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有価証券報告書コミュの【レイテックス】

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2004年4月にマザーズに上場した会社です。

上場時に1200円x500千株=600百万円
2005年9月に1765円x800千株=1412百万円
合わせて2012百万円を株式市場から調達してます。

有報で解る範囲(H11年5月期以降)では赤字決算は出してません。

売上高はここ5年間で約6倍に成長しています。

しかし、株価は上場直後に6900円の高値を付けて以来下降し続けています。

さて、この会社、皆さんどう思われますか?

私の分析はここに順次書き加えていくことにします。

ご意見がある方がいらっしゃいましたら遠慮なくコメントして下さい。

コメント(22)

私がこの会社に注目した第一の理由はセルフファイナンス日数(以下SF日数)の多さです。

※補足説明
SF日数=売掛金回転日数+棚卸資産回転日数-買掛金回転日数
(企業の資金繰りをチェックする指標)

06年5月期は(ここは5月決算)なんと453日となっています。
(内訳:売掛305日、棚卸280日、買掛133日)

ちょっと驚きの数字です。
業種業態によって事情があるにしても、常識的に考えると。。。

そこで過去5期分の売上高と売掛金、SF日数を調べてみました。

決算期    0605  0505  0405  0305  0205
売上高(百万)4875  3622  3206  1449  1064
売掛金(百万)4079  2830  2369   577   493
SF日数     453   498   273   -60   122

04年5月期からSF日数が急速に増加してます。
そして、売上高と売掛金の推移。何か変だと思いませんか?
おかしいかどうかは余計なお世話というところでしょうか。
売掛金の話はちょっと置いておいて、キャッシュフローを見てみたいと思います。

決算期   0605  0505  0405  0305  0205
営業CF(百万)△1371 △1398 △1626 △3 △39
投資CF(百万) △240 △446 △147 △23 △30
財務CF(百万) 2263 1714 1916 565 57
0205期首現金同等物 46
0605期末現金同等物 1250

営業CFは有報で解る範囲では一度もプラスになっていません。
つまりこの会社は、事業行うことで現金を支出し、さらに有形固定資産などを取得する事でも現金を支出し、それらを全て借入れと株式発行で賄っているということです。

営業CFは何らかの理由で、単独期でマイナスになる事は珍しくありません。
しかし、何期にも渡ってマイナスというのはちょっと異常です。

企業価値の観点から言えば、この会社は投資家に一切価値をもたらしていません。
配当は出してますが、実態は借入れから出していることになります。
これはハッキリ言って蛸配当と言えるのではないでしょうか?

営業CFが継続してマイナスの企業は、いずれ「継続企業の前提に重要な疑義を抱かせる事象」として注記に書かざる終えなくなるのが通常です。
しかし、この判断は経営者に完全に任されています。
書くも書かないも経営者の自由なのです。
すみません失礼します。
この掛けで売っている相手って誰なのでしょうね。
もしかしてカネボウみたいなことをしていたりするのでしょうか???
主要な売掛先は有報の附属明細表で知ることが出来ます。
残念ながら、どんな事をしているのかは知る由もありません。
推理するしかないでしょうね。
売上高と売掛金の関係に戻りましょう。
上記5期分の売上高と売掛金の増加額に注目すると面白い事が判ります。

前期からの増加額(百万)
     売上高   売掛金
0305   385    84
0405  1757  1792
0505   416   461
0605  1253  1249

売掛金残高が急速に増え始めたのは0405期からです。
それ以降、売上高と売掛金の増加額はほぼ一致しています。
さて、これのどこがおかしいのでしょうか?

売上高の増加と共に売掛金が増加するのはおかしくありません。
ただし、それは売上高に占める割合が同水準であればの話です。

売上高すなわち収益というのはフローの科目です。
つまり、その中身は次期に繰り越される事はありません。
一見同じような数字が計上されていても、中身は毎期入れ替わっています。

一方、売掛金はストックの科目ですので毎期残高が繰り越されます。
期内に現金化されない分は積み上がってしまうのです。

この会社は0405期以降の売上高の増加分が、ほぼそのまま現金化されずに売掛金として積み上がっています。

勿論、この売掛金がいつかちゃんと現金化されるなら問題は無いとは思いますが。
Junさんの質問にもありましたが、主要な売掛先は附属明細表で知る事が出来ます。

  売掛先    金額(百万)
三益半導体工業   810
SUMCO       690
Speed Fam社     545
S.E.H         378
横河マニュファクチャリング  236
その他        837

上位2社は上場企業してます。
早速それぞれの有報を見てみます。
三益は決算期も同じ5月決算でした。(これ重要)
SUMCOは1月決算です。

三益の買掛先を見てみます。
 買掛先   金額(百万)
日平トヤマ    359
スピードファム  336
チノー      274
東朋テクノロジー 188
高信科学     166
その他      3838

あれ?レイテックスが入っていません。
レイテックスの三益への売掛は810百万もありますので
筆頭に入っていていいはずなのですが。
しかも決算期は同じですので、期づれが原因ということはないはずです。
何らかの理由で、その他に入ってるのでしょうか?

事実を確かめるために、三益のIRに電話してみました。
失礼します。
教えて頂きありがとうございます^^有報を見てみました!三益の買掛先に一度もレイテックスの名前は出てきていないんですね。。。
>junさん
でしょ?不思議ですよねw

しかし、こんな事書いちゃってて大丈夫なんでしょうか?
ちょっと、心配になってきた^^;
すみません・・・訂正ってできないんですね。消してしまいました・・・

公表されているデータの解析をしているだけなのですから堂々と行きましょうよ^^こういう話ができるのはとても楽しいですし!

SUMCO(サムコと読めばいいのでしょうか・・・)の有報も見てみたのですが、額が小さいため参考になりませんでした
そうですね。まぁ、皆知ってることでしょう。

SUMCOは買掛のスケールがでかいので分かりませんね。
それに決算月もずれてるので、違っててもおかしくないのです。

このずれを利用するのが定石ですから。
1のSF日数の推移が間違ってましたので訂正します。

      0605 0505 0405 0305 0205
SF日数  453  485  278  120  160
※原因は買掛金の数字を間違った為です。

申し訳ありませんでした。
【M社IRへの電話】

女性:はい、M社でございます。

 私:私、個人投資家のよこちんと申します。IR担当の方、お願いします。

女性:はい、少々お待ちください。 

  ・
  ・
  ・

A氏:はい、IR担当の者です。

 私:私、個人投資家のよこちんと申します。お世話になっております。

A氏:お世話になっております。

 私:この度、御社への投資を検討しておりまして電話させて頂きました。
   業績の方、好調のようですね。

A氏:ありがとうございます。

  ―――軽く雑談(略)―――

 私:ところで御社はL社さんともお取引されてますよね。

A氏:はい、取引させてもらってます。

 私:どのようなお取引ですか?

A氏:(長いので略)

 私:前期決算でのL社さんへの買掛金残高はございますか?

A氏:えーと、特にございません。

 私:本当ですか?L社さんの有価証券報告書には御社への売掛金が計上されて
   いるようですが、ご存知ですか?

A氏:いえ、存じておりません・・・決算のずれが原因かもしれないですね。

 私:そうですか・・・御社とL社さんは同じ5月決算なんですけどね。

A氏:そうですか・・・なにぶんL社さんの報告書の件については、私どもでは・・・

 私:そうですね。失礼致しました。
   ではL社さんへの買掛金がないのは確かなんですね?

A氏:はい、特にございません。

 私:わかりました。ところで・・・

  ―――軽く雑談(略)―――

 私:お忙しいところ、どうもありがとうございました。

A氏:いえ、またよろしくお願い致します。
粉飾の可能性があるのでしょうか。。。
それは、私の口からは言えません。

上の事実だけからでは、どちらかが嘘をついてるとは言えません。
認識の違いがあるという事でしょうね。
そうですかぁ・・・
今回のレイテックスの例も、投資対象をまとめて行くうえでの参考になりました^^ありがとうございます!!
ここの株価、何だか面白いことになってますねw
よくやるなーって感じです。

ちなみに私の企業価値算定では、何度電卓を叩いてもここはプラスにはなりません。
(これには粉飾しているかしてないかは関係ありません。)

何故かというと、企業価値の算定では運転資金の増加分は株主負担となる為、この会社の場合は売上が増えれば増えるほど株主負担が増大してしまうからです。

おそらくこの会社が今後存続していく為には、更なる増資が必要になると思われ、そのコストは全て株主が負担することになります。

この会社は、ある意味とてもよい教材?ですので今後もフォローアップしていきたいと思います。

まず、遅ればせながら四半期決算についてですが、
私は四半期決算を見る際、PLは参考程度にしかしませんがBSは吟味します。
それは、BSはストック項目ですので四半期といえども企業の実態を見ることが出来るからです。

ここの当期1Qの決算短信からもこの会社の実情が窺い知ることが出来ます。
今回最も注目すべきは、個別財務の注記にしれっと記載されている
「受取手形割引高 576,714千円」
でしょうか。

とうとう手形割引にも手を出したかという感じです。

この576,714千円はBS上では現金として計上されているだけですが、実態としては受取手形と短期借入金にそれぞれ計上されると思って見なければなりません。なぜなら手形割引というのは、手形を担保にした借入だからです。

ですのでCF計算書を見た場合も、売上債権の減少額は168,461千円にとどまり、営業CFは869,965千円のマイナス、逆に財務CFは877,443千円のプラスという事になります。

つまり1Qだけで営業的に8億7千万使い、その資金は全て新規借入によって調達したという事です。

この事実を見てもこの会社の台所事情が窺えます。

おそらく経営者は増資の甘い誘惑にかられているのではないでしょうか?

最近の株価変動がその事と関係なければいいのですが。。。
恒例の下方修正出てますね。

http://ir.eol.co.jp/EIR/6672?task=download&download_category=tanshin&id=463868&a=b.pdf

59億売って1千万の純利益って。。。
必死に赤字決算だけは避けようとしてるみたいですが、
コンガリroastされちゃってるのはミエミエですね。

今期の有報が楽しみです。
とうとう営業赤字無配転落ですか。

http://ir.eol.co.jp/EIR/6672?task=download&download_category=tanshin&id=561249&a=b.pdf

といっても、本当はとっくの昔から・・・だったので、
もう煮ても焼いても食えなくなったと言うだけですけどね。。。


さて、ココは財務制限条項付のシンジケートローンを組んでますので
2期連続で経常赤字を出したら飛んでしまいます。

来期は必死で黒字化することでしょう。

それまで○○が表沙汰にならなければの話ですが。。。
どもども、ご無沙汰しております。


最初にこの会社を取り上げてから2年が経ちました。

当時の株価が確か900円くらい、そして今80円くらいですか。

たった2年で約10分の1。風前の灯火となってしまいました。。。

一応言っておくと、サブプライムローンとか関係ありませんから!

さて、ここからは子供のオモチャにされてしまうであろうこの会社ですが

果してどのような終焉をむかえるのか?

目下のところ以下の可能性が考えられます。

1.上場廃止基準に抵触
 時価総額が9ヶ月以上5億円に満たない場合上場廃止に。
 逆算すると9ヶ月以上83円以下で推移するとOUT
 この場合だと早くて来年の7月頃に結論が出るか?

2.シンジゲートローンの期限の利益を失う
 2期連続の経常赤字、もしくは19年5月期の純資産額の80%を下回る事で
 期限の利益を失う為、資金繰りが行き詰る。
 前期経常赤字の為、今期経常赤字でOUT
 もしくは純資産額が19年5月期の3,438,085千円×0.8=2,750,468千円
 を下回るとOUT  (ちなみに前期は2,883,594千円でギリギリセーフ)
 いずれにせよ来年5月末の決算で結論が出るか?

1.は力技でどうにか出来ても2.は正直ツライところではないかな?
誰かお金を恵んでくれるところがあれば別ですが。。。







業績予想の修正に関するお知らせ
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20090330/5l0r3p/140120090330037941.pdf

金融支援(借入金返済の延滞)に関するお知らせ
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20090330/5l0rom/140120090330038694.pdf

上のコメントの2.に完全に抵触してしまってます。
というより、3/30・3/31返済期限分も返せない状況。

「金融支援を受けるに至った経緯」と書いていますが、
「取引金融機関の皆様へ支援を要請しており、借入金返済条件等の変更に向けて前向きに協議中」とあり、合意したわけではなし。



もうダメかもわからんね。

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