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須賀川市立第一中学柔道部事件コミュの柔道被害者の会発足へ

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http://www.asahi.com/national/update/0322/OSK201003210179.html
柔道の危険性、指導者は認識を 遺族ら被害者の会結成へ
(朝日新聞 2010年3月24日)

柔道の部活動や民間の教室などで亡くなったり、重度の障害を負ったりした
子どもの家族らが27日、「全国柔道被害者の会」(仮称)を発足させる。
柔道は事故の発生率が高いという研究もあり、同じ境遇の人たちが助け合い、
再発防止につなげたい考えだ。

 発起人の一人、村川義弘さん(48)は昨年8月、おいの康嗣(こうじ)君
(当時12)を亡くした。
滋賀県愛荘町の中学1年だった康嗣君は部活で2人1組で技をかけ合う
「乱取り」の練習中、意識を失い、約1カ月後に急性硬膜下血腫で死亡した。
上級生を相手に1本2分間の乱取りを重ね、26本目で相手になった元顧問に
投げられた直後だったという。

 村川さんが部員に聞き取りをしたところ、当時、康嗣君はフラフラの状態だったとされる。
学校側は「練習は適切」と説明し、町教委が昨年12月にまとめた事故報告書も
練習と死亡の因果関係を「不明」とした。

 村川さんはそのころ、横浜市内の中学3年だった当時、柔道部の練習中に
脳障害を負った三男(20)を持つ小林泰彦さん(63)と出会った。
「孤立している全国の家族が情報交換できる場を設けよう」と意見が一致。
今年1月から会設立に動き出した。

 学校内の事故について研究する愛知教育大の内田良講師(教育社会学)によると、
1983〜2009年度に中学、高校の柔道部の活動や授業で108人の生徒が死亡。
死亡事故の発生率は野球の約5倍で、脳障害などの後遺症が残った事例も
07年度までの10年間で70人に上るという。

 死因の約6割が脳内出血や頭部外傷で、高校1年、中学1年が約6割を占める。
内田講師は「受け身をうまく取れない初心者が事故に遭っているのではないか。
指導者は柔道の危険性を認識するべきだ」と指摘する。

 27日に、村川さん、小林さん、埼玉、長野の計4家族で会を発足させ、
東京都内で会合を開く。このほか、大阪、福島、山梨の計4家族からも参加や
協力の申し出があるという。
同日から会のホームページ(http://www.judojiko.net)を立ち上げ、把握して
いる全国の事例を紹介し、会員には被害家族の訴訟記録や医学資料などを提供。
6月には脳障害と柔道事故をテーマにシンポジウムを開く予定だ。

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