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海外競馬コミュの世界の競馬 2026年

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コメント(109)

王室開催初日の第一レースから波乱という幕開けにありました。

古馬マイルのクイーンアンステークスで、オッズ50/1という最低人気の Ten Bob Tony が最後方から差し切り勝ち。
Opera Ballo がハナを切る展開で、間に First Conquest を挟んで少し離れて残り7頭が一団。Notable Speech はその中で先頭から4〜5番手、その斜め後ろに More Thunder。
ハロン12秒弱で警戒に逃げる Opera Ballo を、残り2f で追いかけ始める More Thunder。
中央に Opera Ballo、向こう側からそれに並びかける More Thunder を、手前側から Ten Bob Tony がまとめて一気に飲み込む。
半馬身のリードをつけて、2着 More Thunder と3着 Opera Ballo に勝利。2着・3着はアタマ差の鍔迫り合いでした。

Ten Bob Tony は18戦でこれが5勝目、前走はダービーデイのG3タッテナムコーナーSを勝ってはいましたが・・・G1では、昨年のブリティッシュスプリントSで13着・フォレ賞は3着も一昨年の2000ギニーは8着。父 Night Of Thunder 母 Hug 母父 Dark Angel の5歳牡馬。エド・ウォーカー師とシュマーク騎手はG1初勝利かな?勝ってたらゴメン、というくらい記憶にない。


逆に、3歳マイルのセントジェームズパレスステークスは、人気道りの決着。

英2000ギニー勝ちの Bow Echo が、英ギニー2着のあと愛ギニーを勝って臨んだ Gstaad と短アタマの勝負。Bow Echo が先着し Gstaad のリベンジ成らず。
スタートからバッチバチにやりあって、内に入りたい Bow Echo を外へ弾き飛ばす Gstaad、という一面。Power Blue がハナを切った4〜5番手でヒルクライムという二頭。お互い「相手はコイツ」としか思ってなかったろ。
コーナーワークで直線横並びになった時に最内で先頭を窺う Gstaad、外を回された Bow Echo が間に3頭を挟んで追いかける。間の一頭 Talk Of New York が食い下がるも、内外で競り合う Gstaad と Bow Echo。一度は Bow Echo が前に出るが、驚異の差し返しを見せてゴールでは二頭並ぶ。
最後は Bow Echo が伸び切り勝利、クビが上がりかけた Gstaad が2着。
王室開催2日目、プリンスオブウェールズは Ombudsman が連覇。

クールモアのペースメーカー Mississippi River とジュドモンドのペースメーカー Devil's Advocate が後続を引き離して競り合い。スウィンリーコーナーまではついて行った Minnie Hauk は登りで控え3番手で後続馬群の前。内に Almaqam、後ろに Daryz は Minnie Hauk をマーク。そしてそれをその後ろでマークしていたのが Ombudsman。
直線に入って、最初に仕掛けたのは Minnie Hauk。その外から Daryz、さらに外から Ombudsman と並んで、Mississippi River と Devil's Advocate を飲み込む。残り200m、一瞬 Daryz が先頭になるところで一気に交わしていった Ombudsman。そのままゴールまで伸び切って、4馬身差で連覇達成。
2着争いは鍔迫り合いになり、残り100mで差し返しをみせる Minnie Hauk。最後は Daryz が力尽き、Minnie Hauk に1馬身3/4差をつけられ3着。

Ombudsman は連対100%を継続中。今後は、昨年と同じレースかな?府中の2400mならいけそうだけど。
2着 Minnie Hauk は、なんでタタソールズGCで負けたんだ?やっぱりフケか?
3着 Daryz は、馬場が重い方がいいのかな?Ombudsman の前に惨敗した英国際もGood to Firmだった気が・・・。そう考えれば、L'Arcは馬場が味方したか。
王室開催3日目、ゴールドカップは昨年覇者の Trawlerman をアタマ差制して Scandinavia が勝利。エイダン・オブライエン師が王室開催100勝目だそうです。

レースは、Trawlerman がハナを切り主導。2番手につけた Scandinavia を内から交わしてCaballo De Mar が番手で1度目のスタンド前。3番手の外に Scandinavia 内に Furthur も、馬群はひと塊。
長距離の古馬戦らしく、淡々とポジション取りの動きもなくハロン13秒前後のラップで進む。

レースが動いたのは最終ターンを回って直線半ば。3番手から Scandinavia が先頭の Trawlerman に外から併せると、2頭のマッチレースに。中団から Sweet William、最後方から Al Riffa が追い上げるもお構いなしで引き離す2頭。
最後の最後でアタマをグッと伸ばした Scandinavia が Trawlerman を抑え込み勝利。3着は9馬身離れて Sweet William。

Scandinavia はこれで11戦7勝目。1年前のクィーンズVで敗戦したあと、バーレーントロフィからグッドウッドカップ・セントレジャーのG1を含む6連勝でG1は3勝目。父 Justify 母 Fabulous 母父 Galileo で長く出たなぁ。テイバー氏のオレンジ〇勝負服。

そういえば、今年は夏至が21日の日曜日で、普段なら王室開催の後の週末にやる自動車のル・マン24時間を先にやったんですね。油断してたら、ル・マンが終わってた。
王室開催4日目は、メインのコロネーションステークス。勝ったのは愛1000ギニー勝ち馬 Precise。

Rose Ghaiyyath がハナを切ってその外で Timeforshowcasing という先行二頭。その後ろは、外 Moon Target 内 Balantina を前にほぼ一団。
コーナーを周って直線、馬群がバラけ・・・ない。ゴチャついてる馬群で、外の後ろ寄りに居た Precise は不利なく伸びる。逆に、内で閉じ込められたのが Moon Target。さらにその後ろの Touleen も馬群の中で右往左往。その Touleen をTrue Love が内に押し込んだ反動でできた隙間から Moon Target が脚を伸ばす。が、今度はその Moon Target が内を締め、さらに True Love が外で伸び、再び出口が無くなる Touleen。

抜け出していた Precise を、Moon Target と True Love が追いかけていた残り100mで、やっと出口ができた Touleen が猛然と追いかける。
も、Precise に1馬身半及ばず。とはいえ、進路を塞いだ True Love(3着)と Moon Target(4着)は差しきって Touleen が2着。

Precise は一番スムーズに競馬ができた。逆に Touleen は、あれだけ右往左往して出口がないトコからよく伸びてきた。

3歳マイル半のキングエドワード7世ステークスは、残り2ハロンから Causeway と Ancient Egypt の追い比べ。これをクビ差制したのは、一番人気 Causeway。
一昨年は、ここを勝ってキングジョージで2着になった Calandagan や、こことキングジョージを連勝した Nathaniel なども居ますが、今年は・・・3着を10馬身千切ってるし、時計も昨年の Calandagan よりいいタイムですが、クールモアはどうするんだろう。
王室開催最終日、クイーンエリザベスII世ジュビリーステークスは、Almeraq が勝利。

スタート良く飛び出したサトノレーヴは一番手前の枠、向こう(内)サイドから Regional が交わしてペースメイク。中央サイドで馬群が固まり、2番手に Overpass が出てきたところで外のサトノレーヴのグループが合流。Jasour が出てきてサトノレーヴはその後ろで集団の外を追走、中団に控える事に成功。Almeraq は、サトノレーヴと同じくらいの位置で馬群の中央内寄り。

周回コースと合流して残り500m、馬群が横に広がる。
ど真ん中からまず抜け出しかけたのが、位置取りの差で Joliestar。その向こう側から一頭挟んで Almeraq、さらに外 Great Wish。手前側からサトノレーヴと、さらにその外 Stolen Kiss が追い上げる。
最後は横一線、向こう側から Almeraq ・Joliestar ・サトノレーヴ・Stolen Kiss がクビの上げ下げ。決勝線では Almeraq(1着)・サトノレーヴ(2着ハナ)・ Joliestar(3着短アタマ)・ Stolen Kiss(4着アタマ)で決着。

サトノレーヴは惜しい2着。でも、2着じゃダメなんだ、2年連続でも。だって、このレースで生涯無敗の Black Caviar にアタマ差2着だった馬、覚えてないでしょう?(私は好きな馬だから覚えてますけどw)
まぁ、高低差55フィート登りっぱなしの日本には無い直線コースで、よく頑張ったと思いますが。一番人気( Joliestar )は捕らえたんですけどねぇ。人気薄(25/1)Almeraq に足元を掬われてしまいました。

Almeraq は4歳牡馬、父 Dark Angel 母 Manaajim 母父 Muhaarar でシャドウェルのオーナーブリーダー。これで7戦4勝目でG1&グループレース初制覇。
王室開催最終日の古馬マイル半G2ハードウィックステークスは、Giavellotto が Kalpana との鍔迫り合いを制して勝利。

スタート良く飛び出したのは Lambourn。これを生かせて、2番手 Kalpana さらに外 Sons And Lovers でダウンヒル。その後ろ、内ラチ沿いに Jan Brueghel、外に West Wind Blows の間にGiavellotto。Goliath は後方2番手で馬群の外。
最終ターン、外でスムーズに抜け出した Kalpana、それを目標にさらに外から Giavellotto。逆に内に閉じ込められて出し場が開かなかったのが Jan Brueghel。それを横目に大外から Goliath。

残り100m、やっと抜け出した Jan Brueghel はさすがに無理。Kalpana に馬体を併せてジワジワ迫るのは Giavellotto。Goliath は前二頭と脚色が揃ってしまった。
最後はド根性の伸びを見せた Giavellotto が短アタマ伸び切って勝利。2着 Kalpana に1馬身3/4差で Goliath、さらに1馬身半差で Jan Brueghel。

さて、ここから何頭キングジョージに出てきてくれるか。
アイルランドのプリティポリーステークスは Estrange が勝利。

Qilin Queen がハナを切り、その外で Wemightakedlongway が並走するもペースはイーブン。直後に3頭横並び、その後ろで単騎 Estrange、さらに後ろで一番人気 Thundering On、シンガリから One Look。
奥深いターンの入り口で控えた Thundering On と Estrange。単騎先頭に立つ Qilin Queen、馬群がやや縦長に。有力馬が後方に控えたまま直線、残り3ハロン。一番外に持ち出した Thundering On がスパートすると、有力馬も一斉にスパート。残り2ハロンではハンデ戦のようにひと塊。
残り1.5ハロンでグンっ!と切れた Estrange、Thundering On は一瞬で置いていかれこれがそのままゴールまでの着差になった。内で先行勢から粘る Red Letter を Thundering On が捕らえきれずにいると、その間から One Look が伸びてきて2番手争い。それを尻目に Estrange が2着に1馬身半の差をつけて勝利。2着はスパートを遅らせて伸びてきた One Look、半馬身差で3着 Red Letter、さらに半馬身遅れて Thundering On。

Estrange は5歳、9戦6勝目デビューは3歳晩夏でデビュー勝ちのあと次走は7着も3戦目から3連勝で昨年のヨークシャーオークスを Minnie Hauk の2着。続けて英チャンピオンズF&Mも2着。今年になって前走G3戦を勝利しての連勝でG1初制覇。父 Night Of Thunder 母 Alienate 母父 Oasis Dream でオーナーはチェバリーパークスタッド。

一番人気の Thundering On は、やっぱり重馬場スペシャルかな。GtoFの高速競馬に負けたという感じ。
アイリッシュダービーは Benvenuto Cellini がダービー惨敗からの巻き返し。

ペースメーカー Action がハナを切って、その後ろにダービー馬 Christmas Day を含め4頭横並び。
Benvenuto Cellini は少し離れてシンガリ追走。奥深いダービーコースの向こう正面コーナーで馬群をかき分け先行集団に取り付くと、最終ターンで5番手外へ。
直線、自力で勝負に出たのが Christmas Day、それを内からピンクの勝負服 Pierre Bonnard、外から Shaihaan が追走。そのさらに外から Benvenuto Cellini、そして大外 Raaheeb と追い比べになる・・・

が、残り1ハロンでクルーモア3頭を残して脱落、クールモア同士の追い比べは、外の Benvenuto Cellini が残り100mでグイッと伸びて1馬身3/4差で勝利。2着に残したダービー馬 Christmas Day と内で粘ってクビ差屈した Pierre Bonnard。

Benvenuto Cellini はこれで6戦4勝。ダービーは不良馬場もあって28馬身差でゴールしたものの、ゲート内のアクシデントで発走取り消し扱い。父 Frankel 母 Newspaperofrecord 母父 Lope De Vega でクールモアスタッドの生産。緑の勝負服。
スミヨンの騎乗停止期間が短縮されたもよう。
王室開催初日セントジェームズパレスSでの Puerto Rico の騎乗で、ハナを切っていた Puerto Rico が直線入り口でインを開けた事でチームオーダー(後ろを走っていた々クールモアの Gstaad に進路を譲った)という事の制裁でした。
これが意図的ではないというスミヨンの主張が通り、騎乗停止期間の短縮となったようです。

直線に入ってからの映像ですが、追ってはいるみたいですしバテてヨレてるようにも見える・・・フラつきながら外へヨレて見える。けど、制裁が後になって覆る・軽減されるって事があるんだ?というのが感想。

なんというか・・・昔は、やるならもう少し巧くやってなかったか?という気が。
武豊や横山典弘が日本で乗ってるから感覚がバグりますけど、45歳はもういい加減トシですからねぇ。

当初、6月30日から7月7日までの8日間だったのが、控訴中で騎乗が可能のなっており、制裁期間は7月3日からの5日間となったようです。どの道、明日のエクリプスは騎乗停止期間中、と。
コーラルエクリプスは、仏ダービー馬 Constitution River が勝利。

ペースメーカー Flushing Meadows が、Hawk Mountain と Gethin の先行争いを外から抑え込みハナを切る。マイルのスタート地点との合流で隊列は固まる。先頭 Flushing Meadows、3〜4馬身離れて2番手に Hawk Mountain、1馬身遅れて控えた Gethin。その後ろの内3馬身くらい離れて Constitution River、その斜め後ろの外に Saddadd、シンガリに A Boy Named Susie といった隊列でバックストレッチのレイルウェイフェンス。
急なターンを周って4ハロンのストレート。徐々に馬群が縮まり、残り2ハロンではひと塊。内に閉じ込められてしまった Constitution River が一気に加速し、内で先頭に立った Hawk Mountain を突き放す。

馬群を引き離すと、内 Hawk Mountain と外をシンガリから捲ってきた A Boy Named Susie の鍔迫り合いを尻目に、3馬身差をつけて悠々のゴール。2着は粘る Hawk Mountain をクビ差捕えた A Boy Named Susie。上位を3歳仏ダービー組が占める。

Constitution River はこれで6戦5勝。デビュー戦2着のあと前走ジョッケクルブ賞を含め5連勝。
クールモアは、23年 Paddington からライアンムーアとのコンビで4連覇。父 Wootton Bassett 母 Chuppy 母父 Le Havre。10fの方がいだろうなぁ、この馬。
サンクルー大賞は Calandagan が豪快な差し切り勝ち。

さすがに古馬の一線級が揃うレース、出遅れ無しで内の Eydon が好スタート。その外から押して Lambourn が主導権を主張、これがレースを引っ張る。外枠では、スッと好位に取った Sunly とそのさらに外で Cualificar 。それを見るように Aventure。Pride Of Arras、Leffard と続いて、最後尾に Calandagan。

フランスも熱波でパンパンの良馬場、Lambourn のペースは意外と速い。まぁ、一応アイリッシュダービー馬ですしね。
その Lambourn を最終ターンで交わしにかかった Eydon。縦長だった馬群が詰る。直線、内を抉ろうとする Aventure、外から交わしにかかる Sunly。さらに外に持ち出した Cualificar のさらに外、大外から Calandagan が足を伸ばす。
残り300mではハンデ戦のような横一線。一気に前を飲み込んだ Calandagan に、馬体を併せる Cualificar。内では一瞬 Sunly が差し返しを見せるも、残り100mを切ったところで力尽きる。Cualificar と馬体を併せたままのゴールは Calandagan がクビ差先着。3着 Sunly は4馬身差、4着 Aventure には4馬身の開き、逃げた Lambourn は1馬身半離れて5着。

Calandagan は、日本的な「3ハロンで伸びる馬」ですね。欧州の「ドンっ!」っていう加速をしない代わりにシッカリキッチリと伸びる。前走の惨敗は完全に馬場でしょう。エプソムは、あの馬場で何でGood to Soft(やや重)なんだw

昨日のエクリプスもそうでしたけど、欧州は熱波の異常気象でカラッカラみたいですね。夏バテ大丈夫かしら。
>>[80]
キングジョージ連覇へ視界良好のようですね!
>3着 Sunly は4馬身差
3着 Sunly は3/4馬身差、です。Calandagan から1馬身差。

3歳勢が上位を占めたエクリプスより、サンクルー大賞の方がレベルが高かったかな?イギリスのエクリプスが仏ダービー上位組で決まったのに、フランスの古馬組をまとめてブッた切った Calandagan はさすがです。
ジュライフェスティバルのメイン、ジュライカップは Comanche Brave が勝利。

ハナを切ったのは日本のサトノレーヴ。これに Mission Central と Almeraq がからみ10頭の集団。手前サイドに Big Mojo と Quinault が離れて2頭の二分戦。
サトノレーヴの真後ろでこれをピッタリとマークしてたのが Comanche Brave。

残り2f のハロン棒手前、ジュライコースで坂の傾斜が一番キツくなるところで、満を持して追い出した Comanche Brave がサトノレーヴを交わす。その向こう側から Venetian Sun、サトノレーヴと Comanche Brave の間から Coppull もサトノレーヴに並びかけるが、ここでど根性を見せたサトノレーヴ。傾斜が緩くなったゴール前、サトノレーヴが差し返しを見せるが・・・ゴールまでの距離が足りなかった。Coppull は差し返したものの、Venetian Sun にはクビ差届かず3着。そして、Comanche Brave は Venetian Sun に1馬身の差をつけていた。

Comanche Brave はこれで15戦4勝、前走はG1 クイーンエリザベスII世ジュビリーSで7着。このQEIIジュビリーSと香港のチェアマンズSPで2度先着を許したサトノレーヴに3度目の正直でようやく勝てた。父 Wootton Bassett 母 Ishvana 母父 Holy Roman Emperor でドナカ・オブライエン師、オーナーはサウジアラビアのムハイデブ・アブドラ・アルムハイデブ氏。

サトノレーヴは、日本とのレースの差かなぁ。欧州だとスタートが良すぎるんだ。日本のレースなら五分で中団に控えられるスタートだけど、欧州だとそれでも早いからハナを切らされてしまう。
そう考えると、アグネスワールドはよく勝てたなぁ。武豊が全盛時(今も全盛か?w)で、スタートで抑えられたのも大きいか。98クラシック組が異常にレベルが高かったのもあるのか。アグネスワールドが日本のG1で負けた相手、グラスワンダー・マイネルラブ・マサラッキ・キングヘイロー・ダイタクヤマト。3/5は同世代。世代全体のレベルが高くて海外でしかG1が取れなかったのがアグネスデジタル、か。
>G1が取れなかったのがアグネスデジタル
ちゃう、アグネスワールドですね。デジタルも海外で勝ってるけどw
夏のドーヴィル開幕週はジャンプラ賞。今年は、愛2000ギニー6着だった Thesecretadversary が勝利。

スタート良く飛び出した Thesecretadversary が、外枠を利してそのまま外ラチ沿いを逃げる。右斜め後ろに Nighttime、さらにその向こう Samangan。2列目中央に True Love、その向こうに Rayif の人気馬二頭。後列三列目の向こう側から Time To Turn、Go Man、シンガリ手前ラチ側 Imperior と、馬群はひと塊。
残り1f 全馬ほぼ横並びになるも、絶妙なペースで逃げたスミヨン Thesecretadversary が逃げ切り勝利。人気を分けた1000ギニー馬 True Love は1/2馬身差で2着、以下アタマ差で Nighttime、クビ差 Samangan。もう一頭の人気馬プーラン勝ち馬 Rayif は、ここから1馬身半離れた5着。

Thesecretadversary は10戦4勝目。前走は王室開催最終日の7f G3ジャージーSを勝利、クラシックは2000ギニー5着・愛2000ギニー6着という結果。父 St Mark's Basilica 母 Too Soon To Panic 母父 Gleneagles、クールモアだけど外厩なのかな?トレーナーはスタック師。

ドーヴィルが始まると、いよいよ夏ですね。
7月14日はパリ大賞。今年は7頭立てで、勝ったのは Maltese Cross。

スタートは、内 Ancient Egypt と外 Causeway が・・・これは競ったのかな?しばらく並走。その後ろに Limestone、一馬身半離れて内 Maltese Cross と外 Varandir。後方に Alam、シンガリから Space Waltz で長いバックストレッチ。
登りでムーア Causeway がハナを切り、Limestone と並ぶように Varandir がポジションを上げ、その空いた外に Alam が Maltese Cross に並び隊列が決まる。

直線に入って残り400m、自力で勝ちに行く Ancient Egypt に外から Varandir が並びかける。そこにさらに外から Alam が並びかけると、Maltese Cross は出しどころが無くなる。
残り100m、一瞬できた Ancient Egypt と Varandir の馬一頭分の隙間にねじ込む Maltese Cross。4頭が横一線でゴール。

1着は「それ、届いちゃうんだ」という脚を見せた Maltese Cross、アタマ差2着に Ancient Egypt、さらにクビ差で3着 Alam、そしてまたクビ差で4着 Varandir。

Maltese Cross はこれで6戦4勝、前走うぁ英ダービーを重馬場(あれで重=Softか!とツッ込みたくなるけどw)で Christmas Day に2馬身3/4差の2着。マーカンドはパリ大賞初勝利、ハガス師は・・・ハガス師も初かな?父 Sea The Stars 母 Nabatea 母父 Camelot でオーナーはジョージ・ウォー氏。
ゴドルフィンの8歳セン馬 Rebel's Romance が、7月9日のニューマーケット プリンセスオブウェールズステークスをもって引退したようです。

32戦22勝、うちG1を9勝。22年にベルリン大賞・オイロパ賞・BCターフとG1を三連勝。23年は4戦してリステッドをひとつ勝っただけですが、23年は前年イクイノックスに敗れたドバイシーマでシャフリヤールを抑えて優勝、返す刀で香港へ飛びチャンピオンズCCに勝利。KGで Goliath に敗れた後オイロパ賞からBCターフを連勝。昨年はドバイシーマで敗戦のあとKGは3着、秋から冬にオイロパ賞。JHターフCを連勝して臨んだBCターフは2着。今年はメイダンのシティオブゴールド・プリンセスオブウェールズSとG2を連勝していました。
ドイツ・アメリカ・ドバイ・香港、と4か国ででG1勝利。英・仏でG1勝利が無いのが意外。ドイツの重い芝でもアメリカの軽い芝でも勝てたのは・・・芝の質より坂の差かな?ジャパンカップで観たかったですね。
>>[87]
真に国際的な競走馬でしたね!
お疲れさまでした!
アイリッシュオークスは Johanna Walsh が勝利。

揃ったスタートからの先行争いは4頭・・・あれ?全部クールモアか?勝負服が違うけど。真ん中で Composing がハナ、その外で Sugar Island 内で Beautify。最内で四頭並んでいたところから最初に引いたのが Cameo。それに二番人気 Johanna Walsh が並んでいたところから一歩引いて先団。
その後ろで集団の先頭、内ラチ沿いに前走リブリスデールSを勝った一番人気 Earth Shot。並んで外にクールモアの本命 Amelia Earhart はオークス6着からの参戦。

アイルランドも雨が降らずカラッカラに暑いのか、前のペースが速い気がする。
単騎5番手だった Johanna Walsh が、直線手前の3ハロン棒で前を飲み込み始めると、後方集団のペースも上がる。最後まで粘っていた Composing を直線入り口で捕えると、後方馬群も詰まって前後が入れ替わる集団に。
残り2ハロンで先頭に立った Johanna Walsh に後方集団が追いすがる・・・が。2馬身後ろで Johanna Walsh を追っていた Rebel Moon が目標にされてしまった。いち早くEarth Shot に追いついてきた Inis Mor、さらに外から Sparan Nua が追いついて、雁行陣で Johanna Walsh を追うが Johanna Walsh との差が詰まらないどころか離れていく。

最後は2着 Inis Mor に4馬身の差をつけて Johanna Walsh が勝利。2着争いは Inis Mor、3/4馬身差で外 Sparan Nua、さらに半馬身差で Rebel Moon。3馬身3/4離された5着にクールモアの Amelia Earhart、一番人気だった Earth Shot はさらに3馬身離れて6着と伸びず。
走破タイムは2.28.49・・・って30秒切ったのは20年ぶりという速いタイム。欧州の熱波・・・フランスに高気圧が居座って40℃を超える酷暑になってますが、その余波でしょう・・・でパンパンの良馬場(Good to Firm)という影響でしょう。

Johanna Walsh はこれで5戦2勝。デビューから2戦連続3着のあと初勝利、前走はリブリスデールSを Earth Shot のアタマ差2着でした。重賞初勝利が愛オークスになりました。
父 Sea The Stars 母 Miss Aiglonne 母父 Dawn Approach、トレーナーはジョゼフ・オブライエン。ウェルズ・ワトソン氏(読み方あってるかな?)所有。胴が紫?濃紺?に左袖が白・右腕が濃いベージュで袖の色で染め分けた帽子、というあまり見かけない勝負服でした。
キングジョージのオッズ(レーシングポストのコーラル)
Calandagan 7/4 前年勝者
Benvenuto Cellini 5/2 26愛ダービー馬
マスカレードボール 7/2 25天皇賞(秋)
Goliath 6/1 前々年勝者
Kalpana 7/1 24-25チャンピオンF&M連覇
Minnie Hauk 8/1 25英愛ヨークオークス馬
Bay City Roller 25/1 26コロネーションC
ヴェルテンベルク 50/1 26天皇賞(春)2着
Action 100/1 26愛ダービー7着
Lambourn 100/1 25英愛ダービー馬

Calandagan が昨年と同じステップで1番人気。ただ、昨年よりサンクルー→KGが1週詰まってる事。
Benvenuto Cellini はチェスターVから愛ダービーへ直行して勝利。泥馬場ダービーを回避しての参戦。
マスカレードボールは距離と坂と斤量を克服できるかどうか。
Goliath は勝った一昨年と同じくシャンティイ大賞→ハードウィックSと使っての参戦。
Kalpana はチャンピオンF&Mを連覇、昨年2着に前走ハードウィックS2着とこのコース得意。
Minnie Hauk は昨年のオークストリプルに凱旋門賞2着。
Bay City Roller は前走で泥馬場のコロネーションCや前年の重馬場バイエルン大賞を勝ってるように、雨が降れば一発・・・ただ、イギリスも雨にならず猛暑で割り引き。
Action と Lambourn はクールモアの出方で・・・ダービーダブルをラピットにするか?しそうだなぁw

役者は揃ってる。
キングジョージは、Bay City Roller が回避して9頭。クールモアは4頭出してきました。

Calandagan 13/8 バルザローナ
マスカレードボール 4/1 ルメール
Benvenuto Cellini 5/1 ムーア
Minnie Hauk 6/1 ローダン
Goliath 10/1 スミヨン
Kalpana 10/1 キーン
ヴェルテンベルク 50/1 マーフィ
Lambourn 100/1 ビュイック
Action 150/1 レヴィ

Action がハナを切ってペースメイクするのか、Lambourn を行かせて2番手で Action がペースメイクするのか。Minnie Hauk と Benvenuto Cellini の位置取りは、内枠の Minnie Hauk が前かな?
Calandagan と Goliath のセン馬二頭は、無理して前に付けないでしょう。
一発が怖いのは、このコースと相性がいい Kalpana かなぁ。チャンピオンF&Mを連覇、昨年2着で前走のハードウィックSでも2着。3歳時のリブリスデールSが12頭立ての3着で5走して2勝2着2回。16戦してその1/3の5走がアスコットのマイル半って・・・。

10/1までの上位人気6頭と Lambourn は、どの馬が勝ってもおかしくないですね。マスカレードボールはスタートで抑えられるかと9st9lbの負担重量がカギでしょう。ヴェルテンベルクは少し荷が重い相手かな。
ゴーイングスティック8.5(スタンド前)で直線は散水してるみたい、それくらいパンパンの良馬場みたいです。
キングジョージは Kalpana が勝利。Calandagan に昨年の雪辱を晴らしました。

Action が押して先頭、ペースメイク。2番手に Lambourn を交わして Minnie Hauk。4番手に内ヴェルテンベルク、外に Kalpana。その後ろで内 Goliath 外に Benvenuto Cellini、さらにマスカレードボール最後尾から Calandagan。

最終ターン、Minnie Hauk と Lambourn が並走、外から Benvenuto Cellini が上がってくると、Benvenuto Cellini と Lambourn の間を割って Kalpana が一気に先頭へ。大外から Calandagan がクールモア軍団を捕らえた時には2馬身くらい前に Kalpanaが。
そのままゴールまで押し切り Kalpana がG1 3勝目。

なんだろ・・・アスコット12f のスペシャリストだな、Kalpana。
グローリアスグッドウッド、初日のG1は長距離グッドウッドカップ。ここは Scandinavia が危なげなく勝利。

スタートで躓き、3番人気 Amiloc が落馬。レースは、ハナを切った2番人気 Trawlerman を2番手で Scandinavia が追う展開。スタートがよかった Lazy Griff が2番手から引いて Scandinavia の内で3番手、以下2列隊列で外 Illinois 内 Rahiebb、その後ろで内 French Master 外 Miss Alpilles がシンガリ。
隊列はさすがに長距離の一流馬、決まってしまえば出入りはないですが・・・Amiloc 以外はw

ゆるく左にカーブするバックストレッチの谷底から最終ターンへ、馬群は外ラチ沿いを通るも Amiloc は内のラチの切れ目をコースが判ってるかのように内を外カーブへ向けて走る。急な最終ターンを内から外へカーブする Amiloc、外ラチ側からインをつく馬群と交差。
馬群では Trawlerman の外に並んだ Scandinavia が「さぁ、追い比べ」となったところで、外に膨らんだ Amiloc が前カット。そりゃ、3番人気で138lbの騎手が乗ってないんだから速いわなw
Scandinavia は Trawlerman を「相手はオマエじゃない」と言わんがばかリに Amiloc を追いかける。最後は Trawlerman に8馬身半をつける大差になりましたが、Amiloc はその1馬身半前で決勝線を通過(当然落馬UR)。

Scandinavia はグッドウッドカップ連覇、その昨年の前走から7連勝でG1は前走ゴールドカップから連想で3勝目。
サセックスステークスでボウエコー(Bow Echo)が勝利!
強かったですね。歴史的マイラーになりそうです!
グローリアスグッドウッド2日目、マイルのサセックスステークスは Bow Echo。

スタートがよかったのが、内から Gstaad ・ Opera Ballo ・ Qirat ・ Seagulls Eleven。それを押しのけ、中央からペースメーカー Dorset がハナに立つ。コースセンターで Dorset、内に Opera Ballo ・外に Qirat の3頭が先団。一番外枠だった Seagulls Eleven は内ラチ側で固まり始めた馬群の先頭へ。その後ろに Gstaad と Puerto Rico のクールモア二頭。その後ろの内に Bow Echo。

コースを交差してインターンを周る頃に馬群が固まると Bow Echo が閉じ込められてしまう・・・が。
まず先頭に立ったのは4歳 Opera Ballo。オープントラックになる残り2ハロン、真っ先に最内に入り2馬身のリードを取ると、猛追する Gstaad。さらに横にバラけた馬群の外寄りまで持ち出した Bow Echo がワンテンポ遅れて加速、これが吉と出た。残り半ハロン、Opera Ballo を交わしにかかる Gstaad の外から豪快に切れた Bow Echo が、さぁ届くか・・・届いた。
届いたところでゴール。最後は半馬身前に出て Bow Echo が勝利。

Bow Echo はこれで6戦6連勝、2000ギニー・StJPS・サセックスSと Gstaad に3連勝。Gstaad も愛2000ギニーとBCジュベナイルターフを勝っていて9戦4勝2着5回と決して弱くないけれど、これでG1の2着が5回目(うち2回が Bow Echo)。
今年は人気順通りの1・2・3着でした。
グローリアスグッドウッド3日目、ナッソーステークスは Diamond Necklace が勝利。

ペースメーカー Moments Of Joy が飛び出し、それを2馬身くらい後ろで追いかける Friendly Soul。そこから3馬身くらい離れて Diamond Necklace、斜め左後ろに Botagoz、内に See The Fire。
この馬群がターン手前でぎゅっと詰る。インターンの内ラチの切れ目まで頑張った Moments Of Joy を Friendly Soul が自力で交わすが、すでに Diamond Necklace は1馬身後ろ。ここから追い比べになるかと思いきや・・・

必死に追うビュイック Friendly Soul にノーステッキで並びかけ並走する Diamond Necklace。手綱を緩めて押したのが残り半ハロン手前、それで半馬身前に出るとステッキを2〜3発でグンっと伸びた Diamond Necklace。
Friendly Soul に2馬身3/4差だけど、これは着差以上に差があったなぁ。

Diamond Necklace はこれでデビュー6連勝、G1は2歳時のマルセルブサック賞・プーリッシュ・ディアヌ賞に続いて4勝目。これ、Zarkava より強くね?St Mark's Basilica x Dansili だけど2,400mいけるかな?
グローリアスグッドウッド最終日は、だだっ広いグッドウッド競馬場の全部を使う2m4f137yのクラス2ハンデ戦グッドウッドハンデキャップ。
1番人気の Defiantly が、道中2番手から抜け出して勝利。ジョゼフ・オブライエン&マクドノーの愛オークスコンビ、生産はカタールブラッドストック。2着に3馬身差でマーフィ騎乗の Berkshire Sundance、3着に100/1オッズの軽ハンデ Gooloogong。日本の三連単なら何倍になったろ、という波乱というか、いかにもハンデ戦でした。

毎年、このレースが楽しみなんですよね・・・コースの決勝線からスタートして、逆方向に走って行くので。
逆から観ると、何気にエグい坂ですね、この直線。アウトターンの丘もキツイし・・・よくディアドラはナッソーSで勝てたなぁ。

6着まで賞金がつくのか。6着賞金が1132ポンド50シリング、って事は・・・1ポンド215円としても24万3千円くらいか。4着以下の馬はみんなヘロヘロになってましたけど。
日本と違って大歓声が上がるワケでもなく・・・大歓声というならグランドナショナルの方が騒がしい・・・競馬を楽しんでる。勝ち馬のオーナーが一番はしゃいでる、「競馬は馬主の遊び」という事がわかるのがこういう下級条件のレースですね。
そういえば、Estimate がゴールドカップを勝った時も、珍しくエリザベス前女王が表情を崩してはしゃいでましたっけ。
凱旋門賞は1番人気に推されたダリーズ(牡4,父シーザスターズ)がベイシティローラーに1+1/4馬身差をつけて連覇を達成。
後方から追い込んだダイアモンドネックレスが3着、ヴェルメイユ賞を勝って追加登録してきたフレンドリーソウルは4着、キングジョージの勝ち馬カルパーナは5着、昨年2着のミニーホークは10着。

勝ったダリーズは通算12戦9勝。
これで引退しアガハーンスタッドで種牡馬入りするとみられています。
>>[98]

Alleged 以来の牡馬によるL'Arc連覇、しちゃいましたね。
ただ・・・どうしてもロンシャンスペシャルにしか見えないんですよねぇ。Treve もフランス国外ではPOWの1戦だけでしかも負けてるんですが、ディアヌ賞とサンクルー大賞を勝ってるからかな?ロンシャンスペシャルのイメージが無いんです。

2着の Bay City Roller は、よく走りましたねぇ。
外枠から、逃げたメイショウタバルを突っつく2番手で、タバルがヘタった時には「あわや?」の見せ場を作って Daryz 以外には差されなかったのは立派。
これで15戦5勝2着8回・・・シルバーコレクターで、「一番 Daryz に負けた馬(3回目)」になりました。

3着 Diamond Necklace は、これも外枠で、ムーアが最内枠の Benvenuto Cellini を選んだからスミヨンにお鉢が回ってきたようで・・・ムーアだったら3着もあったかな?スミヨンの好騎乗だった事は間違いないでしょう。距離、持たないと思ってましたから。

4着 Friendly Soul は、ナッソーSでのハンデ分は Diamond Necklace との差を詰められましたが、そこまででした。ただ、道中3番手を粘って4着は上出来ではなかったかな。

2着馬が道中2番手、3着馬が7番手の外、4着馬が3番手。逃げたメイショウタバルと4番手追走のアドマイヤテラが沈んで、その周囲の馬が上位に残ってるので、日本馬は完敗でしょう。
これをまとめて差した Daryz が強かった、のは認めるところですが・・・
>>[99]

ダリーズは少なくとも一端のロンシャン巧者であるのは間違いなさそうですね。
英国では実力と程遠い結果が出ていますから内弁慶な馬だったのかもしれません。
ラヴァマンとかゲームオンデュードみたいにたくさん走ってくれると評価もしやすいんですけどね。

血統的にはかなり興味深いものがあります。
ガリレオ、デインヒル、ストームキャット、ドバウィら主流血脈が入っていないことが生産者の興味を惹いていますが、ダルシャーン、ドユーン、カーヤジという3大種牡馬が1つも入っていないのは驚きです。
母ダリヤカーナはセルカークの産駒、祖母ダリヤバはナイトシフトの産駒といういずれもアガハーン御用達の外部種牡馬。
ダリーズはマルセルブーサックの血統ですが、どうもこの血統は重すぎて近年は外部のお気に入り種牡馬を3代重ねる傾向があるようです。
現にダリーズの上はシャマルダルやドバウィ、ロペドベガなどの仔が並びます。
個人的な見解ですが、おそらく次の代に産まれてくる産駒が1つの完成形なのでしょう。
実際ダリーズの姉にはシーザスターズやシユーニをつけて勝負をかけてきています。
また、ダリヤカーナほどの馬に今までシーザスターズやシユーニをつけなかった(ダリーズはダリヤカーナが16歳の時の産駒)理由としてその母ダリヤバがアガハーンスタッドの種牡馬で全く結果が出ていなかったこともあると思います。
おまけですが、ダリーズの12代母はほとんど産駒がいないオーモンドを父に持っています。
マルセルブーサックが意図的にこの貴重な血統の馬を手に入れて大切に育ててきた思い入れがあったのではないかと推察できますね。

凱旋門賞を連覇したダリーズが引退。
アガハーンスタッドで種牡馬入りする予定となっています。
父のシーザスターズが20歳になっていますから、その後継馬としての期待がかかります。

ただ、個人的な見解ですが、アガハーンスタッドがダリーズをどの程度活用するのかにも注目したいと思います。
アガ・ハーン4世殿下もそうでしたが、血統の飽和が一定の時期に事業を機能させなくなるということを認めています。
2009年頃に関係者に配られたアガハーンスタッドのメモリアルブックのようなものには自家生産の種牡馬を2代続けて使うことのリスクについても触れられています。
正確な翻訳がないので解釈が違うかもしれませんが、血統の飽和による機能不全を回避するために父母とも自家生産の種牡馬は1代で消え去ることを目的としなくてはならない、という内容に見えます。
額面通りに受け止めるとダリーズを自身の繁殖牝馬に積極的に種付けをすることはしないというふうにも見えますが。
実際ダラハニなんかもあまり使いませんでしたしね。

普通は自家生産種牡馬の後継馬を残そうとするものですが、ここでは違った哲学があるのかもしれません。
カーインライジングがジ・エベレストで2着に敗れましたね…
高松宮記念にも来てほしいです
>>[102]

カーイン銀行、破綻しましたねぇ。

枠の差、と言えばそれまでですが、いつもの伸びはなかったですね。
中央枠からハナを切った Savvy Hallie の内で最短コースを通った Tempted、外枠で外・外を通らされた Ka Ying Rising。この差は確かにあったのかもしれない。
どちらかというと、内でスルスルと伸びてきてた Joliestar に「よくぞ届いた」というくらいの脚色の鈍さでした。

勝った Tempted はゴドルフィンのオーナーブリーダー、父 Street Boss 母 Calliope 母父 Exceed And Excel で15戦10勝目、この馬は・・・ランドウィックスペシャルか。まぁ、あまり遠征をしない豪州とはいえ、10勝中8勝がランドウィックです。

Ka Ying Rising 陣営としては、想定以上に馬場が重かったのかな。戦前から「敵は天候と馬場」って言ってましたし。
影はっきりのレース当時でしたけど、前日までの雨で馬場の渋りが見た目以上だったという事なんでしょう。
チャンピオンズデイ、後半3レースだけ・・・1番人気がすべて沈む波乱。

まずはフィリーズ&メア。2連覇中だった Kalpana は、中団内ラチ沿いから伸びずに7着敗退。このコースでここまで沈むのを初めて見た。
勝ったのは Minnie Hauk。今年初戦のG2ムーアズブリッジS以来の勝利で、G1はヨークシャーオークス以来の勝利。最初のダウンヒルで集団に寄っていかず馬場の7分どころを単走で下って、Sugar Island がペースメークしたスィンリーターンの手前で2番手に合流。そこから直線抜け出して、2着争いに1馬身半差をつける完勝。
Kalpana は、直線で馬群中央に出して前が開いたにも拘らず伸びませんでした。

お次のクイーンエリザベスII世S。
Hawk Mountain のハナを叩いた Needle Match が主導権を握る。3番手集団の中央前につけていたのが1番人気 Gstaad。Talk Of New York はそれを見る位置からいち早く、周回コースとの合流手前でスパートして Gstaad を交わすと直線内ラチ沿いへ一直線。2着争いを尻目に1馬身1/4差をつけて勝利。
Bow Echo のリタイヤで、マイルは混戦でした。その Bow Echo が勝ったセントJPSで Gstaad に次ぐ3着だったのが Talk Of New York でした。

最後はチャンピオンS。Calandagan は2着、勝ったのはPOWを連覇している Ombudsman が昨年の雪辱を晴らしました。
Calandagan は出遅れ、というか五分で出たもののダッシュが付かずシンガリから。Devil's Advocate がペースメイク、2番手に Bay City Roller。その後ろで内ラチ沿いを Ombudsman が追走。
始終外を回された Calandagan と直線で内ラチ沿いから外へ持ち出して集団中央から突き抜けた Ombudsman の差が出た。Calandagan も番手から粘る Bay City Roller までは届いたものの、Ombudsman は先に抜け出していて3馬身3/4差という言い訳の効かない着差で勝利。ゴドルフィンはマイルのQEIISとともにダブルタイトル。
最終で1番人気は Ombudsman の方だったのね。ペースメーカーを出した分とコース取りの利があったとはいえ、10f なら Calandagan といい勝負か。ジャパンカップに来るかな?二頭とも来たら面白そうではあるけれど。
>>[104]

レース直後のインタビューだとオンブズマンは引退かBCターフの2択。
キャランダガンは問題がなければジャパンCとのことですね。
キャランダガンは昨年ほどの力はないかな?
あまり成長力がある血統ではありませんし。
>>[105]

天皇賞次第ですが、日本もそこまで万全ではないんですよねぇ、ジャパンカップ。クロワデュノールが天皇賞でどう仕上がってるか、マスカレードボールとダノンデサイルも同じく。
三歳勢も、ロブチェンが三冠なら「一強の三冠馬」っぽいですし、ロブチェンを菊花賞で負かす馬が出てきたとして古馬勢と力関係がどうか?と・・・夏に勝てませんでしたからね、三歳勢が古馬に。


年度代表は Daryz でしょうか。戦績は5戦4勝G1を3勝と Ombudsman も並んでるんですが・・・しかも、POWで Daryz を負かしてるんですよねぇ、Ombudsman。
凱旋門賞のタイトルとその連覇の実績か、直接対決で負かした事実か。確かに Daryz は強い勝ち方だったんですが・・・全部ロンシャンなんですよねぇ。
>>[106]

オンブズマン、BC回避しましたね。
あとはジャパンCと香港Cが一応残っていますが、引退の可能性が高そうです。

年度代表馬はダリーズだと思いますが、オンブズマンにもかなり票が流れるのではないでしょうか。
一発があるとすれば今期6連勝のブルーボルトか。
BCマイルの結果次第では急浮上する可能性があります。
チャンピオンスプリンターが確定的なアルメラク、早期に戦線を離脱したボウエコーは厳しいでしょう。
ジャパンカップに来日しそうな馬はどれでしょうか?
ムーニーバレー競馬場が改修でフレミントン競馬場で開催されたコックスプレイト。

直線が長くて「あれ?」と思ったら改修でした。改修後はメインスタンドが従来の3-4コーナー中間になって、直線が317mに伸びます。173mはさすがに短かったと思いますが・・・よく勝てたねぇ、リスグラシュー。

フレミントン開催のプレイト、勝利したのはニュージーランド産の Cosmic Crusader。
縦長の馬群の10番手追走から直線大外豪快に一気で差し切っての勝利。父は日本のモーリスなんですが・・・とられちゃってセン馬です。
G1はこれが3勝目、前々走のターンブルSと昨年のノーザリーSを勝っていて、24戦12勝目の6歳馬。

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