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アルフレッド・デラー コミュのウィリアム・バード

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25年ぶりぐらいでしょうか、デラーコンソートのバードのミサ曲集をCDで入手、聴きました。

こんなに良かったかしら?!

精緻で鮮やかな演奏を聴きすぎたのかしら?
とても優しい、暖かい歌声に感動。

William Byrd(1542?-1623)
Mass for three voices、for four voices、for five voices

Deller Consort
 Alfred Deller(contre-tenor)
 Honor Sheppard(soprano)
 Neil Jenkins(tenor)
 Maurice Beven(baryton)
 John Buttrey(tenor)

仏harmonia mundi盤CD 1968年録音

コメント(6)

ご無沙汰しています。しばらくパソコンが不調なためお休みしていました。

デラーコンソートのバードのミサ曲集、私もLP時代から愛聴しています。タリススコラーズはもちろん完璧なんですが、なんか完璧すぎる気がしますし、ケンブリッジ・キングスカレッジ合唱団の演奏(1960年代初め)は今ひとつ透明感に欠けるし・・・

もしかすると、バードのミサ曲がまとめて日本に紹介されたのはこの演奏が初めてだったのではないでしょうか。まだ「バッハ以前の音楽なんて難解でよくわからない」などと言う評論家もいた時代、彼らにもとても新鮮だったのでしょう、確か音楽之友社が選定する「日本レコードアカデミー賞(だったかな?)」の大賞を受賞していたと思います。

この演奏をきっかけにバードのミサ曲をアマチュア合唱団でも取り上げるようになり、私もミニチュアスコアで3声のミサを歌ったことがあります。何せ手に入る演奏がこれしか無いので、みんなデラーコンソートのコピーでしたが(^^)。金沢大学の合唱団が歌った5声のミサ曲、とっても素敵でした。

それにしても、LPで最初に発売された時には3枚組で高くて買えなかった演奏が、HMFの廉価版CD1枚に収まってしまうのですね(モテットは省かれていますが)。昔の方が大事なLPを真剣に聞いていたような気もしてちょっと反省。
>LPで最初に発売された時には3枚組

そうでしたね!
私がLPで購入したのは、ビクターの廉価版シリーズで、デラーのHMF録音が大量にでたときでした。
他にバードのモテットが収録されてたことを思い出しました。

このシリーズで、「チューダー朝の音楽」、「エリザベス朝の音楽」、「パーセルのフルアンセム」、「シェイクスピアの音楽」、「フォークソング集」など、随分買い込んで聴いてました。

特にチューダー朝の音楽はよく聴きました。
確かダウランドの通称・蛙のガイヤルドが入ってる盤です。
この曲、好きでした。

当時の印象では、デラーコンソートの歌唱は、もっと、おどろもどろしてたような気がしてたのですが、このバードのミサ曲に対する、この歌唱はいいですね。

>タリススコラーズはもちろん完璧なんですが、なんか完璧すぎる気がします

ホンに!
私もデラーのLP処分後は、タリススコラーズでずっと聴いていたので、曲自体に対しても誤解があったような気がします。

デラーコンソートと同じタイプの演奏は、ヒリヤードアンサンブルが評価が高く、実際うまいですが、これもちょっと綺麗すぎるような気がします。
デラーコンソートの方が楽しいですね。
こういう曲ではないのでしょうか?
> 私がLPで購入したのは、ビクターの廉価版シリーズで、デラーのHMF録音が大量にでたときでした。
私も一緒です(^^)。特に「フォークソング集」はお気に入りでした。HMFは録音も優秀でしたね。

> こういう曲ではないのでしょうか?
実はバードの3曲のミサの印刷譜には表紙が無く、長い間、作者不明だったそうです。当時はエリザベス一世のもとで英国教が奨励されていた時代で、カソリックは迫害を受けていました。カソリックだったバードは秘密に行われていたカソリック礼拝のためにこの3つのミサを出版したため、作者が誰かが明るみになって罰を受けることが無いように表紙をわざとつけなかったのではないかという説もあるそうです。秘密の礼拝堂でひっそりと歌われていたのか・・と想像するのも楽しいですね。
(出典:「ルネサンスの音楽家たち」(今谷和徳著、東京書籍))
そういえば、バードの時代はイギリス国教会の時代!
カソリックのミサ曲があること自体不思議なことですね。

もうその後のパーセルなどイギリスの作曲家には、通常典礼文のミサ曲もレクイエムもありませんものね。
宗教曲も限りなく世俗曲に近いような、独自のスタイルをした曲が多いですね。

曲への理解が深まったような気がします。
ありがとうございます。
こんな本があるようです。Dellerさんの伝記でしょうか?それほどお値段も高くないし、ちょっとおもしろそうですね(英語ですけど)

Alfred Deller: A Singularity of Voice
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0906071631/ref=ord_cart_shr/249-4341891-1058713?%5Fencoding=UTF8&m=AN1VRQENFRJN5
おぉ?!?
確かに。こりゃあ面白そう。しかも、けっこう安いですね、この手の本にしては。

実は、なんとか根性で読もうと、1年ほど前にフェリアーの妹が書いた英語の伝記本をけっこう高めの値段で買ったのですが、序文で5行しか進めてません(>_<)

しかし、これは欲しいですねー♪

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