【佐多久英】（さたひさひで、1577〜1662）
9代当主・忠将の孫。父は忠将の三男・久宗。名は休作・久作・民部左衛門。
佐多忠将の孫にあたるが、4歳の時に忠将の養子となり、同じく孫にあたる久慶付きとなった。この時に久慶と兄弟の契りを結んでいる。
慶長元（1596）年、朝鮮に渡っていた久慶の病状が悪化すると、久慶と交代する形で軍代として渡韓。義弘・義恒に謁見し「久作」の名を拝領した。泗川在陣中、義弘が朝鮮人捕虜を使って田畑を作らせることになると、川上久智とともに奉行として監視の役にあたった。
慶長4（1599）年に庄内の乱が起きると、久慶に代わり家督を継いだ忠充が幼少であったことから軍代として参陣。志和地・山田城攻めに加わった後に山田城の城番を勤めた。翌年、日向伊東氏家臣の稲津祐信が穆佐・倉岡で一揆を起こすと、一揆鎮圧で戦功をあげる。寛文2（1662）年、死去。享年86歳。
9代当主・忠将の孫。父は忠将の三男・久宗。名は休作・久作・民部左衛門。
佐多忠将の孫にあたるが、4歳の時に忠将の養子となり、同じく孫にあたる久慶付きとなった。この時に久慶と兄弟の契りを結んでいる。
慶長元（1596）年、朝鮮に渡っていた久慶の病状が悪化すると、久慶と交代する形で軍代として渡韓。義弘・義恒に謁見し「久作」の名を拝領した。泗川在陣中、義弘が朝鮮人捕虜を使って田畑を作らせることになると、川上久智とともに奉行として監視の役にあたった。
慶長4（1599）年に庄内の乱が起きると、久慶に代わり家督を継いだ忠充が幼少であったことから軍代として参陣。志和地・山田城攻めに加わった後に山田城の城番を勤めた。翌年、日向伊東氏家臣の稲津祐信が穆佐・倉岡で一揆を起こすと、一揆鎮圧で戦功をあげる。寛文2（1662）年、死去。享年86歳。
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