麻雀道への道コミュの麻雀道への道１２

今回は「麻雀プロの打ち方」について。

最近インターネットやスカパーなんかで、
「麻雀プロと対戦」みたいな事やってますね？
あれはあれで良いのですが、なんか自分は、「麻雀プロ」の人達に対して、情けない打ち方するなぁ、と思ってしまう。

「プロの麻雀＝良い麻雀」みたいに思ってる人がいるみたいなんで言っておきますけど、決して「良い麻雀」では無いと思います。

★今の麻雀プロといわれてる人達は、手元の点棒を失う事を恐れて守りに回り逃げ回る。
振込みや、鳴かれるのを恐れて自分の牌の形を崩してまで、安全策をとる。
そうやって相手の手を止め、和了りを防いでいると思ってるのでしょうが、とんだ勘違いです。
それはただ自分の流れを止めてるにすぎない事が多い。
そんな事では、真の実力なんて身につくわけがない。
「これは鳴かれる」「どちらかが当たり牌だ」というスレスレのところまでやってみないと、読めているのか、ズレているのかの見極めもつかないし、「流れ」を自分のものとする事もできない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（桜井章一氏の言葉）

勝率を求め、「内容」は求めない。
「プロ」とは結果が全ての世界なんで、そういうふうになるのでしょうが、自分は「弱いな」と感じてしまう。

「内容」を求めてこそ真の勝利に繋がるし、「力強い勝利」になるのだと思う。

「内容」と「結果」は結果だけ求める方がたやすい。
だが、「内容有る結果」が一番良いにきまってる。

振込みをさけ自分の手を歪めたり、目先の点数におぼれるようでは、まだまだ「本物のプロ」でない気がする。

将棋で、常に駒得は考えない。駒では損してるけど、手順では得してるって事がある。
それが本当のプロの世界なんだと思う。