さらにこれはv = (q+r)/2, u = (q-r)/2とすれば
3*v^2+u^2 = 3
という楕円上の有理点を求める問題になります。
(II)m > n, k > l, k > mの場合
n > lも簡単に分かるのでk > m > n > lとなります。
(I)の後半と同様に変形していくと,
(m, n) = (k, l)
⇔3*v^2+u^2 = 3*x^2+y^2 (v = m+n, u = m-n, x = k+l, y = k-l, つまりv > x > y > u)
⇔3*(v+x)*(v-x) = (y+u)*(y-u)
⇔3*a*b = c*d (a = v+x, b = v-x, c = y+u, d = y-u, つまりa > c > d > 3*b)
となってかつm, n, k, lを復元できるa, b, c, dを求める問題となります。
m, n, k, lが自然数との条件を考えると上式の他に
(i)それぞれ4で割ると1つは3余って3つは1余る
(ii)それぞれ4で割るとすべて割り切れるか,すべて2余るか,2つは割り切れて2つは2余る
のどちらかが成り立つことが必要十分になります。