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暦、二十四節気を定期配信コミュの季節のお便り「土用」について

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20日から土用に入っていますが、いかがお過ごしですか?

今回は「土用」についてです。

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土用とは、本来二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前18日間のことをいい、1年に4回あります。

天文学的には、太陽が黄経27度、117度、207度、297度の4回通過するときをいいます。一般的には夏の土用だけをさすようになりました。
新暦7月20日頃から立秋の前日8月7日頃までの期間で、この期間を暑中と呼び、暑中見舞いを出す季節です。

・・・土用の起源・・・

土用はもともと陰陽五行思想からきています。土用の期間中は、土をいじったり、殺生を忌む習慣がありました。

万物は木火土金水の五気の消長によって生成すると説いています。五行説に従い、四季にこの五行を配当していくと、ひとつ余ります。そこで、各季節に入る前の18日間だけを「土」に配当する方法を編み出しました。

土用の期間中はもちろん土気が事を司ります。土用の字義ですが、本来「土旺用事」といい、土の気がさかんになり事を用いる意。用は「はたらき」ということで、土気の最も働く期間ということになります。「土」は、物を変化させる作用があります。

土用の期間中は土公神(どくじん)なる神様が支配するといわれています。土公神は陰陽道で、土を司る神。古い暦注書には「土を犯し殺生を忌む」とあります。土を犯すことを忌むとされ、葬送などがあっても、土用の期間は延期されていました。

また、土を動かすこと、造作、かまどの修理、柱立、礎を置くこと、井戸掘り、壁塗りなど一切が凶とさました。ところが、土用の期間中、いっさい土を動かすことが出来ないとなれば非常に不便です。
特に「秋には土公神が井戸にあり」と言われたので、秋の土用は井戸掘りや、井戸替えが厳禁されていました。これでは不便このうえないし、それを生業としている人々もあがったりです。

そこで、土用にも「間日」を設け、この日は文殊菩薩のはからいで、土公神一族すべてが清涼山に集められるので、土を動かしても祟りがないということにしました。夏の土用の間日は、卯・辰・申の日です。なるほど、これなら庶民も業者も我慢できます。昔の人はなかなか要領のいいことを考えつくものです。

・・・土用の鰻・・・

土用の丑の日には鰻を食べる習慣がありますが、それは暑中の健康管理にもつながります。夏に限らず季節の変わり目にある「土用」に鰻をべて滋養を付けましょう!

土用の丑の日に鰻とは、江戸時代 平賀源内(1728〜79)が鰻屋の看板に書いたことに由来するとか・・・

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