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淡江大学日本留学試験同好会コミュの靖国神社参拝に関する政府の基本的立場(政治)

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分野別:政治
作者:日本国外務省
出所:日本国外務省サイト
リンク→http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/yasukuni/tachiba.html
掲載年月日:2006年9月23日
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(本文)

 小泉総理は、今日の日本の平和と繁栄が、戦没者の尊い犠牲の上に成り立っているとの強い思いを抱いている。そして、祖国のために心ならずも戦場に赴き命を落とさなければならなかった方々に対し、心からの哀悼、敬意及び感謝の気持ちを捧げると共に、戦没者が目にすることができなかった今日の日本の平和と繁栄を守ることの重要性を自覚し、不戦の誓いを込めて、総理の職務としてではなく、一人の国民としての立場で靖国神社に参拝している。

 小泉総理の靖国神社参拝が、過去の軍国主義を美化しようとする試みではないかとの見方は誤りである。総理はかねて、靖国神社への参拝は、多くの戦没者に敬意と感謝の意を表するためのものであり、A級戦犯のために参拝しているのではなく、また、日本が極東国際軍事裁判の結果を受け入れていることを明言している。総理はまた、我が国が、「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」ことを認め、「歴史の事実を謙虚に受けとめ、痛切なる反省と心からのお詫びの気持ちを常に心に刻む」べきことや、「世界の国々との信頼関係を大切にして、世界の平和と繁栄に貢献していく決意」であることを、繰り返し表明している。この考えは、最近では4月のアジア・アフリカ会議での総理の演説において、世界に向けて明確に発信され、戦後60年にあたる8月には、総理の談話として発表された。

 今日の東アジアは、世界でも有数の発展した地域となる機会を得つつある。将来の東アジア共同体形成も共通の課題となっている。日本は、この歴史的転換点にあって、東アジアの未来のため、建設的に貢献していく決意であり、そのため、中国・韓国を含め、アジア近隣諸国との友好協力関係を極めて重視している。日本はすでに戦後60年間、この姿勢を行動で示してきた。そして、今後も、近隣諸国との関係を一層強化し、東アジア地域の平和と安定に貢献していくことが、日本の最重要政策の一つである。


(単語)

1.心ながらも:自分の本意ではないが、やむをえず。
「―応諾するしかなかった」

2.哀悼(あいとう):人の死を悲しみ悼むこと。哀惜。
「―の意を表する」「深く―する」

3.目にする:実際に見る。

4.見方:考え方。見解。

5.かねて:前もって。以前より。あらかじめ。
「―御案内申し上げましたように」「―婚約中の二人」「―からの懸案事項」

6.極東国際軍事裁判:第二次大戦における日本の主要戦争犯罪人の審理および処罰を目的として、連合国により東京で行われた国際裁判。オーストラリアのウェッブを裁判長とする一一か国一一名の裁判官と、アメリカのキーナンを首席とする検事団のもとに、東条英機をはじめ二八名が A 級戦犯として起訴された。1946年(昭和21)5月3日に審理開始、48年11月12日に絞首刑七名、無期禁錮一六名、有期禁錮二名の判決が下された(死亡・精神異常による免訴三名)。通常の戦争犯罪のほか、平和に対する罪および人道に対する罪によって裁かれた。東京裁判。

7.受け入れる:人の言うことや要求などを聞き入れる。
「反対意見を―・れる」

8.明言する:はっきり言い切ること。言明。
「必ず解決すると―した」

9.とりわけ:特に。ことに。とりわけて。
「―今日は涼しい」

10.受け止める:外からの働きかけを受けてそれに対応する。取り組む。
「自分自身の問題として―・める」

11.痛切(つうせつ):ある思いや感情を身にしみて強く感ずるさま。
「力不足を―に実感する」

12.刻む(きざむ):深く心にとどめる。
「教訓を心に―・む」

13.決意:重大なことについて、とるべき行動や態度をはっきりきめること。また、そのきめた気持ち。
「―がゆらぐ」「固く―する」

14.アジア・アフリカ会議:アジア・アフリカ会議とは、1955年、インドのネルー大統領、インドネシアのスカルノ大統領、中華人民共和国の周恩来首相、エジプトのナセル大統領が中心となって、インドネシアのバンドンで開催された会議の名称。この会議によって平和十原則を定めた。


(文型)

1. 上に→
「〜上(に)」は「〜 し、(それに /しかも/更に) 〜」と同義で、添加・累加の表現です。類義語に「〜し、〜」(→文型107)、「〜も〜ば、〜も〜」、「〜ばかりか〜」などがあります。
  彼女は優しい上に、美しい。
 →彼女は優しいし、美しい。
 →彼女は優しくもあれば、美しくもある。
 →彼女は優しいばかりか、美しい。
 この文型は良いことには良いことを、悪いことには悪いことを添加・累加しないと誤文になります。例えば、「彼女は優しい上に、背が低い」は誤文です。

2.〜と共に→ 
「共」という語は複数の事物が一つになっていることを表す語で、ここから「〜と共に」は、例文1、2のように「〜と同時に」や、例文3のように「〜と一緒に」を表す用法が生まれます。
 文法上大切なのは例文4、5のように「〜とともに」が動詞の原形や変化を意味する名詞について、「Aが変化すのと平行してBが変化する」という「〜につれて/〜に伴って」(→文型330)とほぼ同義の比例変化の表現を作ることでしょう。これは話し言葉にもにも書き言葉にも多く使われていますが、「〜とともに」はAとBの同時に進行する変化を表す点に特徴があります。
例文:
1.今年の夏は何日となく雨が降り続き、うっとうしい毎日だ。
2.電線に何羽となく燕がとまっている。
3.女となく子供となく、誰もが祖国の危機を救わんと立ち上がった。
4.この高速道路は昼となく夜となく車が走り、一日中、車の流れが途絶えることがない。
5.野となく山となく、どこもかしこも春の気配が感じられるこの頃だ。

3.つつある→
 「〜つつある」は動詞の[ます]形と結びついて、眼前で正に進行中の動作を表します。「刻一刻と/日々/ますます」など状況変化を伝える語と結びつくことが多いでしょう。多くは「年々増えつつある・増えている」「回復に向かいつつある・回復に向かっている」のように「〜ている」に置き換えられます。しかし、この表現の特徴は、例文5の「消える/死ぬ/崩れる…」のような瞬間動詞について、スローモーションの映像のように、その進行を表せることです。これは他の表現に代えることができない「〜つつある」の独自の世界です。例えば、下の「死ぬ」ような瞬間動詞(多くが自動詞)と結びついたとき、「ている」形は死んだ状態を表しますが、「〜つつある」は死が近づく百分の一秒の世界が現せます。
  死んでいる。 <死んだ状態>
  死につつある <刻一刻と死が迫っている>

例文:
1.地球人口は、年々増えつつある。
2.病状は回復に向かいつつあるので、ご安心ください。
3.今わがチームは劣勢を挽回し、優勢に転じつつある。
4.元気そうに見えた彼ではあったが、彼の体は癌にむしばまれつつあった。
5.まさに風前の灯火、さしもの帝国にも終わりの日が刻一刻と迫りつつあった。

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