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海外競馬コミュの世界のトレンド -レースの距離と、生産-

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オーストラリアの長距離レースが、なくなりつつある?

オーストラリアは現在3200mのG1レースはメルボルンカップとシドニーカップだけで、アデレードカップ、パースカップ、ブリスベンカップは格下げのG2となっています。

なぜ格下げになっているかと言うと、出走馬のレベルが低くいためです。

オーストラリアで最も賞金が高いレースはメルボルンカップですが、次は2歳馬戦のゴールデンスリッパー(芝1200mG1)となっています。

どのオーナーでも早くに自分の馬が走る姿を見たいという願いに沿うように、オーストラリアの2歳馬戦のプログラムは充実していて、そして賞金も高額となっています。それにあわせて生産も早熟タイプを生産してきてます。

オーナーからの投資があっての競馬ですが、長距離馬の生産で成功していたニュージーランドさえも、オーストラリアの市場の流れについていこうと、早熟そしてスプリンターの血統の投資が増えました。

この影響で、国内で生産された馬で3200mをこなせる馬は大分少なくなり、競争率が低くなっているために、レースのレベルが落ちてきています。

格下げになったブリスベンカップG2はレースの質を上げようと、距離を3200mから2400mに減らし、そして同じくクイーンズランドのドゥーメンカップG1が2400mから2020mに引き下げられた理由は、レースの質を保つためでしょう。

競馬当局のAustralian Racing Board 内にある、National Race Planning Committee (NRPC) (競馬の格付け、番組を管理する委員会)が発表した1994年から2006年までの12年間の統計によれば、開催レース全ての割合を占める2200m以上のレース数は増えていて、統計上から見ただけでは、長距離レースの格が下がっていることが証明できませんが、長距離レースに出てくる顔ぶれを見れば、一目瞭然の現実となっているため、ステイヤーズチャレンジなどのインセンティブを付加したレースの設定など、当局の努力が見られます。

しかし、レースの格を上げるには、距離をこなせる馬を作る必要があり、市場のサーポートがなければ、生産者も長距離馬の生産には取り組まないでしょう。

2400m以上のレースの方がジョッキー、調教師、そしてその馬の心身の力が試されるレースだと思いますが、世界の距離や生産に対する動きはどうなのでしょうか。

アメリカやヨーロッパの競馬に詳しい方、上記のような距離や生産のトレンドを教えていただければ幸いです。

コメント(11)

単純に求められる距離は短くなってきてますよね・・・
英愛ダービーとの兼ね合いもありますが仏ダービーは2400mから2000mに変更しましたし。
デインヒルのような種牡馬が人気を博したのも世界の短距離化の流れじゃないですか?

もちろん日本でも松田国英調教師のように皐月賞→NHKマイル→ダービーというローテをとるのもマイルに対応できるスピードがあると証明しておくためですし。

個人的には長距離レース大好きですけど。
米国では現在、ダート12ハロンのG1はベルモントSだけではないでしょうか。欧州にしても一応、選手権距離を12ハロン、2400mとしていますが、繁殖に上げる際、アピールするのは10ハロン戦・・・その代表は愛チャンピオンS・・・やそれ以下の距離での実績ということになっています。欧州でもステイヤー色の強い血統を持った馬は、しょっぱなから障害用の種牡馬にされてしまうため、アガ・カーンなど一部のオーナーブリーダーを除いては生粋のステイヤーが生まれにくい状況と言えるでしょう。それだけに3200mのビッグレースを持つ日本のステイヤーが世界で浮き上がるのでしょう。
難しいですね。

ただ、一ファンとしては、
そういう競争馬のトレンドに合わせてレースの形態を変えるのは、
なんだか順番が逆のような気がします。
すごく興味深く読ませていただきました。
オーストラリア競馬に関してはほとんど知識がないので
この話にかなり驚いています。

欧州でも距離体系が確立されてしまって
3歳馬の3冠というのものの価値がなくなっています。
(みんなそれぞれの距離にあったレースを狙うため)
しかし日本はディープインパクトで盛り上がりを見せたように
3冠の重みというのがいまだにしっかり残っています。
距離の融通がききそうになくても2冠を獲れば菊花賞も出てきますし、
それ以外でも菊花賞を目指す馬が多いことも
長距離戦の質が維持できている証拠だと思います。

世界的にはスピード重視で短距離傾向は強いものの
日本は伝統的に上記のような長距離レースを大事にしているため、
それらの仔たちが引き続き長距離傾向の質を維持していることが
他国の変化との大きな違いだと思います。

ただ一時期天皇賞(春)の質が下がって
問題視された時期もありましたが、
やはりみなさんおっしゃるように長距離戦は人気もあって
ファンがそこで力を発揮できる馬を強くの望んで応援してくれることも
調教師・オーナー側の生産・調教にも影響しているのではないでしょうか。

最後に日本の場合には長距離も短距離も同じように
賞金が充実していることも大きいと思います。
条件戦でも長距離は多いですし、バランスが取れていることも
それなりにいい効果をあげているのではないでしょうか。

日本の長距離馬が世界中のG?を勝ちまくってくれると
日本での長距離戦ももっと熱くなる気がします。
 
近年は、欧州でも凱旋門賞などの伝統レースよりも
強豪が集まる2000mのレースのほうが評価が高くなります。
(欧州だと2400でも長距離のように扱われています。)

競馬で最もお金が動くのは種牡馬ビジネスなので
種牡馬になれるかどうかが最大の関心事になり、
種牡馬にスピードが重視されてる現状では
ステイヤーは廃れていくのは止むを得ないのかもしれません。
トピ違いかもしれませんが、ひょっとして長距離のレースが一番多いのって日本だったりするんですかね。もっとも去年行われた芝2400m以上のレース123のうち、オープンは20(世代限定戦を除くと16)しかありませんが。

#スピード化、短距離化の行き着いた先はクォーターホースだった、
#なんてシャレにならないなあ
皆さん、ご投稿ありがとうございます。やはり欧米でも見られる傾向のようですね。

現状が続けば、チープインパクトさんがおっしゃっているように日本馬が海外での長距離戦で活躍してくれそうですね。これは、日本の生産に活力をもたらしてくれるので、とても良いことではあります。

ただ、中長距離馬が多い日本の競馬の短距離戦を狙って、海外からの短距離馬が日本に入ってくるでしょうし、生産も競争率が低めの短距離戦に向けた生産に力が入ってきているようにも見えます。(もちろんクラッシックがメインですが)社台に来たスニッツェルが良い例です。


レースの短距離化傾向は世界のトレンドなのかもしれませんが、伝統のあるジャパンカップ、凱旋門やメルボルンカップなどを盛り上げてくれる馬作りを大切にして欲しいですね。

競馬当局もトレンドにあわせてレースを調整しなければならない状況にあるのかもしれませんが、中長距離のレースに良い馬が集まるように、マーケティングなどに力をいれて欲しいです。

ドバイワールドカップに、3200mのレースが出来ればトレンドが代わるか、短距離化の歯止めとなる可能性があるでしょうか?

ドバイはアラブ系のエンデュランス(長距離走)でも有名ですし、提案の価値はあるかもしれませんね。たた、毎年シェイク馬がメルボルンカップに来るんですけど、まだ優勝したことないんですよ。

日本人の私が提案すると、“日本馬のために作るレースのようだ”と思われてしまう可能性もありますが...


提案の件、検討の価値がありそうですね。
少し古いですが、2004年の北米(US&Canada)のデータならあります。

マイル以下が34,938、8.5〜9.5ハロンが27,318、10ハロン以上は420レースです。他の国同様上級条件になるほど長いレースの割合が増えます。ですがそれも相対的なもので、基本的には短いクレイミングレースが多いです。2歳戦は4,313レース行なわれ、総賞金は$129,568,288です。

数字は持っていませんが、欧州ではフランスは長い距離のレースの割合が多いと思います。2100mや2400mの新馬戦がたくさん組まれていますし、下級条件の長距離戦も多くあります。しかし重賞では周知のようにダービーの距離を短縮しました。
日本と欧米の大きな違いは出走頭数の違い、見た目中央と地方の違いに似てますね。
どっちが良いとは言えませんが、お客さんが中心の中央競馬と馬が中心の欧米競馬って分けられるんじゃないかな?と・・
そこの関連性のバランスが悪くなってしまうとフランスみたくダービーでも出走頭数が10頭を切って重要性が欠けてくるので最後には距離をトレンドの2000mに合わせていってしまうんじゃないでしょうか。

まぁ中央競馬は出走頭数をそろえる義務もありますよね。
なんたって控除率を他国の倍ぐらい取ってますから、これで人気がなくなったら・・どうなるんだろう?色々と変えざるを得ないでしょうね。

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