ツシマヤマネコ「たから」初公開 九十九島動植物園に展示舎を新設。【長崎新聞】
佐世保市船越町の西海国立公園九十九島動植物園（野村成人園長）は３日、ツシマヤマネコの一般公開を始めた。同園が公開するのは初めてで、初日から大勢の親子連れなどでにぎわった。
同園は昨年３月からツシマヤマネコの飼育下繁殖事業を始め、５匹を非公開で飼育。公開に向け園内に展示舎を新設した。
一般公開しているのは昨年３月に対馬市から移送された「たから」（雄、７歳）。来園者の視線を浴び、初めは背を向けじっとしていたが、しばらくするとおりの外を眺めたり放飼場を歩き回るなど、愛らしい姿を披露。親子連れや写真愛好家が「草の陰にいるよ」「かわいい」と楽しそうに観察したり写真を撮ったりしていた。
同日開かれたオープニングセレモニーには、朝長則男市長や施工に携わった企業関係者らが出席。朝長市長が「動植物園と水族館を極めて近い施設としてアピールし、市外客の誘致拡大を図りたい」とあいさつした。
また、式典では、昨年１０月に仲間入りした雌のツシマヤマネコの命名式もあり、「ひとみ」と名付けた７人に認定書と記念品を贈呈。７月に全面オープン予定のモンキーゾーンのうち、ガラス張りで開放的なニホンザル舎とワオキツネザル舎の供用も始まった。
同園は４月、市亜熱帯動植物園から西海国立公園九十九島動植物園に改称した。
佐世保市船越町の西海国立公園九十九島動植物園（野村成人園長）は３日、ツシマヤマネコの一般公開を始めた。同園が公開するのは初めてで、初日から大勢の親子連れなどでにぎわった。
同園は昨年３月からツシマヤマネコの飼育下繁殖事業を始め、５匹を非公開で飼育。公開に向け園内に展示舎を新設した。
一般公開しているのは昨年３月に対馬市から移送された「たから」（雄、７歳）。来園者の視線を浴び、初めは背を向けじっとしていたが、しばらくするとおりの外を眺めたり放飼場を歩き回るなど、愛らしい姿を披露。親子連れや写真愛好家が「草の陰にいるよ」「かわいい」と楽しそうに観察したり写真を撮ったりしていた。
同日開かれたオープニングセレモニーには、朝長則男市長や施工に携わった企業関係者らが出席。朝長市長が「動植物園と水族館を極めて近い施設としてアピールし、市外客の誘致拡大を図りたい」とあいさつした。
また、式典では、昨年１０月に仲間入りした雌のツシマヤマネコの命名式もあり、「ひとみ」と名付けた７人に認定書と記念品を贈呈。７月に全面オープン予定のモンキーゾーンのうち、ガラス張りで開放的なニホンザル舎とワオキツネザル舎の供用も始まった。
同園は４月、市亜熱帯動植物園から西海国立公園九十九島動植物園に改称した。
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