「World of Darkness」(以下WoD)シリーズの「メイジ・ザ・アセンション」の世界観でしょうかね?
WoD世界の魔法使い「メイジ」達の考え方によると(ヴァンパイヤやワーウルフの考え方は異なる)、世界は意志力でねじ曲げられるのです。
しかしWoD世界も科学技術が一般的で、ほとんどの人間は魔法なんて物語の中だけの事、と信じています。
(実は科学技術も「魔法」なのです。
それを使うメイジの集団を「科学技術結社」と呼びます。
火薬は火がつくとみんなが信じているから火がつきます。
電池は電気を溜めてあると信じているから、電流を発生させられます。
エンジンだろうが、コンピュータだろうが全て魔法の産物です。)
そして世界を意志力でねじ曲げられるのなら、「魔法なんて無い」と信じる事も世界をねじ曲げます。
だから普通の人は魔法が使えないのです。
メイジ達の精神力は常人のそれより強いのですが、それでも60億の総意に優るほどは強くありません。
よって魔法を使おうとすると、既に発動している「魔法なんて無い」という魔法とバッティングを起こして、それが「矛盾」と言うペナルティとなって、メイジに襲いかかってくるのです。


外国産ゲームであまり知られていませんが、なかなか面白い世界観ですよ。
大事な事を忘れていました。
識字率・及び教育の普及の無さなれない世界において、高度な力を持つ魔法。
読み書き・算術・測量

・・・如何でしょうか?
神・悪魔・精霊など、ファンタジーには定番とも言える存在、或いは「魔力の源」のような物が実在する世界ならば、それらとアクセスして現実世界に干渉する方法論が「科学的に」体系付けられている、と言う事があるかもしれませんね。

つまり、ある事象に対して干渉する際に、その因果関係や法則性が理論的に体系化されている「魔法」と言う事ですが、この場合、その世界においては「魔法」と「科学」は同義語になってしまうような気もします。

もっとも、そうした物が実在する世界だと、世界を支配する法則そのものが、我々の知るそれとは全く異なる可能性すらある訳ですが。

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