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西部二人組普及促進委員会コミュの第21話「殺人事件の裏」Something to Get Hung About

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制作NO.21
FILM NO.34219
Original Air Date:21 October 1971 (Season 2, Episode 6)
NHK放映:放送日 1973年2月10日
A/R:1972年10月3日

http://www.asjscenes.com/seasons/two/hung.htm
http://www.framecaplib.com/asjlib/html/episodes/indices/somethng/thumb01.htm
http://www.tv.com/alias-smith-and-jones/something-to-get-hung-about/episode/66721/summary.html?tag=episode_header;next
http://www.imdb.com/title/tt0508551/

Directed by
 Jack Arnold
Writing credits
 Roy Huggins    (story)(as John Thomas James)
 Nicholas E.Baehr writer
 Glen A. Larson  creator

Guest Stars:
 Noah Beery Jr. .....Sheriff (as Noah Beery):立壁和也
 Paul Carr ..........Hank Henderson :伊藤克
 Jon Locke ..........Marsh :西山連
 Roger Perry ........R. M. Foster :椎原邦彦
 Dick Valentine .....Messenger :徳丸完
 Gary Van Ormand ....Deputy Sheriff (as Gary Van Orman) :石丸博也
 Meredith MacRae ....Sarah Henderson (as Meredith Mac Rae) :山崎佐渡子
 Monte Markham ......Jim Stokely :浦野光
 Ken Lynch ..........Sheriff Gaines :辻村真人
 Ralph Montgomery ...Poker Player #1
 Harper Flaherty ....Poker Player #2
 Bob Orrison ........Man
 Roger Davis ........Narrator :名古屋章

(あらすじ)
 大牧場主ヘンダースンの依頼で彼の虐待に耐えかねて他の男と駆け落ちしたと云われる妻セーラを連れ戻しに追ったヘイズとカーリーは、逃げた相手の男ストークリーの妨害を排し乍ら、やっとセーラを説得して連れ変えるが、その後ヘンダースンは何者かに射殺され、折りから跡を追って来たストークリーが犯人として逮捕される。彼は無実を主張し、ヘイズたちに真相を究明してくれと頼み二人は弁護士に会う。彼フォスターは親友であり大口の顧客であったヘンダースンを殺した者を弁護など出来ぬと突っぱねる。
ヘイズは真犯人は妻のセーラではないかと仮説を立て、凶器の猟銃を盗み出して指紋を照合すると云い出し、それを聞いた真犯人の弁護士フォスターは堪らず二人を待ち伏せして猟銃を取りに行かせ証拠隠滅を計るが、事前に話を通じておいた保安官が現場に待ち受けていて結局撃ち合いになってフォスターは射殺される。彼はヘンダースンの帳簿を誤魔化し多額の金を横領していたのが露見して殺したのであった。
 無実を証明され牢を出たストークリーは、何故セーラと一緒にならずに出て行くのかというカーリーの問いに、自分は十八でグレて悪名を馳せたが責めて家名を汚すまいと偽名を名乗っている。
セーラという妹にも迷惑を掛けたくなかったからだと答えるのだった。


【ホテル、ポーチ】
【張り込んでいる二人】
【サルーンに入るストークリー】
     (音楽)

ヘイズ :一時間はかかる
     ガッチリ牽制しといて
【ヘイズ馬で町を出て行く】

【カーリー、サルーンへ入る】
【ポーカーテーブル】
     (音楽)
男A  :おれアウト
カーリー:十ドル付き合ってと…
     はいどーぞ
ストークリー:ああ
     二十ドル
     ほら
     かなりの額になったな
男B  :(ため息)
     アウト
マーシュ:でかすぎらぁ
ストーク:お宅だけだよミスター
カーリー:ジョーンズ
ストーク:ジョーンズね
カーリー:一枚替えたきり?
     そう
     ハツタリで押してんだろうなァ
     さぁどうするどうする
     読めないなぁこの手
ストーク:顔見たって出てねェよ
     まず出さねぇから
カーリー:そうですか
     じゃ見せてもらお
     はいコール

【とゼニを積むと、ハツタリだった】
【ストークリーはカードを投げ出す】

カーリー:(笑って)
     ホント
     顔じゃ読めなかったよ

【ヘイズ馬で来る】
     (音楽)
【一軒家へ着く、表玄関へ】
     (ノック)
ヘイズ :ミセス・ヘンダースン?
セーラ :いいえ違いますけど
ヘイズ :おかしいなァ人違いってことはないんですがね
     ほら写真もあるし
     ご主人からことづけを持って来たんです

【サルーン】
【ポーカーテーブル】
【今度はスタッド】

ディーラ:クイーンズ・ベッツ
カーリー:では二十ドルいっとこ
ストーク:付き合うよ
男A  :おンり
カーリー:そちらさんね
     云っとくけどストレートかフラッシュ狙いだったら
     やめたがいいよスタッドじゃだめなんだ
     はじめに宣云しとかないと認められねぇの
マーシュ:いい加減なこと云うな
カーリー:規則書に出てるよ
     見てみな
マーシュ:うるせェなァここじゃストレートありなんだよ
カーリー:認めませんね

【マーシュ抜く】
     (音楽)
     (ざわめき)
マーシュ:頭にきたぜもう!
     いいから出せ最後のカード
     勝負の最中にルールを変えられてたまるかい
カーリー:みんなホイルの規則でやってんだろう
マーシュ:ここじゃホイルもくそもねンだよ
ストーク:お兄さん
     ポーカーの席で不粋なものふりまわされちゃ困るね
     ふたつだけ云っとく
     まずこちらの云う通り
     スタッドじゃ宣云しとかないとストレートは認めない
     もうひとつ
     俺の拳銃が腹を狙ってるぜ
     そいつをひっこめないと引き金を引くことにもなる

【マーシュ、ガンをおさめる】

ストーク:ありがと
カーリー:じゃこうしよう
     おれの賭けはひっこめる
     カードをひいてみな
     仕上がりを見てみろよ
     配ってやって

【ディーラー、カードを配る】

ストーク:残念でした
カーリー:ありがと
     礼に一杯おごらせて
ストーク:(いやあ)
     いいって、いいって
     ごめんよ
     女に会うんでね
カーリー:まあ待てよ礼の一杯ぐらい受けて行ってよ
     いいだろ
     絶対のんでもらうよ
ストーク:いいだろう
     じゃサッと一杯な

【セーラの家】

セーラ :どうしてここが?
ヘイズ :苦労しましたよ
     一ヶ月半かかった
セーラ :手紙の内容は?
ヘイズ :知りません
     渡してあなたを連れて帰れってだけで
セーラ :主人とは親しいの?
ヘイズ :でもないです
     二三頼まれ仕事をやりまして
     それで今度も奥さんを見つけたら五百ドル
     連れ戻したらもう五百ドルってことで
     ま奥さん次第ですけど
セーラ :あそう
     それじゃ・・・
     考えさせてもらうってことにしましょう
     明日、出直してください
     午後一時に
     それまでに決めときます
ヘイズ :分かりました
     その時お友達のストークリーさんもここに?
セーラ :いいえ一時だとあの人はサルーンでカードやってますから
     ご心配なく
ヘイズ :結構です
     じゃ明日また
セーラ :よろしく
ヘイズ :失礼します

【出るヘイズ】
     (音楽)

【ホテル、外】

カーリー:帰る気になってくれそう?
ヘイズ :おお、なるなる
     女に関しちゃイイカンしてんだ
     離縁だってんじゃねンだ
     帰ってくれってんだ
     うれしいさ
     わが家が一番よ
カーリー:ああ、是非そう願いたいね
     もらった五百ドルももう底をついてるからな
ヘイズ :まあまあ、心配するなって
     ストークリーにさえ用心してりゃいい
ストーク:おれがどうしたっての
カーリー:ジム!
     紹介するよジョシュア・スミスだ
     こちらね
     親友のジム・ストークリーだ
ヘイズ :ハーイ!
ストーク:やあ
     スミス君のことは色々きいたよ
     いや君らふたりのことだな
     ヘンダースン夫人との約束
     こら忘れた方が、いいぜ
ヘイズ :おや、どうしてあの奥さん気が変わった?
ストーク:まあ、そういうとこだな
     今日、町を出るんだ
     もう会えねェだろうな
     つけてくるのもごめんだよ
     しつこくされると黙ってないと思ってくれ
カーリー:まあ、ちょっと待ってくれよ
ストーク:昨日はうまく引きとめられたなやられたよ
     あの間に相棒が会ってたとはな
     マ済んだことはいい
     これっきりにしてもらうよ
ヘイズ :と云われても子供の使いじゃないからな
     あの人の口から直にきかねェことにはちょっと…
ストーク:俺も見くびられたもんだな
     自分で云うのもナンだけど…
     これでもちょっと名が売れてんだ
     カードの腕も人並みよりは上だし
     ガンでもさ
     自慢する訳じゃねェが
     見せてもいいんだぜ
     逆らうんなら
     見せることになるだろうよ
カーリー:まあまあジム
     そう凄むこともないじゃないよ
     気持ち静めて
     昨日のことはホントにありがたかったんだよ
     作戦だけで飲ませた訳じゃねンだ
     でもこいつはさ…
     どうしてもあの人に会わなきゃならねンでね
     止めるとこっちも手が出るってことになるから
     俺は別に名は売れてない
     でもガンの扱いはヘタじゃないつもりだ
     しかしこんなことで抜いたの撃ったのとバカな真似は
     大人気ねェと思うんだよな
     だからサ…
ストーク:御託はいい!はっきり云っとくぞ
     あの女には会わせない
ヘイズ :(吐息)
カーリー:じゃさ…
     俺が早撃ちであんたに勝ってみせたらどうだろう
     折れてくれる?
     馬屋の裏でやろうや
     ケガしねェように空き瓶かなんか撃ってさ
     それで勝ったら
     会いに行かせる
     いいね
ストーク:俺が勝ったら?
ヘイズ :そりゃ…こっちが諦めるよ
ストーク:揉め事の片をつれるにしちゃ変わった手だか…
     それがいいってんだな
     承知した

【路地、空き瓶を並べるヘイズ】
     (音楽)
ストーク:好きなときに声かけろ
カーリー:いやいや、俺が合図したんじゃ不公平だ
     こいつに頼もう
ストーク:お好きなように
ヘイズ :いいか
     撃て!

【ストークリーの手が銃にかかるとカーリー既に撃っている】
     (銃声)
     (音楽)

【セーラの家】

セーラ :そりゃ意外でしたわ
     ストークリーが来させないと思ってましたから
     あなたのこと云ったんです
ヘイズ :うん
     ストークリー自身も意外だったようですよ
セーラ :とにかくいらしてくれてよかったわ
     あたし帰らないことに決めたんです
     で主人に手紙を書きました
     届けていただけます?
ヘイズ :ホントに帰らないんですか
セーラ :帰りません
ヘイズ :そう…
     そいつはどうも残念だなァ
     そりゃあ奥さんの勝手だけど
     今度のことじゃだんなは随分気を落としてますからね
     帰ってもらいたいんですよ
     夫婦の仲でも波も立てば風も吹く
     だからって簡単に投げ出す手はないと思うよ
     俺の知ってる夫婦者もおんなじような問題でもめてたれど…
セーラ :お気持ちはありがたいけど手紙を届けて下さるだけでいいんです
ヘイズ :考え直してもらえません?
     そうですか
セーラ :五百ドルをフイにすることはお詫びします
ヘイズ :それですよ涙が出るくらい惜しいなぁ
     そいじゃ
     (音楽)

【ヘイズ帰ってくる】

カーリー:首尾は?
ヘイズ :だめだ帰らねェって
カーリー:帰らねェ?
ヘイズ :ヘンダースンに手紙を渡してくれってそれだけだ
カーリー:口説かなかったのか
ヘイズ :口説いたそ当たり前じゃねェか
カーリー:夫婦の愛情がどんなもんかちゃんと話したのか
     愛情は育てるものだって
     わが家にまさるものはないんだってことも…
ヘイズ :うるせェなもう!
カーリー:うるせェはねェだろう
ストーク:その手紙もらっとこう
     この前で懲りたんで先に抜かせてもらったよ
     それよこせ
ヘイズ :よしなよ、そんな追いはぎみたいなマネ
     それにこいつは私有物ってものでよ
     奥さんのもンなんだよ
ストーク:ガタガタ云ってねェでホレ
     渡せったら渡せ
     (銃声)

【横合いから保安官、ガンを撃ち飛ばす】

保安官 :どうした
     何やってんだ?
カーリー:いやぁ…
     何ってボクら別に何もしてませんよ友達同士で話してただけです
保安官 :友達?
     俺にはホールドアップに見えたがなァ
ヘイズ :ア、とーんでもないそんなことあなた…
カーリー:そりゃあ勘違いです早撃ちの自慢話をしてただけなんです
ストーク:そうなんだよ保安官
     腕自慢
保安官 :往来の真中でか
ヘイズ :中は暑いもんでね今日は
保安官 :ホントだろうな
ストーク:ええ、ええ、ホントもホント真実です
カーリー:ホントです、ホントです
保安官 :よしそれなら問題はない
ストーク:ア、ちょっと
     俺のガンは?
保安官 :ガンがどうした?
ストーク:どうしたって…これ三十ドルもした上物だよ
     バランスも申し分ないってのに見てホラ
保安官 :だから往来で拳銃なんぞ抜くなって云うんだ
     マネだけしてろ
カーリー:直せるかも知れんよ…
ストーク:もういい
     口きくな
     二人とも行け
     消えちまってくれ
     もう知らん!
カーリー:オレあいつ好きなのになァ
ヘイズ :しょうがねェ
     行こ
     (音楽)
ヘイズ :しかし好きだな手紙をみせるなんてよ
     あいつと女の間で意見が食い違ってるのかも知れんな
     うーん
     開けてみりゃ
     一発で分かるんだけど
カーリー:そりゃああんまり褒めたことじゃねェと思うよ
ヘイズ :読めば作戦も立つ
     向こうは町を出るってんだ
     つけるべきかつけざるべきか
     あっさり逃がしてヘンダースンにガーガー怒鳴られるのも
     シャクだろ
カーリー:どうですかねェ
     人の手紙だもんなァ
ヘイズ :よくねェかなァ
カーリー:ヒジョーによくない
ヘイズ :そうか
カーリー:何と書いてある?
ヘイズ :「ディア・ヘンリー
     お手紙本心ならば
     使いなど遣さず自分でいらって下さい
     そこまでなさったら
     私もあなたを信じましょう
     でも今は信じられません
     セーラ」
     (音楽)
カーリー:じゃまだ脈はあるってことか
ヘイズ :そういうこと
     だからこいつは郵便で送っといてよ
     ガッチリつけようぜ
【駅馬車に乗る、セーラとストークリー】
     (音楽)
御者  :(かけ声)
【馬車をつけていくヘイズたち】
     (汽車)
【汽車来る】
【ホワイト・リバーの駅で降りる二人】
【鞍を担いで後から降りるヘイズたち】
     (汽笛)
     (音楽)
     (電話)
【ヘンダースンのランチハウス】
ヘンダースン:どうも御苦労さん
フォスター:なんのなんの
     明日、書類を揃えておくから
ヘンダー:頼む

【フォスター去る】
【メッセンジャー来る】
メッセンジャー:ヘンダースンさん電報です
ヘイズの声:「奥さんは今ニューメキシコのホワイリバー
     奥さんの手紙は読んだと思う
     仕事を続けるならその旨知らせよ
     スミスとジョーンズ
     ホワイトリバーホテル」
メッセン:ご返事は?
ヘンダー:今、書いて来る待っててくれ

【ホテル】
     (音楽)

カーリー:ほら
     返事が来た
     読もうか
ヘイズ :うん
カーリー:「スミスとジョーンズ君へ
     男は女の後を追ったりせぬものだ」
     するじゃないなぁ
ヘイズ :しないの
カーリー:シェン
     気取った野郎だ
     「引き続き
     説得されたし
     妻には
     手紙の内容は本心だと伝えよ
     だが出て行ったものを迎えに行くことは出来ない
     ヘンダースン」
     キューピット役をやれってさ
ヘイズ :そう
     そういうことらしいな
カーリー:じゃサボってちゃだめだい
     行こうぜホラ
ヘイズ :どこへよ?
     夜行ってどうするんだよ?
     蹴飛ばされるぞ二人に 明日、明日
カーリー:何読んでんの?
ヘイズ :本だよ、そこの引き出しに入ってた
カーリー:何んての?
ヘイズ :「ミシシッピーに生きる」
     マーク・トゥエインだ
カーリー:マーク・トゥエイン?
     ケッもう!
     ヘヘンだ
     マーク・トゥエインねェ
     ひょっとしたらそいつも偽名じゃねェのか
     実はお尋ね者なんてさ

【町、鍛冶屋、通りかかるストークリー】

カーリー:ジム!
     よォジム!
ストーク:つけたなお前!
     あれだけ云ったのに
     つけて来るなって!
     スミスはどうした?
     セーラのとこか
カーリー:まあまあそうエキサイトしないで
ストーク:やかましい!
     いずれお前らギッタギタにしてやるからな
カーリー:まあ待てよ三十分は付き合ってもらうぜ
ストーク:止められるもんなら止めてみろ
カーリー:云われなくても足止めするつもりだよ
ストーク:なにィ?
     また早撃ちかそれとも保安官を呼ぶか?
     趣向を変えて俺を後ろから撃ってみるか
カーリー:何でもいいから足止めだ
     ホラ!

【馬から引きずり下ろすカーリー】
     (音楽)
【殴りあう二人、両者ガンベルトを外してパンチの応酬】

【セーラの家】
セーラ :ホントにそんなでした?
ヘイズ :そりゃもうシンそこ、身を案じてました
     帰って来て欲しいってのをこの耳で聞いて来たんです
     ただあの人は…
     自尊心が強いもんだから…
     そこは分かってあげて下さい
     悔やんでますよ
     ホント
     奥さんにあんなことしたってすごく後悔してるんですよ
     こらぁ事実です
セーラ :何をしたかご存知?
ヘイズ :いえ、そこまでは云ってくれませんで

【殴りあう二人】
     (音楽)
町の人々声援:(そらいけ、そこそこ! 右右!)

セーラ :主人はね
     やさしい人なのよ
     でも飲むともう!
     それがまたよく飲むもんですからね
     するとガラッと変わって
     あんなに変わるもんでしょうかしら
ヘイズ :男は変身したいもんなんです
     僕だって覚えがあることでして
セーラ :そうですかあなたもね
     あの段階ならまだ救われますね
ヘイズ :そうなんです
     まだ間に合います
セーラ :次の汽車は何時かしら?
ヘイズ :四時ですが…
セーラ :いいわ
     じゃ駅で会いましょう

【殴り合っている二人】
     (音楽)
声援  :(ほらいけ、だらしねェぞ死ぬまでいけ)

【帰って来るヘイズ、倒れるカーリー】
カーリー:お前いつから…
     見てたんだ?
ヘイズ :いやたった今
     どんな案配?
カーリー:見りゃ分かるでしょう
ヘイズ :ああ、分かる
カーリー:シム
     もういいんだやらなくていいんだ
     スミスが帰ったからさ
ストーク:関係ない

【殴られるカーリー】
カーリー:(喘ぎ)
     止めていいんだって云ってやってよ
ヘイズ :誰に?

【また殴られるカーリー】

カーリー:やつにだよ
ヘイズ :ああ〜あの人
カーリー:ジム
     俺はな
     お前が好きなんだ
ストーク:そいつはお互い様だ
【また殴る】
カーリー:(喘ぎ)
ヘイズ :ジムさんよ
     何だ?
ヘイズ :伝言があるんだ
ストーク:伝言俺に?
ヘイズ :そう
     ヘンダースン夫人から
     マ俺達の部屋へ来て、顔でも洗ってくれよ
ストーク:ああ
ヘイズ :アちょっと
     何んてザマだ
     泥だらけじゃないか
     泥遊びの年じゃあるまいし
     来いよ
     ジムも行こ行こ
     気分どう?
ストーク:スカッとした
ヘイズ :ハハーッいい男!
     (音楽)

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