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老会話コミュの入院日記

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9月〇日

今、我が家の爺様が、ペースメーカーの交換手術で入院中なのですが、毎日いろいろなことが起こります。
短期記憶がなくなっている爺様、いきなり病院に連れてこられて状況が、理解できない様子。

看護師さん「〇〇さぁ〜ん、宜しくお願いします」
爺「なんじゃぁ〜!」
看「今日から、入院ですよぉ〜」
爺「いやじゃぁ〜!」
看「入院だから、一週間は我慢してもらわないとダメですよぉ〜」
爺「いやじゃぁ〜!」

次に主治医の説明
医者「ペースメーカーの入れ替えをしますよ」
爺  「いやじゃぁ〜!」
医者「電池がなくなってきてるので、入れ替えないとダメなんですよ」
爺  「いやじゃぁ〜!」
医者「手術しないと、心臓が止まってしまうのですよ」
爺  「止まらぁぁぁ〜ん!」
爺  「手術するなら今すぐココで、やってくれ〜!」(早く帰りたいから)


ちなみに爺様のセリフは全部絶叫!しかもシーンとした病室内での絶叫!流石に恥ずかしくなって「お爺ちゃん、恥ずかしいからやめてよ!」というと、爺様、ニヤリと笑う・・・

となりのベッドには、
「おらぁ看護師と喧嘩したから、今日退院するんだ!」変わり者のオヤッさん
爺様みるなり「このジイチャン俺の将来の姿!」といって、聞いてもいないのに、色々教えてくれる。

「気をつけろよ。嫌な看護師いるからよお。
この部屋はは4人体制でやってて、いいのと悪いのがいる。
あの爺さん(奇声をあげるおじいちゃんが、わが爺様の隣のベッド)うるさくってよお。
いい看護師は、寝かしつけてくれるんだけど、他は知らん顔、俺のベッド今日空くから、お父さんこっちに移動してもらいな。隣じゃうるさいぜ」と主?からの一通りの心遣い。
そして最後に「意地悪な看護師には、気をつけな!」「あ・か・い リボン!」と耳打ちされる。
その後、私はずっと「あ・か・いリボン」を探す。


そして隣のおじいちゃんの絶叫が始まる!
「うぉ〜」とか「ガー」と言って、ベッドからのりだす!(危ないっ!)
耳が遠いはずの、うちの爺様がそのおじいちゃんに「うるさ〜い!(絶叫)」と怒鳴る!!
その後で、病室に戻ってきた、変わり者のオヤッさんが、すかさず奇声を発するおじいちゃんに「なんだよ、じいさんうるせ〜よ!」と怒鳴る!

そして一連の騒ぎの後、爺様の手術始まる。
隣のおじいさん、爺様が怒鳴ってしまってゴメンナサイ!
入院初日の話です。(*_*) 目眩おこしそうでした。


2日目:
爺様、手術したことはすっかり忘れてしまった様子(*_*)入院してるけど、なぜ入院してるか分からないみたい。
となりのおじいちゃんがわめくと、また「うるさ〜い!」

3日目:
爺様、すっかり落ち着いた様子、病院に入院していることも理解できて、大人しい
私が、
「ジュース一緒に買いに行こうか?」
と促すと、同室の新入りおじいさんがカーテン越しに

「悪いけど、カルピスウォーター買って来てもらえねぇ〜か?」
と、ピンっとした千円札を差し出した。

「いいですよ」と私、するとおじいさん
「釣りはいらねぇ〜よ!!」
いいねぇ〜、入院していたって、病人だって、「釣りはいらねぇ〜よ!!」と見栄を張る、気風のよさ、粋なおじいさんだなあと、微笑ましくなってしまった。

4日目:
爺様、外に出たいというので、院外で風にあたる。もうすっかり状況もつかめた様子で、部屋の中ばかりでつまらない、外に出たい、風にあたりたいと、外にでると嬉しそう。気分がよさそうだったので、写真とりました(ピースサイン付き)

初日は大騒動だったけど、段々と慣れてくるんですよね。
最初っから、「こうしてください」「ああしてください」とおっかない顔で言われても、警戒するんですよね。

病院って「老会話」ネタの宝庫ですよね。

言葉から入るより、心から入る看護師さんが「老会話」の達人だと思いました。

それにしても・・・病院ドラマにで出来そうな登場人物ですよね。皆さん

コメント(4)

う〜ん、看護師さんたちからすると患者の皆さんって
おとなしく言う事聞いてくれる優等生ばかりではないわけで
いろいろな人がいるし、濃いキャラな人もいるしで大変そうですよね。
仕事そのものよりその濃いキャラな人達とコミュニケーション
していかなくちゃいけないわけだから、ストレス溜まりますよね。
きっと無意識におっかない顔になっていたり
声や言い方がきつくなっていたりするんだと思います。

> 言葉から入るより、心から入る看護師さんが「老会話」の達人だと思いました。

目からウロコです。ありがとうございます。
ちょっと反省させられます。
「言葉から入るより、心から入る」名言ですね。

それにしても新入りおじいさん、粋ですね。
病院でそんな粋なセリフを聞けたらかえって疲れも飛んでいきそう。
なんだかんだ同室の皆さん、憎めないキャラで微笑ましいです。
しゅうはさんも病院通いはしばらくお疲れのことと思いますが
おっかない顔にならないようにリラックスしてくださいね。
>しゅうはさんも病院通いはしばらくお疲れのことと思いますが
>おっかない顔にならないようにリラックスしてくださいね。

大丈夫ですYO (^_^)d
ちょっとやそっとのことじゃ、どうにもなりません、もう慣れましたよ。
ちょっと古いが、「想定の範囲内」ですよ。全部。
そして、そのための「老会話」じゃないですか、会話しなくっても、心が「老会話」モード(相手を受け入れるってこと)になってるから、大丈夫なんですよ。

それにしても、110円のジュースを1000円で、釣りはいらねぇって
なかなか言えるもんじゃないよね。
いつか言ってみたいけど、やっぱ、おばあちゃんよか、おじいちゃんのセリフだよね。
> そのための「老会話」じゃないですか、会話しなくっても、心が「老会話」モード(相手を受け入れるってこと)になってるから、大丈夫なんですよ。

またまた目からウロコ。心に沁入ります。

「釣りはいらねぇ」のおじいちゃんも粋だけど
しゅうはさんのお言葉も粋です。
きっと粋なおばあちゃんになれると思います。
先月末から私の祖母も胃の手術のため入院いたしました。
入院に際しては本人が一番不安だと思いますが、
家族にとっても高齢での入院や手術はいつ何が起こるか心配で落着きません。
環境が変わることによる強いストレスで、精神的におかしくなって(ボケる?)
そそうをしたり、わけわからないことを言ったり、ふさぎこんだり、
そういう症状が出るのを以前引越しの時に経験したものですから。

ということで、積極的に声かけしなくっちゃ、話しを聴いて落着かせなくちゃ、
とせっせと病院へ通っておりました。
でも、そんな家族の心配をよそに担当の看護士・Mさんは素晴らしい老会話で、
祖母のハートをがっちり掴んでいました。

さらに何を話すのにも弾けるような満面の笑顔。
ああでもないこうでもない愚痴る祖母の話しを聴いている間もずっと笑顔。
廊下を歩いている時もその笑顔は遠くからもわかるほど。
とにかく大変インパクトのある笑顔なので、私達家族もとっても癒されました。

そしてMさんは見事な老会話で
「そうですか、大丈夫ですよ」と肯定+肯定で話します。
私達は「そうだね、でもね、…だから我慢してね(…だから頑張ろうね)」と
せっかく肯定しても、すぐ否定して+押し付けの言い方になります。
これでは、不安な気持ちを訴えても受け入れてもらってる感じがしなくて
よけいイライラしちゃいますよね。(反省)

それにしても笑顔は言葉に勝るということを実感させられました。
祖母が入院初日に書いたと思われるメモをみつけたのですが
ミミズが這ったような字で読めなくてようやく数日後に解読。

「え が を が す て き ◯◯さん」

それはMさんのことを書いたものだったんです。
祖母は名前を憶えようとしていたのかもしれません。
何人もの看護士さんにお世話になりましたが、他の看護士さんは
「看護士さん」と呼び、Mさんは「◯◯さん」と名前で呼んでいました。
祖母にとってMさんの笑顔はつらい入院生活をいい思い出にしてくれると思います。



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