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MODERN FABRICコミュの糸と布のはなし?−2

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「環境に負担をかけず作ったオーガニック素材は、着心地も優れている」と「大正紡績」(大阪府阪南市)の近藤健一取締役営業部長(61)。オーガニックコットンを広め、業界でオーガニックと言えば、名前が挙がる立役者の一人。
スーピマエンジェルで使う糸「スーピマOGリアルソフト」も大正紡績が開発した。

近藤さんは自社の糸から作られ洋服しか着ない。話の途中ですぐ、「ほら、これを着てみて」とJKを脱ぐ。相手は目を白黒させながら袖を通し、軽さや肌触りを体験することになる。

クラボウから94年に子会社の大正紡績に移り、経営再建にあたった。それまでの海外との価格競争路線を転換、綿を基本に素材に拘る少量多品種の糸を作り始めた。

希少な超長繊維だけで紡いだ高級綿糸。綿にカシミアやアンゴラといった動物の繊維を混ぜ保温性を高めた糸。
沖縄のサトウキビや吉野のクズなどの日本の繊維と綿の混紡。そしてオーガニック。

素材探しで5大陸百数十カ国を訪れたという。畑を歩き、農家と話して綿花の栽培状況を確認する。「どこの誰がどう作ったか。顔の見えないものは使わない。」

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6月上旬、長野市の「高澤織物」は大正紡績の「スーピマOGリアルソフト」を使った新作に挑んでいた。ストールの縦糸にしいうとするが、繊維がほどけて抜けやすい。それでも「織機の設定を工夫shたから、何とかいけそう」と、テキスタイルデザイナーの高澤史納さん(47)は笑顔で話した。

従来は信州紬を織っていた。糸をゆっくり扱い、丁寧に織る技術を生かし、10年ほど前からストール・マフラーの制作にも足を踏み出した。服地ではフランスの高級ブランドとも取引がある。
「ストールは肩にまとうから1gでも軽く。肌に触るから出来るだけ柔らかく。」と高澤さん。その良さを発揮できるようデザインする。「糸という線を面に変えるのが、私の仕事だと思っています。」(大村美香)

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