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ドラッカーマネジメントって何?コミュの下から上へのコミュニケーション/実用文章の紹介

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■ドラッカーの指摘:

「上から下へのコミュニケーションは不可能である」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なぜなら、「コミュニケーションは受け手からはじめなければ
ならない」という原則があるが、


「上から下へのコミュニケーション」においては、
いつも「上」の言い分に焦点を合わせており、
その唯一の方法が「命令」だけとなる。


命令は合図であり、コミュニケーションではない。


ただちに必要なことは、
「下から上へのコミュニケーション」である。


なぜなら、「事件は現場で起こっており、上の者がそれを知る頃には
もう顧客は逃げている」。


■「下から上へのコミュニケーション」とは?

下は発進者という認識が必要。
つまり、上は受信者である。


発進者は、受信者が「知りたいこと」を発進してこそ、
コミュニケーションと働き易さと成果を手に入れる。




■実例:あるクライアント(女性)の場合。(ある中堅のショッピング店勤務)

現場は課題だらけ・・・

上に言っても、一向に真面目に取り合ってくれない。

では・・・

「現場のことを本当に知りたい上はいるのか?」


*プロセスは中略



いた! それが社長だった。


■社長に送ったメール
「下から上へのコミュニケーション経路の確立」


社長が「受け手」であるという認識にもと、
社長が知覚したいことを規定に内容を構成しまスたぁ〜。

フレームは

1.コンテクスト(現場で、何が起こっているのか)を述べ、

2.そのコンテクスト内での問題をひとつ挙げ、

3.その問題は課題展開可能かどうかの見解を社長に求め、

4.解決策(方向性)を側面から示し、

5.社長に動いてもらうように仕向ける。返答をもらう。


なにせ、コミュニケーションの目的は「相手に動いてもらう」ことなんで。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

>>**社長様
>>
>>お疲れ様でございます。
>>***店の**です。
>>
>>唐突でございますが、
>>
>>マネジメントにおいて、とてもユニークな表現があります。
>>「知りながら害を成すな」という言葉です。
>>
>>そこで、私がいまからお話しすることが、
>>もしかすれば、私の職場での「知りながら害を成すな」に
>>当てはまるか否かを社長に判断して頂きたく思います。


>>
>>私の言い方に変えるとこうなります、
>>
>>「回避可能なはずなのに、いまだ、その課題を放置していることほど、
>>必要のないリスクの種を蒔くものはなく、それを言い換えればダメージ」

>>
>>■お客さまのクレームを自ら招いているトランシーバーの問題
>>
>>現場ではこんなことが起こっています。
>>
>>タイトル: せっかくのかき入れ時に頻繁に発生するクレーム要因/
>>       根源のひとつ: トランシーバーの不具合とその放置。
>>
>>
>>状況:お客さまがレジに5人以上並ぶとき。
>>
>>別のレジをオープンさせるためのスタップに
>> トランシーバーで応援よ呼ぶ。
>>


>> そのトランシーバーの不具合で応答なし。
>>        ↓
>> 一向に第2レジがオープンしないとこで、
>>お客さんがイライラしはじめて」クレームとなる。
>>
>>あるいは、レジを離れてサポートを呼びに行くこともある。

>>
>>レジのオープンだけでなく、事務所保管の商品の在庫有無の
>>やりとりも、返品、返金などスピードを要するもの全てです。
>>
>>
>>■トランシーバーの不具合の頻度: 
>>
>>1日の無線作業の内、平均40%は不具合。
>>この不具合は1年以上も続いている。
>>
>>これは通信機器としての機能レベルを満たしていないのでは?
>>なによりも、逆にクレーム要素になっているのでは?
>>
>>これでは、もはやお客さんだけでなく、
>>社員にもストレスを発生させ、マイナスの相乗効果では?
>>
>>
>>トランシーバーは、ある意味、サービスにおける重要な
>>コミュニケーションツールだと思います。 
>>諸事情としてのメンテナンス経費の問題だと現場は諦め
>>ムードでもあり、あの不具合のトランシーバーを使い続け、
>>まるで麻痺したように。
>>
>>
>>
>>経費が課題なら、トランシーバーに変わるコミュニケーション・
>>ツールのアイデアを促進していかないと、今日もお客さんを怒らせ、
>>今日も社員のストレスを必要以上に発生させ、トータルサービスの低下
>>を招き、なにをもっての付加価値サービスかも示せない。と思っています。
>>
>>もし、アイデアを出す機会があるなら率先してくれる社員もいます。
>>
>>(店長、エリアマネジャーには伏せて下さいませ) **報告より。
>>

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

結果:翌日、早々に社長から彼女に直接に返信が届き、
   改善対策がすすめられた。


コミュニケーションの目的: 相手に動いてもらうこと。
              但し、互いの成果に向けて。


彼女の目的: 改革というような、
       大きなことではなく、
       自分の職場の放置されている課題を
       少し方向づけるだけで、
       何倍も働き易くなることへの実現。




コメント(2)

>発進者は、受信者が「知りたいこと」を発進してこそ、
コミュニケーションと働き易さと成果を手に入れる。


知りたくないと思っている人に働きかけても徒労で終わってしまいますよね。
だからコンテクストから入れってことなんですね。

発信者は、ただ主張するのでなく、どうしたら受信者に動いてもらえるかを考え、相手のコンテクストを理解して、働きかける。
言うは易いし行うは難しですね。

これも日々実践で色々と工夫して自分のものにしていかないと。

しかし、「知りながら害をなすな」。肝に銘じておかないと。
>イバライガーさん

こんにちは。

≫発信者は、ただ主張するのでなく、どうしたら受信者に
≫動いてもらえるかを考え、相手のコンテクストを理解して、
≫働きかける。 言うは易いし行うは難しですね。

はい、ドラッカーがいう「コミュニケーションは受け手からはじまる」は
ほんと原則ですね。


受け手が、

・知りたいこと?

・聞きたいこと?

・成し得たいこと?

などなど、

まずは、それらのことに耳を傾けることが第一。

で、それが誰でもいいわけではなく、

今回、紹介した内容がうまくいったのは、


現場の情報を求めている人(受け手)を上から見つけたこと。
それが社長だったこと。


しかも、ドラッカーを読んでいるという、
共通性があったこと。


この共通性というものが、
コミュニケーションの機会をつくるうえで
重要なんですよね。



そして、
受け手が好む文章の構成で、


発し手は伝えたい現場の情報を送ったわけです。


・・・考えてみればシンプルなことなんですよね〜。

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