ログハウスファン大集合！コミュの総二階建てログの功罪

何年か前にログハウスに関する法律が変わり
ログの壁高が4Mの高さ迄許可になりました
またメーカーによっては認定を取り総二階造りのログも建てられる様になりました
それ迄は2Fはロフト形式でちょっと不便な感じだった
（シェットドーマーやゲーブルドーマーはありましたがやはり手間が掛かりました）

しかし、総二階や壁高4MがOKになると2Fの空間が広がり使い勝手はとても改善されたと思う.......

しかし落とし穴もある
屋根の位置が高くなると云う事は
それだけログ壁に有害な紫外線や雨、雪、ホコリ等の影響を受け易くなって来る事は
想像すれば理解出来ると思う

しかし、多くのメーカー（輸入代理店か）は壁高が高くなる事によってログに発生する
様々なリスクに対応する処置をとっていないのが現状だ

ショボイログ材にショボイ塗料、ついでにショボイ施工技術
トップメーカーと称されるメーカー程当てはまるのです
お値段重視のメーカー程当てはまるのだから致し方ないと云われればしょうがないけれど....

写真は某有名メーカーのログです。築8年目に発見されました
（再塗装は2～3回されているとの事でした）

写真（1）総二階建てログ
写真（2）妻壁の中央のノッチの最下段チョット見にはそれ程と思うかもしれないけれど...
写真（3）悪い箇所を取り除いてみれば

コメント(27)

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[1] mixiユーザー 08月23日 21:59

その2
（写真4）ノッチの中からは湿ったカビ臭いGウールが
（写真5）腐食は反対側迄来ていました
ハーフ側のノッチ部分は半分程になっている
中に入っているノッチもやはり半分程度です
しかもこっちの方が奥深く15cm程中に行っているので始末が悪いのです
一瞬新しいログ材も来ているのでこれと入れ替えか～？？？とも思ったのですが
（6）判断としてはやはり木工用エポキシパテでつなげる事としました

[2] mixiユーザー 08月23日 22:07

その3
（写真7）パテを磨いてフラットにして色を乗せて行きますが
　　　　なかなか上手く行くものではありません

（写真8）しかし....悪戦苦闘？の末にこんな感じになりました。

[3] mixiユーザー 08月23日 23:42

30年位前の夢〇にも既に書いてあるセオリー
深い軒でログに雨を当てないようにする・・・

そういえば海そばの檜のログのノッチをバッサリと切り落としていた記事もあったっけ・・・
木である以上濡れれば腐るのは理
溜飲が下がりましたねぇ

まぁそんなことお構いなしに設計者はデザインする訳ですが・・・

個人的にこのスタイルの総二階は嫌いです。特に平地では。
普通の大屋根デザインでもフルシェッドドーマーなどにすれば、この腐ったログと同じ居住空間は確保出来るし、深い軒も両立できます。

[4] mixiユーザー 08月24日 13:40

＞ポップさん
＞個人的にこのスタイルの総二階は嫌いです。特に平地では。
普通の大屋根デザインでもフルシェッドドーマーなどにすれば、この腐ったログと同じ居住空間は確保出来るし、深い軒も両立できます。

同感ですな

＞そういえば海そばの檜のログのノッチをバッサリと切り落としていた記事もあったっけ・・・
木である以上濡れれば腐るのは理
溜飲が下がりましたねぇ
正確にはノッチの中心から600mm外側からバッサリです。

[5] mixiユーザー 08月24日 14:13

「特に平地では」の意味を考えていました。
そういやポップさんが組まれた２階玄関の総２階ログハウスがありましたね。
確かバリアフリーだったような、、、、。

[6] mixiユーザー 08月24日 20:53

ぶれさん
あれは割とキツイ傾斜地ゆえ致し方なくああなってしまったのです。
バリアフリーとて二階のLDK+1室+トイレだけでユーティリティは下階に下りる必要がある・・・
いざとなったらU字階段撤去してホームエレベーター付けられるように設計してあります。
つまりは〇持ちの別荘でローンが残っているのにログが腐ってキター・・・・どうしよう・・・という物件では無い訳でして・・・
ただこのログみたいになる事を予測して相当な対策やってます。

提案したデザインでは大屋根切妻のフルスパンゲーブルドーマーだったのですが、デザインを却下されてしまったのです。
シンプルが良いと・・
あれが現実になっていれば・・・・
こんな感じになってたハズ

[7] mixiユーザー 08月27日 15:59

総二階建てやログ壁高4mのログを計画の方が注意する箇所は

（1）出来るだけ深い軒を作る
　　妻壁は前後2m程度、桁行きは1m以上が望ましい
（2）ログを施工する業者がノッチ部分やグルーブ建具周辺からの
　　　雨水の進入を出来る限り完全に止められるノウハウを持っている
（因みにT社やB社も含め多くの代理店の施工仕様書にはシーリングテープのみの施工しか表記していない）
（3）出来る限り良い塗料を選ぶ
（4）良い材料のログを選ぶ

しかし、基本的には壁高3mでシェットドーマーをお勧めします。

[8] mixiユーザー 08月28日 09:39

4mとかログ壁を積み上げるのであれば、1Fと2Fの間に庇を付ければまだマシですね。

[9] mixiユーザー 08月28日 10:02

humpbackさんのトピ立ての1枚目の写真のような、輸入住宅（外壁板張り）は多く見かけます。また壁もガルバで出来た庇も無い家もあります。

どちらにせよ、壁には直接風雨が当たるし、屋根からの滴も跳ね返る
雨の日は窓を開けられないし、夏の陽射しは暑くてしょうがない

こういうおうちは、雨の少ない特殊な地域で、夏も爽やかな地域（そんなんあるのかな、西海岸？）ではいいかもしれないけど、日本には向いていないですよね

ましてや総ログなんて、、、、。

[10] mixiユーザー 08月28日 21:20

　　ぶれ　さんの意見は、私もしょっちゅう人に説明します。

雨のこんなに多い高知県でも、二階まで庇の無い輸入住宅、一般住宅が沢山あります。

信じれん！

　　やっぱ雨のひでも、窓をあけたい時もある。。。

[11] mixiユーザー 08月29日 09:47

しかし.....
そんなログが増えて来ているおかげで.....
拙者の仕事も増える訳で....
仕事自体が少なくなって来てる昨今有難い話ではあるのですが......
修理に幾たびに気分は

何とも心中複雑な気分な訳で...

せめてこのコミュニティに参加されてる方だけはそんな事にはならないよう願っております

[13] mixiユーザー 10月04日 22:29

kiyoさん
はじめまして

＞写真を見てどう思いますか？
T社のログですね？
頂いた写真では見てみたい箇所が写っていないので......

見た限りでの気になる点として
隣家との距離があり比較的ゆったりとした土地に建てられていますネ
風が抜けて良いと思います
反面、風が抜けると云う事は横殴りの雨の影響を受けやすく
雨水の進入が起こりやすいと思いますが対処方法が気になります
どんな対処方法を取られているのでしょうか？

1Fと2Fの防音処理はどのような処理をしていますか？

写真に写っていないけれど
外部建具周辺（窓枠のトリムボード）の防水対策
外部建具の上部に設置している板金の処理の施工方法
ゲールエンドのログなのでセトリングによって垂木の位置がずれます。
その影響によって発生する天井板の隙間の防ぎ方はどうされているのでしょうか

ここら辺の事をビルダーに質問されては如何でしょう

[16] mixiユーザー 10月05日 10:40

＞ちなみに、トップにあっぷしている総二階はT社ですか？
お察しの通りT社です。

＞とりあえず、現在コンゾランをこってりと3度塗りしています。
軒天はきつかった
ご苦労様でしたネ
因みに軒天は直接太陽も当たらないので3度の必要性は無いかも......

[18] mixiユーザー 10月07日 00:35

＞輸入材はどうも抵抗がありまして、、、、、
いろいろ回って、T社のパフォーマンスが悪くなかったように思うのですが、
ハンプバックさんから見てどうですか？

ログの弱点は色々あるけれど大きな弱点は2つ雨と紫外線です
それらからログを守る為に一番効果があるのは出来るだけ屋根を大きくして
雨や紫外線からログを守る事なのです。
（同じ様な事をこのトピの一番最初に書いています）

貴殿のログの軒の深さ前後左右それぞれはどのくらいですか？
NO7に書いてある私がお勧めしている寸法と比較して下さい

多くの方はログの購入時に屋根の大きさなんて気にもせず見もしませんが
ログの寿命は屋根の大きさに比例すると云っても過言ではないと考えています
塗料が発達したとしても現状ではまだまだです
そしてメンテナンスの度に財布

が空になって行くのです

そこら辺の事を考えて頂ければ私の答えを想像して頂けるかと......

久しぶりに強い台風が上陸しそうです
貴殿のログが雨水の侵入にみわれない事を祈っています

[19] mixiユーザー 11月03日 08:46

2009年にこのトピを書きました。
先日オーナーさんより木口が又腐食しはじめたと云う連絡を頂き画像を送って頂きました。
画像を添付します
写真1は赤丸が入っているログエンドに問題が発生している様です。
写真2と3はアップ写真です
南西の角のログエンドが一番酷い様です（写真1の右端の赤丸）

[21] mixiユーザー 11月03日 09:09

原因はログエンドに塗装されている白いペンキと外部迄施工されているグルーブの断熱材です
使用されているペンキは空気を遮断します。
ログは天候（湿度）によって日々変化します（伸縮を繰り返す）
使用されているペンキは一旦乾燥すれば動きません
時間が経つとともにペンキはひび割れその割れから雨水が侵入します。
侵入した雨水は断熱材が吸収してしまい、時間とともに腐朽菌が増殖し活躍を始め腐食が始まり現在に至ったようです。

2009年の修理に伺った時に「ログエンドの白いペンキは駄目です」と注意を差し上げたのですが
何ともなかったので大丈夫だとオーナーさんは判断され白いペンキを上塗りされた様です。
（再塗装はオーナーのDIYで行われました）
注意したのですが聞いてもらえなかったのは残念でした

写真1ログエンドに見える断熱材
写真2カビで真っ黒になった断熱材（既出ですが）

[22] mixiユーザー 07月30日 23:26

大変参考になるトピです。
素人の質問で申し訳ないですが、軒や側面の屋根を大きくすると、このトピの最初の写真の家ぐらいの大きさの家の場合に、施工会社にもよると思うのですが、一般的にどれぐらい屋根の費用は上がるものなのでしょうか？

[23] mixiユーザー 07月31日 05:54

まず、こうなったのは幾つかの原因が重なっていると思われます。
①ログの壁高が4m以上と少々高く積まれている。
②施行不良
③設計による
等々

左右の出を1m、前後の軒の出を2m出すとすれば、他社は不明ですが調べた結果では屋根を大きくす為に棟木や母屋のサイズをアップし垂木、野地板、天井板、屋根材等の材料費と施工費用を合わせて坪当り2万円~程度はアップすると思います。

[24] mixiユーザー 08月01日 01:10

ありがとうございます。
見晴らしの良い場所にログハウスを建てようと計画しています。そうすると雨風にさらされることになるので、対策をこのコミュや本などを読んで勉強しています。大きな屋根で壁高を高くしないことを基本にプランを練っていこうと思います。

[25] mixiユーザー 08月01日 04:22

>>[24]
見晴らしが良い土地ならば平屋がお勧めかも
チョット割高感はありますが、逆にメンテナンス費用は少なくて済むと思います。

[26] mixiユーザー 08月01日 21:56

ありがとうございます。勉強になります。
色々な完成見学会に参加したら平屋が多かったのは、メンテナンスを考えてのことなのですね。
個人の好みとしては大屋根のロフトタイプが好きなのですが。将来も見越して考えていこうと思います。

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