Siskany と Live Your Dream のゴドルフィン二頭に Sirjan のスタートがよかった3頭横並びに、外から Trevaunance が加わって四頭が横並び、同じくスタートがよかった India は一歩引いてそれを眺める位置。Trevaunance のすぐ内から Best Of Lips が押して先頭争いに加わり、外の二頭が最初のターンを制して先頭と2番手に浮上。内側の Best Of Lips が先頭に立って1stターン。すぐ外で Trevaunance、3番手 Sirjan、その後ろにゴドルフィンの二頭、内で Live Your Dream 外に半馬身遅れて Siskany。その後ろに India が先行勢のシンガリ。後方に3馬身くらい離れて Assistent、さらに遅れて Straight。
バックストレッチも体勢は変わらず、後方が前へ詰めた程度で先頭からシンガリまで10〜12馬身。
直線、粘る Best Of Lips を自力で潰しにかかる Trevaunance、外から Siskany、そして半歩遅れて大外から India がスパート。直線半ば、先頭に立つ India に食らいつく Siskany。一度凹みかけた Trevaunance が、内から遅れた Best Of Lips に代わり内ラチ沿いまでツッ込んできた Assistent に突っつかれて再び伸びる。
2着争いを尻目に1.1/4馬身前に出た India が豪快な差し切り勝ち。2着に差し返した Trevaunance、1番人気の Siskany は3着。
India は5歳牝馬、これで17戦8勝目。G1は3歳時のディアナ賞で10着以来。4歳時はドイツ国内で走ってG3戦3勝を含む7戦5勝2着2回。今年はロンシャンのアレフランス賞で Mqse De Sevigne (ドーヴィルでG1 を2勝する)を破りサンクルーのコリーダ賞で3着(これが独オークス以来の連対外し)、7月の独G3戦2着からここで初G1制覇。
父 Adlerflug 母 Ivory Coast 母父 Peintre Celebre。
カドラン賞の方は1番人気 Trueshan が勝利。
1番人気 Trueshan が逃げてペースを作り、その外に2番人気でL'Arcからこちらに回った Emily Dickinson。3番手内に Run For Oscar、外 Skazino。その後ろで内に Vert Liberte、外シンガリから Moon Wolf。
先頭からシンガリまで8〜9馬身、古馬の長距離戦らしく落ち着いた展開。
直線、後続を引き離す Trueshan と後続に飲み込まれる Emily Dickinson。その中から大外を通って Moon Wolf が追い込んでくるも、Trueshan が4馬身離してゴール。3着以下はひと塊で、Moon Wolf から3馬身半離され最内で Run For Oscar、半馬身遅れて外 Skazino。その間で5着は同着の2頭は内 Vert Liberte と中 Emily Dickinson。
Trueshan は7歳、25戦15勝目。前走ドンカスターCからの連勝でG1は一昨年の同レースを含め3勝目。父 Planteur 母 Shao Line 母父 General Holme。
スタートはほぼ横一線。内から Bay Bridge、外から Hukum が加速、それを押しのけ中央へ出した Mr Hollywood がハナに立ってペースメイク。逆に Ace Impact は抑えて後方へ。
先頭は Mr Hollywood、2番手は外で Hukum に3番手が内で Bay Bridge。以下、外で Simca Mille、内で Westover の3列目、4列目は外 Place Du Carrousel 中に Feed The Flame、内に Free Wind。5列目が外から Fantastic Moon、Haya Zark、Continuous。6列目が内にスルーセブンシーズ、その外に Ace Impact、最後列が内 Sisfahan がシンガリでその外少し前に Onesto。
最初の1000mが62秒を切るかどうかで、思わず「速っ」っと声が出てしまった。
Ace Impact は6戦6勝目、父 Cracksman は Frankel の初年度産駒。母 Absolutly Me 母父 Anabaa Blue。
先行勢で粘ったのは Westover、その後ろは Continuous から2馬身半離された Bay Bridge で、Bay Bridge の外に居た2番人気 Hukum は9着。時計がもう少しかかってたら、Westover はあったかも。
L'Arcのあとに行われたオペラ賞は、Blue Rose Cen が復活の勝利。
スタート良く飛び出したのが Blue Rose Cen。それを坂の登りで内から Lumiere Rock、外から Jackie Oh が交わして3番手に下げる。内に Al Husn、前に Jackie Oh を置いて落ち着かせる・・・でも、少し行きたがるそぶりは見せてる・・・先行集団の、結果的には行った行った。
フォルストから直線、粘る Lumiere Rock、オープントラックに入った Al Husn、そして2番手から前を窺う Jackie Oh の外に Blue Rose Cen で横並び。内から脱落していき、最後に残った Jackie Oh をクビ差競り落として Blue Rose Cen がディアヌ賞以来の勝利。
五分で出た Ylang Ylang は手綱を抑えて後方2番手から。逃げたのは勝負服が違うクールモアの Brilliant、2番手以下に3〜4馬身の差をつけての前半。その2番手にファーサイドで Seaward、ニアサイドで1番人気 Shuwari。その後ろの一番ファーサイドが2番人気の Caught U Looking、ニアサイド側にもう一頭の二番人気 See The Fire。Ylang Ylang はその後ろ。
残り3f 、自力で Ylang Ylang を捕えに行く Shuwari と、それに合わせて加速する See The Fire。Shuwari が先頭に立ち手前のラチへと寄っていくと、それに併せるように斜めに走ってしまう See The Fire。残り1f 、ワンテンポ仕掛けを遅らせ真っ直ぐ走った Ylang Ylang が馬場中央側から2頭に並びかけると、そのまま身体半分抜け出しゴール。2着に1番人気 Shuwari、最後に力尽きた See The Fire が3/4馬身差で3着。
土曜日は2歳牡・牝馬のデューハーストステークス。こちらは1番人気の City Of Troy が3連勝でG1勝利。
スタートからハナを切った City Of Troy。1馬身遅れてファーサイド側に Eben Shaddad、ニアサイド側に Alyanaabi で、全体的にコースのファーサイドでひと塊。
残り2f で City Of Troy がスパートすると、後続はついていけない。最終的には行った行ったで逃げた City Of Troy が2着 Alyanaabi に3馬身半差をつけて勝利。3着には人気薄で粘り切った Eben Shaddad がファーサイドラチ側で1馬身。
City Of Troy は3戦3連勝。父はアメリカ三冠の Justify 母 Together Forever 母父 Galileo。こちらも濃紺勝負服のクールモアで、騎乗したムーアとともに連日の2歳G1を牡牝で勝利。
母 Together Forever はフィリーズマイル勝ち馬で、1歳下の全妹にオークス馬 Forever Together、兄にジャンプラ賞勝ち馬 Lord Shanakill という血統。
メインのチャンピオンステークスは、本命不在で・・・G1馬を差し置いて、1番人気は3歳セン馬 Horizon Dore。8戦6勝で負けた2戦は今年初戦のラフォース賞G3 で8頭立て5着、その次のギッシュ賞で7頭立て2着。この時の勝ち馬 Big Rock はギッシュ賞の次走ジョッケクルブ賞を Ace Impact の2着したあと連続でG12着。クイーンエリザベスII世ステークスで4番人気。
Horizon Dore はセン馬でG2・G3の裏街道を4連勝。オッズは11/4。
2番人気は、ダービー2着でキングエドワードVII世S勝ち馬 King Of Steel。KGで3着のあと愛チャンピオンSを4着からの参戦。オッズは4/1。
3番人気に、前年勝者の Bay Bridge。セプテンバーSで勝ち鞍をあげああと凱旋門賞6着からの参戦でオッズ9/2。
4番人気に、POWと英国際Sを連勝している Mostahdaf がオッズ11/2。5番人気に、今年のプリティポリーS勝ち馬 Via Sistina はジャンロマネ賞2着から短い休養を経て2か月ぶりの参戦でオッズ15/2。
ここまでが一桁オッズ。
マイルのクイーンエリザベスII世ステークスは、1番人気は Paddington。英国際3着でチャンピオンSとのダブルエントリーからこちらに参戦。オッズは13/8
2番人気は、こちらもCSとのダブルエントリーからこちらに回った Nashwa。昨年のディアヌ賞馬ですが、ファルマスSで勝っているように10f よりもマイルの方が適性ありそうです。オッズは4/1。並んでいるのが、今年の愛1000ギニー勝ち馬 Tahiyra で3歳6戦5勝。負けた1戦は1000ギニーの2着。
4番人気に、チャンピオンSで名前が挙がった Big Rock。ジョッケクルブ賞から3連続2着の3歳馬でオッズ15/2。
まずはフィリー&メアターフ。
押して押して逃げた In Italian の4番手に控えた2番人気 Warm Heart。そして1番人気 Inspiral は、いつものごとくスタートは最後方から。しかし、ペースが速くないとみるや、スタンド前では内ラチ沿いに入れて9番手、With The Moonlight を前に挟んで Warm Heart の後ろの位置。
欧州に比べて短い直線を意識し、早めに仕掛ける Warm Heart、おかげで馬群がバラけ最終ターンで横に広がると大外へ持ち出した Inspiral。残り1f で先頭に立った Warm Heart に一完歩づつ差を詰めていく Inspiral。
最後は測ったようにクビ差届いて、欧州マイル女王vsマイル半女王の10f 勝負はマイル女王 Inspiral に軍配。
マイルも接戦でここはゴドルフィンの二頭。
内寄り枠から絶好のスタートを切った Win Carnelian、それに競りかけるかのごとく外から第一ターンのインへ寄せていく Mawj とさらに外の Astronomer。逆に、Master Of The Seas は控えて後方3番手。ソングラインは道中中団の外7番手くらい。
最終ターン、自力で勝ちに行く Mawj が、その直後でマークしていた Casa Creed を振り切る。ソングラインも伸びが悪い・・・と思ったそのさらに外から Master Of The Seas がまさに異次元の脚でブッ飛んでくる。
決勝線ではゴドルフィンの青い勝負服が二頭並んでゴール。軍配は外の青い帽子 Master Of The Seas に上がる。ソングラインは5着。
ターフは内ラチ沿いで最短コースを走った Auguste Rodin が勝利。道中 Auguste Rodin の直前で内ラチ沿いの中団にいたシャフリヤールは、直線入り口で出口がなく馬群を中央で捌いて抜け出すも一歩遅く3着。2着には大外でシャフリヤールの前でレースを進めていた Up To The Mark。
明暗分かれたのが2番人気 Mostahdaf (9着)と3番人気 King Of Steel(5着)。この二頭は、芝が重い欧州向きですね。サンタアニタじゃターフが軽すぎた感じ。
Auguste Rodin は軽い芝にも対応してましたけど、ジャパンカップだとうかな?日本のレース展開に対応できれば勝ち負け、できなくても掲示板はあると思いますが。。。
クラシックは、デルマソトカゲが惜しかった。勝ったのはホイットニーSからの連勝で White Abarrio。
Arabian Knight が逃げたペースは22.46-45.73という少し速めの平均ペース。その4番手につけたデルマソトカゲ、その斜め前にポジションを取っていたのが White Abarrio。バックストレッチ終わりで前の二頭を突っつきペースを上げる White Abarrio。その作戦がハマり、最終ターンでは後続の脚が失われる。
直線入り口で先頭に立ち逃げ込みを図る White Abarrio を唯一追いかけられたのがデルマソトカゲ。直線半ばでは3馬身ほどあった差がジリジリと縮まるが・・・1馬身届かず2着まで。道中似たような位置でレースを運んで、その直後に居た Proxy を1.1/4置き去りにしていたワケで、典型的なアメリカンレースによく対応してたと思う。
ただ、4頭立てで、L'arcやチャンピオンズデイ・ブリーダーズカップの出がらしというか、出走をしない馬とドイツ国内から出ない馬のレースになってしまっていて。。。
Soft馬場とはいえ、公開調教のようなレースでフランスから遠征した Junko が勝利。スタートから誰も行きたがらず、押し出されて Junko が先頭。Assistent ・ India ・ Best Of Lips という隊列でコースをぐるっと一周。直線で追い出しても隊列はこのままでゴール。レースタイム2.47.06はさすがに・・・2600〜2700mの時計ですからねぇ。
日本からブレークアップがエントリーした豪州メルボルンカップは、Without A Fight が勝利。
Serpentine が引っ張ったペースは、最初の2f が25.0 - 3f を36.1- 4f を48.2というペースで最初のスタンド前を通過。ブレークアップは後ろから4〜5頭目の外。勝った Without A Fight はその前の列の内ラチ沿い。
1000mを1.00.7でファーストターン、バックストレッチはペースを落として1600m通過は1.38.9。大きく弧を描く第二ターンの2000m通過は2.04.0。ここで巧く乗ったのが Without A Fight のザーラ騎手。正面とスタンド側からのカメラだと窮屈そうに見えたけど、絶妙にスペースを取って直線を向いていたはず。
案の定、下がってくる先行馬を内ラチ沿いに逃がし、先頭争いの横並びのさらに外へ持ち出してスパート。先に抜け出した軽量ハンデ馬残り200mで交わすと、そのまま2着に2.1/4馬身の差をつけてゴール。
道中、Without A Fight の1馬身半後ろでレースを進めたブレークアップは、最終ターンでも外を回されて万事休す。府中ならペース次第で大外でも届くんだけどねぇ・・・。フレミントンで、しかも多頭数になるメルボルンカップの大外は、よほど軽量ハンデをもらってないと届かないですね。
Victor The Winner がハナを切ったところを鈴をつけたのがアメリカの Jasper Krone。Lucky Sweynesse は内ラチ沿いの4番手。2番手から抜け出しを謀る Victor The Winner を交わそうとする・・・が、なかなか止まらない。
残り1f、粘りこみなったかと思われたところ、残り100mでモンの凄い瞬発力を見せた Lucky Sweynesse。外から飛んできた Lucky With You を1馬身抑えきって勝利。
Lucky Sweynesse はセン馬の5歳、地元G2戦からの連勝で、これが21戦15勝目にしてG1は4勝目。今年は元日のG3戦から10戦して8勝2着2回。父 Sweynesse 母 Madonna Mia 母父 Red Clubs のニュージーランド産。
3レース目のマイルは、香港最強馬の一角 Golden Sixty が危なげなく勝利。
外枠で抜群のスタートを切った Golden Sixty。誰が行くのか内を見ながら抑える。内から California Spangle、外目からダノンザキッドと Tribalist、中央からやや遅れて Cairo などが出てきて先行争い。Golden Sixty が慌てず外目の7〜8番手。
4f 49秒くらい、1000mを1分ちょうどくらいのややスローペースでコーナーに入ると、外から Golden Sixty が進出。
直線に入って残り300mで前を捉えた Golden Sixty、あとはもう独走。レーシングポストのリザルトでは1馬身半ですけど、もう少し離してたような・・・。2着に Voyage Bubble、3着に日本のナミュール。
他の日本馬は、4着にソウルラッシュ、7着セリフォス、11着ディヴィーナ、12着ダノンザキッド。
Golden Sixty は8歳のセン馬。これで30戦26勝2着2回。もう一方の雄、California Spangle はブービーの13着で、ここまで負けたのは初めてか?
他にも、英愛ダービーダブルの Auguste Rodin。ギニーとKGで不可解な惨敗をしましたが、BCターフで「やっぱり強かった」を証明しました。
前半の主役は、愛ギニー→St.JPS→エクリプス→サセックスSとG1の4連勝を含む昨年からの7連勝と続けた Paddington。英国際 3着のあとQE-IIステークスでは9着と想像以上に沈みましたが、QE-IIの勝者は Ace Impact が勝ったジョッケクルブ賞の2着 Big Rock と、やはり3歳馬でした。
QE-IIのダブルメイン、チャンピオンSでは Auguste Rodin が勝った英ダービーで2着だった King of Steel が勝利。
牝馬は仏二冠の Blue Rose Cen。夏場の2連敗で?マークがつきましたが、オペラ賞をギリギリとはいえ勝利。理由の後付けになりますが、ナッソーSは長距離輸送、ヴェルメイユ賞は2400mがやはり長かった、と・・・こじつけですね。
英1000ギニー馬 Mawj はアメリカに渡ってQE-IIチャレンジSを勝利、BCマイルでハナ差2着と踏ん張りました。
愛1000ギニー馬 Tahiyra は夏のメイトロンSで古馬を撃破、QE-IIは勝ち馬から6馬身離れた3着でしたが、3歳牝馬の代表になってます。
Warm Heart は、王室開催リブリスデールS勝利から愛オークス5着を挟んでヨークシャーオークスとヴェルメイユ賞を連勝。BCFMではコースというよりも芝の軽さへの適正差で Inspiral にクビ差遅れを取りました。香港V3着も芝適正の差でしょうね。