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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの爆竜戦隊アバレンジャー

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2003年(平成15年)2月16日から2004年(平成16年)2月8日までテレビ朝日系列で毎週日曜日7:30 - 8:00に全50話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第27作である。


あらすじ

恐竜が生息していた6500万年前、地球に巨大な隕石が衝突。その衝撃によって次元の歪みが生じ、地球は人類が住む地球と異次元空間にある地球「ダイノアース」に分裂した。

氷河期の訪れなかったダイノアースでは、恐竜が進化した知的生命体・爆竜と人類によく似た種族・竜人が共存していたが、「エヴォリアン」を名乗る高度な科学力を持った侵略者集団との激しい戦いの末、壊滅的な被害を負わされてしまう。そしてエヴォリアンは続いてアナザーアース(我々の住む地球を竜人はこう呼ぶ)を侵略してきた。

しかしダイノアースでエヴォリアンに対するレジスタンス活動を行っていた竜人・アスカもまた、アナザーアースを救うべく現れた。精神エネルギー「ダイノガッツ」を強く持つ者を求める彼の呼びかけに応えた伯亜凌駕(アバレッド)、三条幸人(アバレブルー)、樹らんる(アバレイエロー)の3人の若者は、アスカ(アバレブラック)と共にアナザーアースを守るべく、爆竜と心を通わせてエヴォリアンと戦う。


概要

特徴
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以来2度目の恐竜をモチーフとした戦隊である。『ジュウレンジャー』の守護獣たちが神に近い存在とされていたのに対し、本作の爆竜たちは人間と対等の知的生命体との位置づけがなされており、アバレンジャー達と彼らの交流も描かれている。プロデューサー・塚田によれば、5人のアバレスーツ着用者と10大爆竜とによる「15人戦隊」を描くという意図があったとのこと。ティラノサウルスがレッド、トリケラトプスがブルーにあてられている点や、色は違うものの女性メンバーにプテラノドンがあてられている点は、『ジュウレンジャー』と共通している。

『仮面ライダークウガ』の続編を求める要望に応えるため、同作でシリーズ構成を務めた荒川稔久をはじめとするスタッフ陣が、『クウガ』と同様のテーマを盛り込んだと言われる[1]。

敵キャラクター3名(ジャンヌ、ヤツデンワニ、リジェ)が後にアバレンジャーの側についたのも戦隊シリーズとしては異例(類似例である『電撃戦隊チェンジマン』のゲーターやシーマ、『光戦隊マスクマン』のイガム、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のブライは幹部クラスで、しかも状況に強いられた面があった。)であった。特にヤツデンワニは純粋な敵怪人として現れながら、エヴォリアン消滅後も生き残り、『特捜戦隊デカレンジャーvsアバレンジャー』では会社を興して社長に就くなど、初登場当時には予想もつかなかった人生(怪人生?)を歩んだ。荒川は『鳥人戦隊ジェットマン』でドライヤージゲン、『五星戦隊ダイレンジャー』で墓石社長をゴーマ3ちゃんズの一員として描いたライターであり、担当声優の津久井が「おいしい役」とまで評したこの扱いは、荒川がメインを務めた本作ならではと云える。またリジェも、アスカとジャンヌ=マホロの過去に関わるキーパーソンとしての役割を担っていた。

本作における脚本の完成度の高さを物語る一例として、第二話・第三話と最終話とのリンクが挙げられる。すなわち、第二話における「踏ん張らない」・「バカ」という語と、第三話における「お遊戯会」・「約束」・「大嫌い」という語が、それぞれ最終話においても登場し、それが一年間を通して登場人物同士の関係が深化したことを実感させるエピソードとなっている。


設定
アバレンジャーは、「アバレモード」という戦闘能力強化時に、それぞれがパートナーとする爆竜のような獣風の動きで敵と戦闘する。これは、やはり『百獣戦隊ガオレンジャー』が獣風の動きで敵と戦闘するのと共通する。特に、両戦隊のイエローが翼を広げて滑空する様は酷似している。なお、本作の「アバレモード」以降、全メンバーのパワーアップ形態は後続の『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』にも受け継がれた設定である。

恐竜モチーフであることから、アバレンジャーに変身する3人とアバレキラーこと仲代壬琴の苗字は、恐竜の生きた時代から連想してつけられている(それぞれ「白亜紀」、「三畳紀」、「ジュラ紀」、「中生代」に対応。後のVシネマ『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』にてデカグリーンことセンちゃんから「上手くもじったもんだねー」との突っ込みをいれられている)。また、アバレンジャーに協力する2人の苗字は、プロ野球球団中日ドラゴンズの選手にちなんでいるが、これはドラゴンズのファンであるという荒川稔久のアイディアによるもの(『仮面ライダークウガ』でも同様の趣向が見られた)。更に、アスカたち竜人には、日本の古代に由来するネーミングがなされている。


キャスティング
上記のような「5人のアバレンジャー達と『人間と対等の知的生命体』である10大爆竜達との交流→『15人戦隊』を描く」という方向性から、爆竜達(や、上記のヤツデンワニなど)を担当する声優陣の人選には特に力が入れられ、以下の通り、過去作でレギュラー級を務めた声優を多く起用している。

ブラキオサウルス : 『ターボレンジャー』・聖獣ラキアの銀河万丈
ティラノサウルス / ヤツデンワニ : 『カーレンジャー』・宇宙暴走族ボーゾックの幹部であった発明家グラッチの長嶝高士 / 副長ゼルモダの津久井教生。
トップゲイラー / バキケロナグルス : 『ゴーゴーファイブ』・サラマンデスの緑川光 / ミントの相田さやか
また、本作は『電磁戦隊メガレンジャー』以来となる本編ナレーターのいない作品でもあるため、爆竜を担当する声優達が代わりに進行役を務めた。また、彼らの一部(銀河万丈やプテラ役の篠原恵美ら)は第34話「ゲームをやろう! 突撃アバレ星」に顔出しでゲスト出演している。


アイキャッチ / おまけ映像
アイキャッチは、CM前後ともに流れるBGMが同じである。これは『科学戦隊ダイナマン』以来、シリーズ久しぶりのことで、2007年の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』まで(但し、ボウケンジャーのみCM後のアイキャッチで、「ボウケンジャー」という女性のボイスが入っている。)引き継がれている。

更に、本作でシリーズ史上初めて導入されたのが、ED後のおまけ映像であり、本作の第2話よりスタートした。本作では本編のエピローグとなっている。そして、こちらも2007年の『ゲキレンジャー』まで、各作品ごとに趣向を変えながら引き継がれている。


制作・音楽
音楽担当として数多くの映画・テレビドラマ・アニメを手がけ、日本アカデミー賞も受賞した作曲家・羽田健太郎を起用した事も話題を呼んだ。羽田は本作のために総勢5名で構成される音楽ユニット「羽田健太郎with Haelthy Wings」(「Haelthy Wings」とは「羽田健太郎」(羽=wing)(健=haelth)から。)を結成、戦隊シリーズとしては初の複数人作曲家による劇伴制作が行われた。なお、同ユニットメンバーとして参加した山下康介と高木洋は後に『魔法戦隊マジレンジャー』(山下)、『超星艦隊セイザーX』(高木)とそれぞれ特撮劇伴作家として一人立ちしている。

また、前述の羽田が司会を務める『題名のない音楽会21』(2003年5月4日放送分に遠藤正明が出演し、羽田作曲の「爆竜合体!アバレンオー」を歌った)や、『子連れ狼』(第12話「アバレノコギリ、京都を斬る!」)、『釣りバカ日誌』(第26話「釣りバカアバレ日誌、どもども」)など、テレビ朝日系の他番組とのメディアミックスが目立ったシリーズでもある。

本作のカメラマンである菊池亘は、百獣戦隊ガオレンジャーよりの参加だがオールゼロからの戦隊参加である。本作を最後に戦隊シリーズを離脱し、その後は魔弾戦記リュウケンドー等の他社特撮に参加している。


メンバー構成について

前作『忍風戦隊ハリケンジャー』同様の当初3人編成の戦隊であり、初期メンバーが3人の作品が連続したのは初である。もっともアバレブラック=アスカは、変身能力を失った状態では1話から既に登場しているために初期メンバーとして扱うケースも多い。その場合石ノ森章太郎原作の『ジャッカー電撃隊』以来、実に26年ぶりの当初4人編成戦隊ということになる。またアスカは結成の経緯から司令官的立場でもあり、さらに中盤で一時他の3人と離れるため、3人+1人の変則編成とも言える。

メンバー構成面での特徴としてはもう1つ、中途から登場する白色の戦士アバレキラーが挙げられる。彼は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以来恒例化した「第6の戦士」(本作では「5人目」だが)の位置にあるが、アバレンジャーと敵対しつつもエヴォリアンとも微妙な距離をとるなど、いわゆる「第三勢力」の要素も持つ異色のキャラクターであり、登場当初には始祖たるドラゴンレンジャーのような悲劇性もなかったため、戦隊史上初の悪役(ヒール)戦隊ヒーローとも言われる(尤も後に、彼ゆえの悲劇性が頭をもたげる事になるのだが)。その登場は前年に放送された『仮面ライダー龍騎』に登場した悪役ライダー・仮面ライダー王蛇の好評を受けてのものとされる(余談だが本作放送の翌年には円谷プロ制作の『ウルトラマンネクサス』にも悪役にウルトラマン的存在・ダークメフィスト他3体が登場し、ライダー、戦隊、ウルトラにおいて三年連続で悪役ヒーローが登場する事となった)。ちなみに超星神シリーズでは超星神グランセイザーではロギア、幻星神ジャスティライザーではデモンナイト、超星艦隊セイザーXではジャッカルが三年連続で悪役のヒーローが登場している。アバレキラーが仲間になったのは終盤で、しかも最終決戦を待たずして死亡したため、5人揃っての名乗りは47話と48話の2回のみ(後の『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』を含めても3回)である。

『ハリケンジャー』や元祖3人戦隊の『太陽戦隊サンバルカン』、当初3人の『超獣戦隊ライブマン』では赤=空、青=海、黄=陸の動物を象徴するという形が継承されてきていたが、当作品は赤=肉食恐竜、青=草食恐竜、黄=空(翼竜)を象徴している。また女性である樹らんるがブルーではなくイエローなのも、同じ男2人女1人戦隊であった『ライブマン』、『ハリケンジャー』とは異なっている。


物語・諸設定・キャスト

アバレスーツ着用者
ダイノガッツの持ち主が「爆竜チェンジ」して、アタック・バンディット・レジスタンススーツを着用する。本作における劇中描写上、「アバレンジャー」や「アバレキラー」という名称・呼称は、いずれも「自称」である。各作品の解釈にもよるが、スーパー戦隊シリーズ史上、「○○ンジャー」や「○○マン」、「○○ファイブ」といった戦隊名が、構成員・変身者の「自称」というケースは、極めて珍しい。

五人全員の共通能力として、全身にトゲを生やしたアバレモードへの変身がある。また、レッド、ブルー、イエローの3人は共通装備として剣と銃になる武器アバレイザーを持つ。

元気莫大! アバレッド/伯亜凌駕(はくあ りょうが) - 演:西興一朗/スーツアクター:福沢博文
22歳。愛知県名古屋市出身。インタープリターの資格を持っている。交通事故死した兄夫婦の娘である舞を引き取って育てている。明朗活発で極めて楽天的な性格。舞曰く「嫌いなものが無い」。だが内に秘めた潜在能力や闘争本能はかなり高く、仲代=アバレキラーを驚愕させ「お前は俺に似ている」といわしめるほど。
5人共通の上記アバレモードとは別に、唯一下記アバレマックスに変身する。
エヴォリアンとの抗争が終わった後は、舞とともにアメリカへ渡った。
パートナーは爆竜ティラノサウルス。変身(爆竜チェンジ)にはダイノブレスを使用。個人武器(ダイノウェポン)はティラノロッド(棍型)。
苗字の由来は「白亜紀」から。
本気爆発! アバレブルー/三条幸人(さんじょう ゆきと) - 演:冨田翔/スーツアクター:三村幸司
21歳。北海道札幌市出身。年商4億を誇り、大国の要人にもコネを持つカリスマ整体師で、愛車はポルシェと日産R34スカイラインGT-R。
学生時代に仲良くなった少女との仲を金で裂いた父に反発して家出、整体師となった。
当初はアバレブルーになる事を拒否していたが、次第に身を捨てようとするアスカを殴るなど、打ち解けてくる。
性格はクール。特技はロシア語。嫌いな食べ物は貝類。
パートナーは爆竜トリケラトプス。個人武器(ダイノウェポン)はトリケラバンカー(盾型)。
苗字の由来は「三畳紀」から。
勇気で驀進! アバレイエロー/樹らんる(いつき らんる) - 演:いとうあいこ/スーツアクター:小野友紀
20歳。福岡県福岡市出身。元アイドル歌手だったが、趣味のメカいじりが出来なくなるという理由から自らの意思で引退。その趣味が戦いに役立つ事も多く、「恐竜や」店内の秘密基地もらんるの設計によるものであった。性格は男勝りで負けず嫌い。普段は標準語だが感情的になると「せからしか」「〜たい」と博多弁になり、また一旦「味方」と判断した相手には敬称付きで話す。嫌いな食べ物は納豆・ピーマン。
エヴォリアンとの抗争が終結した後は、レーシングドライバーとして活動していた。
パートナーは爆竜プテラノドン。個人武器(ダイノウェポン)はプテラダガー(短剣型)。
苗字の由来は「ジュラ紀」から(樹を音読みすればジュ)。
無敵の竜人魂! アバレブラック/アスカ - 演:阿部薫/スーツアクター:日下秀昭
ダイノアースの反エヴォリアン・レジスタンスで、凌駕たち3人にダイノブレスを与えた竜人。アバレンジャーの司令官格であり、リーダーともいえる。アナザーアース(我々の住む地球)では「恐竜や」の従業員・大野飛鳥(だいの あすか)と名乗り、ダイノアースという「異世界の住人」でもあるためにやや天然ボケな一面もある。第一話の初登場時には変身していたが、その時にアイテムであるダイノハープを破損。後にバキケロナグルスのタマゴの殻を使って再生させ、「一人目でありながら四人目」のダイノガッツの戦士となる。後に『轟轟戦隊ボウケンジャー VS スーパー戦隊』にも登場。
パートナーは爆竜ブラキオサウルス。変身(爆竜チェンジ)にはダイノコマンダーとダイノハープを使用。個人武器(ダイノウェポン)はダイノスラスター(サーベル型)。
ときめきの白眉! アバレキラー/仲代壬琴(なかだい みこと) - 演:田中幸太朗/スーツアクター:今井靖彦
18話から登場。天才的な医師(外科医)で、暗黒爆竜に襲われた凌駕を救った。しかし、天才でありすぎたために「努力する楽しみ」を知らず、それを与えてくれるときめきを求め続けていた(「ときめくぜ」という口癖もそれ故)。その後ひょんなことからダイノマインダーを手にし、戦いを「ゲーム」としてアバレンジャーに挑戦する。彼のアバレスーツは「一人で敵を倒す」ことを目的に作られたプロトタイプのため、強大なパワーを持つ。高速移動しながらの攻撃が得意。エヴォリアンのリーダーになったこともあったが、自らの体に秘められた秘密を知って、最終局面で「5人目のアバレンジャー」としてアバレンジャーと共闘するも、第48話でトップゲイラーと共に宇宙空間にて爆死し、悲劇的な最期を遂げる。
彼の名前である「ミコト」は、アスカとマホロの娘(リジェの本来の姿の赤ん坊)に受け継がれた。
後に『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』で一度限りの復活を遂げ、再び5人目のアバレンジャーとして圧倒的な強さを見せつけた。性格的には冷静を通り越して冷徹ですらあり、荒っぽい面も併せ持つ。
パートナーは爆竜トップゲイラー。変身(爆竜チェンジ)にはダイノマインダーを使用。変身時は呟くように「爆竜チェンジ」と言いながら最小限の動きでダイノマインダーのスイッチを押すのが特徴だったが「5人目のアバレンジャー」になってからは他のメンバーと同様に、叫びながら大きなアクションと共にスイッチを押すようになった。個人武器(ダイノウェポン)はウイングペンタクト(羽ペン型)。
苗字の由来は「中生代」から。
アバレマックス
31話から登場する、アバレッドの強化形態。レッド、ブルー、イエロー3人のダイノガッツを集中することによって発動する。その際当初はブルーとイエローの変身が解除されてしまっていたが、後に克服する。攻撃力、防御力ともに最強。走力は時速450km、パンチ力は6t/平方cm、キック力は18t/平方cm。喋り方も変化し、普段の明るく軽快な口調から一転、低く落ち着いた口調になる。その力を更に倍増するマックスフィールドと呼ばれる異空間に敵を引きずり込むこともできる。爆竜スティラコサウルスを召喚、マックスオージャ(マックスリュウオー)に乗り込む。41話では応援する人々のダイノガッツを吸収してアバレマックスに変身した。
個人武器はスティライザー。ディフェンスモードではトリケラバンカー以上の強度を持つ盾となり、オフェンスモードでは必殺の斬撃スラッシュマキシマムを放つ。サモナーモードに変形すれば、四体の爆竜(バキケロナグルス、ディメノコドン、パラサロッキル、アンキロベイルス)を召喚する事も可能。なおアバレンジャーは、『仮面ライダークウガ』と同様のテーマを盛り込んだといわれている(前述)ため、アバレマックスはファンの間でアバレンジャー版・ライジングフォームないしアバレンジャー版・アルティメットフォームと言われることも多い。



装備・技
共通装備・技
ダイノブレス
3人が左手首に装備する変身ブレス。「爆竜チェンジ!」の発声でダイノブレスのボタンを押すと、ブレスの顔の口の部分からダイノガッツが開放されてダイノファイバー製のアタック・バンテッド・レジスタンススーツが実体化する。変身後は2トンのパンチ力、6トンのキック力、20メートルのジャンプ力、時速150キロの走力、時速300キロのジャンプ速度が備わる。このブレスを通じて爆竜と会話する。通信機としても使える。イエロー用には、22話ではトリノイドの細胞に強く反射するサーチビームを、『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』ではダイノレイザーを発射する機能が組み込まれた。
アバレイザー
3人の標準装備。厚さ1mのコンクリートを貫くレーザー銃から、50cmの鉄柱を輪切りする剣に変形する。28話ではペイントビームを放ってショホウセンカメレオンの保護色能力を封じた。30話ではレッドが仲間のアバレイザーを借りて二丁拳銃で放つダブルアバレイザーを使用した。
ダイノガッツ
アナザーアース及びダイノアースの全生物が持っている精神エネルギー。アバレンジャーは特に強いダイノガッツを持っているため、変身が可能。エネルギーとして照射することにより、攻撃に使用したり、仲間に力を与えたり、爆竜の卵を孵化させたり、誰かの体を乗っ取っている敵を追い払うことも可能。敵に奪われても、強い心があれば無限に発生する。
アバレモード
感情の高まりによってダイノガッツが増幅する事により、変身する強化形態。レッド、ブルー、ブラックは全身にトゲを生やし、イエローは両脇に翼を展開する。通常の2倍の力を発揮でき、イエローは時速600kmで飛行できるようになる。レッドは怒りが爆発すると、さらに強力なファイヤーアバレモードになる(20話で使用)。アバレキラーは29話でアバレモードに変身可能になった。キラーのアバレモードは鋭い爪が装備され、飛行も可能になる。
ライドラプター
ブラックを含む4人の戦士が使用する乗用の恐竜。時速150kmで走り、垂直の壁も上り下りできる。レッド用はレッドラプター、ブルー用はブルーラプター、イエロー用はイエローラプター、ブラック用はブラックラプターという呼称がある。普段はベルトのバックルに収納されている。
個人装備・技
ティラノロッド
レッドのダイノウエポン。一撃で大岩を粉砕する棍棒。先端の口で相手を噛み砕いたり、放電能力もある。地面に突き立てたロッドを軸に連続回転キックを放つティラノ(レッド)ハリケーンアタック(23,25話で使用)、大きく円を描いて生み出したエネルギーを敵にぶつけるティラノロッド・サークルムーン(33話で使用)という技がある。
トリケラバンカー
ブルーのダイノウエポン。先端に伸縮自在の角を付けた盾。角は射出する事も可能。角にエネルギーを込めて相手を袈裟斬りにするブルースラッシュ(24話で使用)や、角で突き刺した敵を持ち上げて高速回転させ、その遠心力で相手を投げ飛ばすトリケラローリングフィニッシュ(23話で使用)という技がある。
プテラダガー
イエローのダイノウエポン。厚さ30cmもの鉄板をも切り裂く2本の短剣。刃の反対側で飛んでくる弾丸を受け止める事も可能。空中を舞いながら何度も斬りつけるイエローフライングダガー(6話で使用)や、敵の周囲を回りながら斬りつけるプテラスピンクラッシュ(23話で使用)という技がある。
スティライザー
31話より登場。アスカが手に入れた石版の中から出現した盾。3人のダイノガッツを集めることで、アバレッドをアバレマックスに変身させる。トリケラバンカー以上の硬度を誇る盾のディフェンスモードから、収納されている刃を伸ばしてアバレイザー以上の切れ味を誇る剣のオフェンスモードになる。また、バキケロ、ディメノコ、パラサ、アンキロの心が一つになるとサモナーモードとなり、スティラコサウルスと4大爆竜をマックスリューオーへ合体させる。ダイノガッツと空気中のイオンが結びつけ、アバレマックスの力を最大限に引き出す大気爆裂マックスフィールドを発生させる事も可能。オフェンスモードにダイノガッツを込めて斜め袈裟に斬る必殺スラッシュマキシマムは、キラーゴーストを倒した。
バクレイザー
劇場版に登場した、聖なる剣。アバレイザー同様、剣と銃に変形する。1万5千年前、ダイノアースの王女フリージアがこの剣に自らの命を宿し、カルノリュータスとカスモシールドンを封印した。バクレンオーを操ることも可能。ガルヴィディとの争奪戦の末、レッドがバクレイザーを取り返し、ティラノサウルスの尻尾で弾かれる勢いで攻撃する必殺バクレイザーソードクラッシュでガルヴィディを倒した。その後、バクレイザーは消滅した。
親指幸人のちっちゃいってことは便利だねボンバー
劇場版で使用した技。ハナビキニキビーナスの力でミニサイズにされた幸人が、敵の体内に飛び込んでアバレイザーを乱射して倒した。命名はらんる。
三条クラッシュ
『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で幸人が使用した技。得意の接骨術を応用して敵の背骨を外す。イーガの影(青)にダメージを与えた。
アバレスマッシュ
6話でイエローが使用した技。空中に2個のボール放り投げ、自分も空中に回転しながら飛び上がりテニスのラケットでスマッシュする。ザクロバキュームの両目を塞いだ。
アバレデコピン
13話でレッドが使用した個人技。敵を二階の軒先にまで吹き飛ばすほどのデコピン。
アバレブラックの装備
ダイノコマンダー
アスカが左手首に装備する変身ブレス。「爆竜チェンジ!」の発声でハーモニカ型の鍵・ダイノハープを差し込んで変身する。やはり、爆竜と会話したり、通信機としても使える。
ダイノスラスター
アバレブラックが使用する、サーベル状の武器。空中で後ろ宙返りしながら敵を切り裂くダイノスラスターヘッドクラッシュ(19話で使用)、大きく円を描いて三日月状のエネルギーブーメランを放つダイノスラスタークレセントムーン(41話で使用)、大きく円を描いて生み出したエネルギーを敵にぶつけるダイノスラスターサークルムーンといった技がある。また、柄の部分のダイヤルで設定して地面に突き立てることにより、巨大な火柱を発生させるファイヤーインフェルノや、大津波を発生させるスプラッシュインフェルノ、突風を発生させるストームインフェルノ、地割れを発生させるグランドインフェルノの4種類の強烈な技が使えるが、これらの技はダイノガッツの消費が激しい。
アバレキラーの装備
ダイノマインダー
仲代が左手首に装備する変身ブレス。「爆竜チェンジ!」の発声でボタンを押して変身する。他の4つの変身ブレスとは違い、「一人で敵を倒す」ことを目的に作られたプロトタイプのため、強大なパワーと引き換えに、命の危険を冒す危険性も持ち合わせており、ダイノガッツを暴走させると大爆発を起こし、東京一面を壊滅させるほどの威力があるため、ダイノアースで封印されていた。最初はその力をなかなか制御できずにいたが、やがて力を使いこなせるようになった。
ウイングペンタクト
アバレキラーが使用する、羽根ペン型の剣。通常のタクトモードは、振るう事で催眠光線を放って爆竜を操ったり、衝撃波を発生させる。空間に絵や字を描くペンモードは、光の網を描いて敵を消してしまったり、無数の矢を描いて自在に操ったり、敵の身体に×を描いて大爆発を起こす力を持つ。ペンの先端から光線も発射可能。また、剣先を伸ばすとブレードモードになる。
合体技・必殺武器
ダイノボンバー
3人のダイノウエポンを合体させてできる必殺武器。エネルギー弾必殺ダイノダイナマイトを放ち、敵を粉砕する。3人がレッドのライドラプターに乗って放つと必殺ライディングダイナマイトになり、ハッカラスナイパーを倒した。
スーパーダイノボンバー
ダイノボンバーの上部に、アバレブラックのダイノスラスターを合体させた強化形態。必殺スーパーダイノダイナマイトを放ち、敵を粉砕する。
スーペリアダイノボンバー
スーパーダイノボンバーの上部に、アバレキラーのウイングペンタクトを合体させた最強形態。必殺スーペリアダイノダイナマイトを放ち、敵を粉砕する。ドラゴンドランを倒した。
九重連スーパーダイノビクトリー
『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した、スーパーダイノボンバーの前部にビクトリーガジェットを合体させた形態。必殺ビクトリーダイノダイナマイトを放ち、敵を粉砕する。邪忍イーガを倒した。
竜人アバレフィニッシュ
『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した合体技。霞兄弟が投げた2本の刀をアスカが受け取り、敵を×の字状に切る。イーガの影(銀)を倒した。
ダイノスラスター トリプルインフェルノ
『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した合体技。アバレブラックのダイノスラスター、アバレブルーのアバレイザーソードモード、ハリケンイエローのハヤテ丸を合わせて地面に突きつけて強力な一撃を放つ。
ダブルブレイク
『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した合体技。基本的にハリケンジャーの大空大地斬と同じだが、アバレッドアバレモードがハリケンイエローの代わりに地を滑る。
ダブルショット
『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した合体技。ハリケンブルーがアバレイエローアバレモードの足に掴まった状態で、二人がアバレイザーとハヤテ丸ガンモードを同時に撃つ。
ダブルアタック
『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した合体技。アバレブルーアバレモードの上に乗ったハリケンイエローがハヤテ丸で相手を斬りつける。

恐竜やの面々 / その他
杉下竜之介(すぎした りゅうのすけ) - 演:奥村公延
紫蘇町(しそちょう=始祖鳥?)にある喫茶店「恐竜や」のマスター。爆竜の声に応え、アスカに最初(えみポンと同時)に接触した地球人。第1話で首までアバレブルーに変身しかけたものの、身体が爆竜チェンジに耐えられず、変身しきれなかった。「恐竜や」をアバレンジャーの拠点として提供し、凌駕たちの精神的な支えとなっている。ときたま店を任せてふらっとどこかに出かけたりする。愛称「スケさん」。幸人からは「杉下のオッサン」と呼ばれる。
「恐竜や」をアバレンジャーの拠点として改造する際に怪しげな外国人の技師を大勢招き入れたことで幸人から「只者じゃないな…」と言われたが、最後までその素性が明かされることはなかった。
ちなみに「恐竜や」は本編終了後の『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』では大企業へと成長(ただし社長の座はヤツデンワニに乗っ取られた)。デカレンジャーに登場するドギー・クルーガーは、地球に来たばかりのころこの店の常連だったらしく、竜之介とは「ドギちゃん」「杉さん」の愛称で呼び合っている。また、『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』によれば、『魔法戦隊マジレンジャー』の小津深雪も来店したことがあるようだ。
その気で躍進! アバレピンク/今中笑里(いまなか えみり) - 演:西島未智
高校生の女の子。竜之介同様爆竜の声を聞き、アスカとコンタクトを取った。第1話で首までアバレイエローに変身しかけたものの、やはり身体が爆竜チェンジに耐えられず、変身しきれなかった。が、その後も、筋トレをするなどして「アバレピンク」になることを(勝手に)狙っている。普段はアルバイトとして「恐竜や」に出入りし、ムードメーカーの役割を担う。アバレンジャーの事実上の命名者でもある。第11話で超能力(劇中では、変身能力と物体を浮かせる能力が確認できる。)を身に付け「アバレピンク」に変身しようとするが、「ピンク」と「ピッグ」を間違え、「ブヒ」が口癖の喋るブタになって(〜第13話(因みに第13話では出番が無く、第14話で既に人間に戻った事が確認できる。))しまった。それ以外にも、ビーナス像(劇場版)やギガノイド(第24話)、ラフレシアの花(第38〜39話)、羽子板(第45話)にさせられたりと災難な役回りであった。最終回では幸人の秘書となって活躍している。愛称「えみポン」。
伯亜 舞(はくあ まい) - 演:坂野真弥
凌駕の姪。両親(凌駕の兄夫婦)を事故で亡くし、叔父である凌駕と暮らす。凌駕を「凌ちゃん」と呼ぶ。エヴォリアンとの抗争が終わった後は、凌駕とともにアメリカに渡り、ハリウッドで子役として活動している。
余談だが、第一話では爆竜を見て「恐竜だ!」と言ったのに、第12話では逆に恐竜(の模型)を見て「爆竜だ!」と言っている。
横田さん(よこたさん) - 演:諏訪太朗
「恐竜や」の常連客。注文の最中にエヴォリアンが現れて、何も食べられないことがしばしば(客なのに店番を任されることも)。アナザーアースに飛ばされてきたミケラとヴォッファと意気投合して酒を飲んだこともある。
マホロ - 演:桜井映里
竜人で、反エヴォリアン・レジスタンスの戦士。なおかつアスカの恋人。ダイノアースで劣勢に立たされ、兄ミズホやアスカとともに敵陣突入を図るが作戦は失敗。その際デズモゾーリャに幻影を見せられてアスカが裏切ったと思い込まされ、ミズホともどもエヴォリアンに参じ「破壊の使徒ジャンヌ」となった。アナザーアースでの戦いで一時記憶を失って「恐竜や」に運ばれた事がきっかけで本来の自分を取り戻す。
謎の少女 - 演:鈴木かすみ
リジェがリジュエルとして急成長した際に分離した、彼女の竜人としての精神。リジェの正体にかかわるキーパーソンで一時期、舞の体に憑依していた。その後、実体化して恐竜やで生活することとなる。劇中では名前はなく、テレビ雑誌上では「カスミ」と表記されていた。
ヤツデンワニ - 声:津久井教生/スーツアクター:今井靖彦
トリノイド第12号(ヤツデと電話とワニの合成)。登場直後にアバレキラーにつかまってお手伝いさんにされるなど散々な目にあいながらも、基本的に悪い奴ではないらしく、結局「恐竜や」を気に入って住み着き、看板(?)トリノイドとして働くことに。何故か客も彼の存在を不審に思っていない様子。創造主であるミケラのことを「パパ」と呼ぶ。
軽蔑の目で見られるとその相手に恋をするらしく、爆竜を捜索中のらんるに一目惚れをした(以降ストーカー的に想い続けている)。
頭部にある電話はかけたいところにコールすることが出来る便利機能搭載であり、侵略の園や恐竜やに電話をかけていた。
三条総一郎 − 演:大林丈史
幸人の父親。

爆竜
ダイノアースには氷河期が到来せず、恐竜は滅びることなかった。そしてダイノアースのイオン分の多い大気に合わせて、金属因子をその肉体に付加した形で進化。知性を持った一種のメカ生命体「爆竜」となったのである。

ティラノサウルス - 声:長嶝高士
ティラノサウルスが超ドリル進化したアバレッドのパートナー爆竜。語尾は「〜テラ」。最高時速は320km。爪は厚さ1メートルの鉄板も切り裂く。性格はかなり短気で荒っぽい。エヴォリアンの侵攻により妻子を失ったらしく、凌駕の育児にはよく口を出す。アバレンオーの頭部・胴体・足・左腕を構成し、合体時左腕となる尻尾(通常はドリルとされる)の先は外す事が出来、中には拳がある(更にはその際に、ちゃんと左腕として機能していることからも、肘もある事がわかる)。だけでなく、左腕に爆竜コンバインする時、尻尾ドリル部は体内に収納され、或いは外すこともでき、トリケラトプスの尾とあわせることでダブルテイルソードとして振るうことも出来る。
トリケラトプス - 声:宮田幸季
トリケラトプスが超シールド進化したアバレブルーのパートナー爆竜。語尾は「〜ケラ」。最高時速は200km。エヴォリアンの侵攻により両親を失ったらしい。クールな幸人とは対照的に大人しい性格で、一度だけケラト(演:神木隆之介)という少年になったことがある。アバレンオーの右腕を構成する。生物としては信じられない話だが、首は外す事が出来、中にはティラノの尻尾同様に拳がある。また外した頭は盾として、左腕の拳で保持することも出来る。
プテラノドン - 声:篠原恵美
プテラノドンが超カッター進化したアバレイエローのパートナー爆竜。語尾は「〜プラ」。マッハ1.2で飛行し、高速飛行で衝撃波を発生させる。エヴォリアンの侵攻により恋人を失ったらしい。らんる同様に男勝りな性格。アバレンオーのヘルメットと胸部を構成する。身体は武装として、外してブーメランのように投げ飛ばすことが可能。
ブラキオサウルス - 声:銀河万丈
ブラキオサウルスが超ハンガー進化したアバレブラックのパートナー爆竜。語尾は「〜ブラ」。最高時速は160km、出力は3000万馬力。目からビーム、口から火炎を放つ。他の手持ち爆竜の格納庫にもなっている(最大時にはトップゲイラーとスティラコサウルスを除く8体が彼の体内に同居し、雁首揃えて会話をするシーンもあった)。
出動の際、ことわざや、過去の戦隊シリーズを中心とする東映特撮作品の有名台詞や主題歌の歌詞の一節を言う。アレンジされてる事も多い。
トップゲイラー - 声:緑川光
19話から登場。大型翼竜トゥプクスアーラの進化態で頭部が超スピアー進化、ボディが超ジェットファン進化した爆竜。アバレキラーのパートナー。語尾は「〜ゲラ」。マッハ20で飛行する。はばたいて突風を起こす。ステゴスライドンと爆竜合体しキラーオーとなる。全ての爆竜と合体可能という設定があり、キラーオーの合体を見る限りでは、頭部〜胴体部が武器として振るわれているにもかかわらず、合体体のコントロールは彼が握っているように思われる。極めて強力な爆竜で、その危険性により封印されていた。似たような境遇のアバレキラーとは気が合うのか、行動を共にしたが、一件突き放した態度を取りながらも冷徹すぎる壬琴のことを気にかける素振りも見せていた。壬琴のことを普段は「人間」と呼ぶが、彼の最期の後、一度だけ名前で呼んでいる。その直後のダイノマインダーの大爆発により、壬琴と運命を共にした。
バキケロナグルス - 声:相田さやか
7話から登場。パキケファロサウルスが超ハンマー進化した爆竜。語尾は「〜バキ」、一人称は「あっし」。卵状のカプセルの中で眠りについており、卵から孵った当初は小さかったが、わずか数週間で成長し、硬い頭とパンチを武器として戦う。あだ名はバキちゃん。
ディメノコドン - 声:岸尾大輔
12話から登場。ディメトロドンが超ノコギリ進化した爆竜。語尾は「〜デメ」。ジャンヌに操られて京都の街を蹂躙(そのせいか関西訛りで喋る)したが、アスカの吹くダイノハープの音で正気に戻り仲間となる。
ステゴスライドン - 声:飯田浩志
16話から登場。ステゴサウルスが超スライダー進化した爆竜。語尾は「〜テゴ」、一人称は「おら」。何故か東北訛りで喋る。足がローラー状になっているため、通常の10倍の速さで走る。アバレンオーとの合体が出来ない(爆竜コンバインの一形態とは考えられているが、展開した身体にアバレンオーが乗っているだけで、彼らとの「合体が出来ない」と本人は考えたようだ)ことを悩んでいた際に壬琴の誘いに乗り、「自分の力を試したい」とアバレンジャーのもとを去ってしまった。後に壬琴=アバレキラーとアバレンジャーの間を取り持ち、彼らが共闘するきっかけを作る。トップゲイラーと爆竜合体して、キラーオーとなる。
パラサロッキル - 声:塩屋浩三
19話から登場。パラサウロロフスが超ハサミ進化した爆竜。語尾は「〜パラサ」。アナザーアースでは、日本から最も遠い南米(設定ではチリの領土である南太平洋上のフアンフェルナンデス諸島)に飛ばされたらしく、そこから微かに感じる気を頼りに日本に向かった為登場が遅れた。陽気な性格の持ち主でもあるため、南米地域の多くが採用する公用語であるスペイン語混じりの言葉を話す。シッポがそのまま巨大なハサミとなる。
アンキロベイルス - 声:御崎朱美
21話から登場。アンキロサウルスが超ドリル進化した爆竜。語尾は「〜キロ」。ややひねくれ者でわがままな性格。友達が少ないらしい。硬い甲羅とドリルのような尻尾を持ち、攻撃力・防御力共に高い。尚アバレンオー、キラーオーとの合体時には右腕となるが、マックスリュウオー時には左腕として合体している。
スティラコサウルス
32話から登場。「伝説の爆竜」としてアバレマックスが召喚し、いつも牽引しているダイノギャリー(ランフォゴールド・スピノゴールドという武鋼竜(全身が超金属化した小型の恐竜武器)を上に格納している。尚牽引状態はスティラコギャリーと呼ばれる)と合体してマックスオージャとなる。また、バキケロナグルス・ディメノコドン・パラサロッキル・アンキロベイルスと爆竜合体してマックスリュウオーになる。スティラコギャリー時の必殺技は、ダイノギャリーのホイールのドリル部分にエネルギーを集めて敵を砕くファイヤーボールクラッシュ。言語能力は持たず、アバレマックスの脳内に直接意思を伝える。
カルノリュータス
映画「爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE アバレサマーはキンキン中!!」に登場。カルノタウルスが超ドリル(リューター)進化した爆竜で、頭部の形状と体色以外はティラノサウルスと殆ど同じである。最高時速は350km。口から吹雪を吐く。1万5千年前に世界を氷に閉ざそうとした「2匹の青い爆竜」のうちの1体。カスモシールドンと爆竜合体してバクレンオーになる。言語能力は持たない。尚本編終盤にもバクレンオーの姿で登場している。
カスモシールドン
映画に登場。カスモサウルスが超シールド進化した爆竜で、カルノリュータスと同じ「2匹の青い爆竜」のうちの1体(ただし体色は白であった)。頭部の形状と体色以外はトリケラトプスと殆ど同じである。最高時速は220km。口から吹雪を吐く。カルノリュータスと爆竜合体してバクレンオーになる。言語能力は持たない。カルノリュータスと同様、本編終盤にバクレンオーの姿で登場している。

[編集] 爆竜合体
アバレンオー - スーツアクター:日下秀昭
ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドンの三大爆竜と、アバレッド・アバレブルー・アバレイエローの3人の心が一つとなったときに合体して誕生する戦闘巨人。ティラノの攻撃力とトリケラの防御力、プテラの素早さを兼ね備えている。出力は2200万馬力、最高速度は時速250km。武器は左腕のティラノドリル、右腕のトリケラパンチ、胸部のプテラカッター。両目からレーザーの爆竜ブラストを、胸の口から火炎弾の爆竜ファイヤーを、右腕のトリケラトプスの目から透視光線を放つ。
単体での必殺技は、左腕のドリルで敵を貫く爆竜電撃ドリルスピン。この技自体は途中で強化されることもなく、終盤までそのまま必殺技として機能している。ティラノドリルを分離させて、右肩から分離したトリケラトプスの尻尾を組み合わせるとダブルテイルソードになり、これを投げつける爆竜サーモンハンターという必殺技もある。また、トリケラパンチの頭を外すとトリケラシールドになる。他の爆竜と合体(詳しくは組み合せ表を参照)して、新たな力を得る事が出来る。25話では、らんるが開発した体内電流増幅放射装置であり、バーチャル映像モードも備えた新兵器・電撃ビリビリアンテナを装備していた。
尚上記のダブルテイルソードを含めたとしても、従前の、若しくは以後の戦隊の一号ロボに半ば標準装備されていた「剣」は装備されていない(ダブルテイルソードも、形状からして突きは出来ても斬れるとは思えないし、登場回数自体が非常に少ない)、という珍しい特徴がある。因みに『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオキングは、決め技としてはオプションのガオエレファントを用いていたとはいえ、それ以外にもフィンブレードという「剣」を標準装備していた。尚一号ロボの主な決め技が剣でない、という特徴は、翌年の『デカレンジャー』のデカレンジャーロボも継承している。
アバレンオージ
14話に登場。プテラノドンが諸事情により合体できなくなったため、ティラノとトリケラの二体のみで合体した戦闘巨人。名前は凌駕の思いつきである。装甲が弱く、ギガノイドの攻撃には耐えられなかった。
アバレンオーナグルス
バキケロナグルスと爆竜コンバインした姿。バキケロナグルスは、トリケラトプスの代わりに右腕になる。必殺技は、右腕で連続パンチを決める爆竜必殺バキバキパンチ。
アバレンオーノコドン
ディメノコドンと爆竜コンバインした姿。左腕のティラノドリルは体に収納され、代わりにディメノコドンが左腕になる。必殺技は、左腕の回転ノコギリで敵を十文字に切り裂く爆竜必殺クロスサンダー。
アバレンオースライドン
ステゴスライドンと爆竜コンバインした姿。上部を展開させたステゴスライドンの上に、アバレンオーがサーフボードのように乗る。水上戦が得意。ステゴスライドンの周囲に付いたヒレカッターが武器。必殺技は、サーフィンのように水上で敵に突進し、そのままティラノドリルで敵を貫く爆竜必殺スライダーアタック。
アバレンオーロッキル
パラサロッキルと爆竜コンバインした姿。左腕のティラノドリルは体に収納され、代わりにパラサロッキルが左腕になる。必殺技は、左手のハサミ・テイルチョッパーで敵を何度も切断する爆竜必殺チョキチョキシザーズ。
アバレンオーベイルス
アンキロベイルスと爆竜コンバインした姿。アンキロベイルスは、トリケラトプスの代わりに右腕になる。右手のドリル・テイルアンカーは、先端をミサイルのように発射できる。また、盾のベイルブロッカーを回転させて敵の攻撃を弾く。必殺技は、ティラノドリルとテイルアンカーを高速回転させて、Xを描くように敵を斬る爆竜必殺ダブルトルネード。
アバレンオーベイルスロッキル
パラサロッキル、アンキロベイルスと爆竜コンバインした姿。アンキロベイルスはトリケラトプスの代わりに右腕になり、左腕のティラノドリルは体に収納され、代わりにパラサロッキルが左腕になる。ツリバカツオリーブ戦でのみ使用、右腕のテイルアンカーの先端を射出して敵を捕らえる爆竜カツオの一本釣りを使用した。
キラーアバレンオー
映画に登場。バクレンオーに対抗するため、アバレンオーとキラーオーが爆竜大合体した強力戦闘巨人。アバレンオーの背中にトップゲイラーが翼として合体し、ステゴスライドンの上に騎乗する。尚この時は、アバレキラーから「好きにして良い」と言われたトップゲイラーがアバレンジャーと共闘した形であった。ブラキオの背から加速を付けて突撃し、超高速で他の爆竜と合体・分離を繰り返して技を打ち込む爆竜マルチコンバインでバクレンオーに大ダメージを与えた後、爆竜電撃ドリルスピンの3倍の威力を誇るフライングドリルスピンでとどめをさした。後に『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』でも登場したが、こちらはトップゲイラーのみがアバレンオーに合体しており、スーパーデカレンジャーロボの放つガトリングパンチのパワーを受けて爆竜電撃ドリルスピンを放つガトリングドリルスピンを使用した。
なお、このトップゲイラーのみがアバレンオーに合体した形態は、玩具では本作品未登場のオリジナル形態「アバレンオーゲイラー」とされている。
オオアバレンオー
43話に登場。キラーアバレンオー(こちらは足元に、ステゴスライドン付き)の頭に武鋼竜スピノゴールドが兜として装着され、ランフォゴールドが腰の両脇に合体する爆竜最強合体によって誕生した最強の戦闘巨人。そのパワーはキラーアバレンオーを遥かに上回る9000万馬力。マッハ3で飛行する。この時体内には、アバレンジャーの3人(正確には、アバレッドはアバレマックスの姿であった)に加えアバレブラック、アバレキラーも同乗した。必殺技はブラキオの背から滑り降りて加速し、両腕の拳で握ったランフォゴールドで連続して斬りつけ、とどめとしてスピノゴールドのとさか部をアイスラッガー状に放つ連続攻撃爆竜必殺オオアバレフルスロットル。
旋風轟雷アバレンオー
『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』に登場。ハリケンジャーとゴウライジャーのダイノガッツをもらったアバレンオーが、カラクリボール・ゴールドソードスラッシャーで生み出した金色のソードスラッシャーを持った姿。外見上は単に「金色の剣を持ったアバレンオー」だが、この剣と左腕のドリルを駆使して、ハリケンジャーの巨大ロボ・旋風神の必殺技「分身幻斬り」同様の分身技爆竜必殺分身ドリルスラッシャーを放つ。
キラーオー
20話から登場。トップゲイラーとステゴスライドンが合体して誕生した、アバレキラーの戦闘巨人。出力は2550万馬力。パワー、スピード共にアバレンオーを上回る。大型の槍ゲイルスピアを武器とする。空中前転しながら尻尾のヒレで攻撃するヒレストライク、顔からエネルギー弾を連射するデスコンバッションファイヤーが使える他、目や掌から光線を発射できる。必殺技はゲイルスピアを敵に投げつける爆竜必殺デススティンガー、体内の電磁エネルギーを顔に集め、衝撃波として放つ最強技爆竜必殺デスコンバッション。43話ではアバレブラックが操縦した。
キラーオーナグルスノコドン
バキケロナルグス、ディメノコドンと爆竜コンバインした姿。キラーオーの両腕が分離し、バキケロナルグスは右腕になり、ディメノコドンは左腕になる。必殺技は、右腕で連続パンチを決めるキラーバキバキパンチ、左腕の回転ノコギリで敵を十文字に切り裂くキラークロスサンダー。爆竜必殺デススティンガーも通常通り使用可能。
キラーオーベイルスロッキル
43話に登場。パラサロッキル、アンキロベイルスと爆竜コンバインした姿。キラーオーの両腕が分離し、アンキロベイルスは右腕になり、パラサロッキルは左腕になる。必殺技は、テイルアンカーで敵を袈裟斬りにした後、左手のテイルチョッパーで滅多斬りにする爆竜必殺ドリルシザース。
マックスオージャ
33話から登場。スティラコサウルスがダイノギャリーと爆竜合体した戦闘巨人。出力は3000万馬力、最高速度は時速200km。キラーアバレンオーを上回るパワーと装甲を誇る。武鋼竜ランフォゴールドをトマホークのように振るって戦う。必殺技は両肩の巨大ドリルを回転させて敵に叩き込む爆竜必殺マックスショルダーアタック、ランフォゴールドを交差させてエネルギーを集め、その先から敵を縛り上げる超高圧電流を流すマックスサンダースパーク、ランフォゴールドを交差させてエネルギーを集め、刃から光の斧を放つマックスクラッシャー。この形態が絡んだ最強の技は、アバレンオー、キラーオーと共に3体の戦闘巨人のダイノガッツを合わせたエネルギー波を放つ必殺爆竜大進撃アタック。本来はアバレマックスの専用の巨人であるが、アバレンオーと共同戦線を張る場合はアバレブラックが操縦を担当していた(ブラック戦線離脱中はブルーとイエローのみでアバレンオーを操縦して対応)。
マックスリュウオー
37話から登場。マックスオージャにバキケロナグルス(右腕)、ディメノコドン(右腕内)、パラサロッキル(左足内)、アンキロベイルス(左腕)の四匹が爆竜超合体した戦闘巨人。出力は4500万馬力。二本のランフォゴールドを連結させた長槍フォリントジャベリン(劇中では「リューオージャベリン」と呼称)を回転させて使う。必殺技は右手からのプラズマ弾と、左手で保持したフォリントジャベリンが巻き起こす烈風を同時に打ち込む爆竜必殺リュウオーバスター。
バクレンオー
映画で初登場。凶悪爆竜カルノリュータスとカスモシールドンが合体した、悪の戦闘巨人。出力は2300万馬力。ダブルテイルソードとカスモシールドが武器。口から吹雪を吐く。アバレンオーのドリルを奪って攻撃し、アバレンオーを破壊寸前にまで追い詰めるが、キラーアバレンオーに倒された。だが48話でデズモゾーリャの手によって復活。デズモゾーリャの新たな肉体に選ばれるが、アバレンオーとマックスオージャの連携攻撃で倒された。なお、番組本編と劇場公開映画とVシネマとがパラレルワールド的に描かれることが多いスーパー戦隊シリーズにおいて、映画で初登場し尚且つ倒された敵キャラが番組本編で文字通り復活し再登場した例(その意味では「映画で倒された後に番組本編内で復活し再び倒された例」とも言い替えられる。)は、このバクレンオーが唯一(2007年現在)である。


邪命体エヴォリアン
6500万年前、地球に衝突してアナザーアースとダイノアースを発生させる原因となった巨大な隕石に付着していたのが、エヴォリアンの神デズモゾーリャである。デズモゾーリャはダイノアースで部下となる邪悪な生命体・邪命体を生み出して大軍団を結成。ダイノアースを滅ぼした後、地球に侵攻してきた。ダイノアースにある「侵略の園」と呼ばれる巨大な城を拠点としている。

邪命神デズモゾーリャ - 声:佐藤正治
エヴォリアンの総統。地球とダイノアースにそれぞれ自分の魂を残しており、ダイノアース征服後は時折リジェに憑依して指令を伝える。地球のそれは仲代壬琴に憑依していたが、彼によって消滅させられる。体を欲してリジュエルの身体を完全に支配しデズモリジュエル、ミケラ&ヴォッファを吸収しデズモヴォーラ、バクレンオーに憑依、最後は拠点「侵略の園」に憑依してデズモゲヴァルスとなるなど、幾度もアバレンジャーを苦しめた。
黎明の使徒・リジェ - 演:鈴木かすみ
幼い少女の姿をした邪命体。デズモゾーリャの意思を伝える巫女。年齢は1歳。アスカとの間に出来たジャンヌの子供に邪命因子が作用して生まれた。その割に性格は無邪気。地球にトリノイドを送り込むには彼女のキスが必要。仲代壬琴に恋愛感情を抱き、それが理由で性格が変わっていった。
破壊の使徒・ジャンヌ - 演:桜井映里
「#恐竜やの面々 / その他」の「マホロ」の項参照。
創造の使徒・ミケラ - 声:緒方文興
エヴォリアン創設時からデズモゾーリャに仕えている使徒。本名はミケラ・フォン・エンガキン・メッタ・クッタ・デーモスゴーリャ。生命の実と三色の絵の具を使って、絵を描くように三種の物体(生物、植物、その他)を合成して等身大邪命体・トリノイドを造りだす。とぼけた性格をしており邪悪には見えない。創作意欲は旺盛で、地球の図鑑を参考にトリノイド製造にいそしんでいる。口癖は「〜だなぁ」、名前の由来はミケランジェロから。
無限の使徒・ヴォッファ - 声:宇垣秀成
ミケラと共に古くからデズモゾーリャに仕える使徒。音楽を奏でて巨大邪命体・ギガノイドを造りだす。ミケラ同様、とぼけた性格の為かあまり邪悪には見えない。芸術家気質の為、好不調の波が激しく製作ペースはさっぱり。意外と戦闘力は高い。名前の由来はバッハから。
暗黒の使徒・ガイルトン - 声:加々美正史
その正体はマホロの兄ミズホ。1話でアバレンジャーに敗れ、2話で妹の手によって処刑される(しかし実際は、死を悟った本人が、装備していた暗黒の鎧を妹に譲るため、自ら望んで斬られたのが真実であった。これは終盤の回想シーンで明らかになった)。
黎明の使徒・リジュエル - 演:小川摩起
37話から登場。壬琴にあこがれてリジェが急成長した姿。リジェだった頃とは違い、冷酷かつワガママな性格で、ジャンヌを「おばはん」呼ばわりするほど。デズモゾーリャに体をのっとられてデズモリジュエルとなるが、47話で赤子の姿に戻った。
暗黒の鎧
装備すると呪われ、呪いを解くには装備した者を倒さなければならないという伝説の鎧。最初はアスカが装備し、その後ミズホ(ガイルトン)の手に渡り、彼の死後はジャンヌが使用。32話でアスカがその呪いを解こうして再び取り付かれ、40話でキラーが奪おうとするが壊れ、最後にデズモゾーリャの残留思念が入り込み、鎧の邪命戦士としてアスカ達を苦しめる。
トリノイド
ミケラが作り出す等身大の邪命体。名前は材料を繋げて読んだものである。3つの要素の混合なので「トリ(Tri-)」であろう。基本的に「動物+植物+何か」なのだが、たまにどうやって混ぜたのか判らないものも使われている。一度倒されても、生命の実がジャメーバ菌の雨を浴びる事によって再生・巨大化する。
なお1〜3号のトリノイドは2話で密かに地球に潜入し、人間に化けて長期に渡り作戦を行なっていた。
また、最初が4号というのも仮面ライダークウガからきている。(クウガは未確認生命体4号であった)


ギガノイド
ヴォッファが作り出す巨大な邪命体。大規模な破壊活動や、爆竜やアバレンオーなどに対抗するために生み出される場合が多い。その名前は交響曲のタイトルから付けられている。
バーミア兵
アメーバを人間大に急成長させて造りだした下級兵士。ゾルル(白)とゲルル(黒)の2種類がいる。

[編集] 劇場版のみに登場
王女フリージア - 演:小向美奈子
劇場版「爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE アバレサマーはキンキン中!!」に登場。古代ダイノアースの王女で、ダイノアースを滅亡寸前に追いやった凶悪な二匹の爆竜、カルノリュータスとカスモシールドンを命を投げ出して封印した。封印の剣バクレイザーが折られた事によって現代に復活。アバレンジャーと共にバクレイザーの欠片を探すのだが…。
次元の流れ者・ガルヴィディ - 声:古川登志夫
劇場版に登場。ダイノアースとアナザーアースを自由に往復できる怪人。バクレイザーを手に入れて、凶悪爆竜を操ろうと企む。

[編集] テレビ本編・番外人物
伯亜琢磨博士(はくあ たくまはかせ)
劇中の新聞記事に出てくるのみ。凌駕が江戸時代に残ったことで生まれたパラレルワールドにおける凌駕の子孫。エヴォリアンを襲来と同時に全滅させる大手柄を立て、新聞の一面記事に名前が載った。
伯亜凌介(はくありょうすけ)、三条幸夫(さんじょうゆきお)、樹らん子(いつきらんこ)、大野アスヤ(おおのあすや)
とある会社の平社員だが、夢の中ではアバレンジャーとして活躍している4人…ではなく、アバレンジャーが、ヤツデンワニの催眠術にかかってみていた夢の中での彼らの姿。だが、実際は全てヤツデンワニの夢の中での話だった。
「えぼり庵」の出前持ち - 演:田中幸太朗
ヤツデンワニの夢の中で出てきた蕎麦屋の店員。なぜか壬琴にそっくりであった。


他媒体映像作品
劇場版:爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!
Vシネマ:爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー
Vシネマ:特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー



スタッフ

原作:八手三郎
脚本:荒川稔久、浦沢義雄、前川淳、會川昇、鈴木竹志
音楽:羽田健太郎 with Healthy Wings(山本健司、山下康介、高木洋、大橋恵)
特撮監督:佛田洋
キャラクターデザイン:さとうけいいち
撮影:大沢信吾、菊池亘
アクション監督:竹田道弘、村上潤、石垣広文
車輌協力:MAZDA
プロデューサー:中嶋豪、濱田千佳(テレビ朝日)・日笠淳、塚田英明(東映)・矢田晃一(東映AG)
プロデューサー補:土田真通、泉谷裕
監督:小中肇、諸田敏、渡辺勝也、坂本太郎、中澤祥次郎、竹本昇
制作:テレビ朝日・東映・東映エージェンシー




テーマソング
本作より主題歌シングルがマキシサイズ(12cm)となった。


オープニングテーマ
『爆竜戦隊アバレンジャー』
作詞:吉元由美 作曲:岩崎貴文 編曲:京田誠一 歌:遠藤正明
ヴォーカルは意外にも本作が戦隊主題歌初登板となる遠藤正明。作曲の岩崎(本曲のギターパートも担当)は2年後マジレンジャーOPを歌う事となる。また『超力戦隊オーレンジャー』の挿入歌等で高い評価を得ていたアレンジャー・京田誠一が久々に戦隊シリーズに復帰、本作より現在(2007年)放送中のゲキレンジャーOPに至るまで主題歌アレンジを連続登板中である。
大回転するアバレイエローのシーン、ラプトルに乗ったアバレンジャーが街の中を駆け抜けていくシーン、爆発を背後に背負った締めなどOP映像は非常に迫力があり、スピード感・熱血感あふれる曲とよく合って素晴らしいオープニングを作り上げている(ただし第1話では、タイトルロゴが表示される部分のみで、劇中のシークエンスに組み込まれたオープニングとなっていた。第2話以降より完全なものが流れている。なお、最終話はオープニングそのものがなかった)。
また26話ではED同様アニメ『釣りバカ日誌』とのタイアップのためOPに入る前に釣りバカ日誌の後期OPである『釣りま唱歌でサバダバダ!』の前奏が釣りバカ日誌のOP映像とともに流れ釣りバカ日誌のタイトルロゴにかぶさるようにスーパー戦隊シリーズのロゴが出てくるという演出がある。
また、この曲の1部分がやじうまプラスの1コーナー「芸能プラス」のタイトルBGMに使われていた(2007年3月31日まで)。現在(2007年4月2日以降)は魔法戦隊マジレンジャーのオープニングテーマの一部に変更。

エンディングテーマ
『We are the ONE〜僕らはひとつ〜』
作詞:吉元由美 作曲:小杉保夫 編曲:京田誠一 歌:串田アキラ、森の木児童合唱団
『激走戦隊カーレンジャー』以来、歌詞に戦隊名がつかないEDが続いてきたが(但し、『メガレンジャー』の夏季限定ED・「Bomb Dancing メガレンジャー」は除く)、本作では久々に歌詞に戦隊名が入るようになった。
第1話のみスタッフクレジットをオープニングに集約させたためエンディングがなく、第2話からこの曲を使用。
第11話からエンディングは歌詞表示付き(カラオケ対応)となる。
第26話『釣りバカアバレ日誌! どもども』(2003.8.24放送)はアニメ『釣りバカ日誌』とのタイアップのため、同アニメの登場キャラクターがED一部分にも出演(この話の放送前に放送されたアバレンジャー登場回の映像の使いまわし)した。
なお、最終回はオープニングがなかったため、エンディングテーマとして『爆竜戦隊アバレンジャー』を使用した。


挿入歌
本作より通常のソングコレクションの他に「キャラクターソング集」として戦隊メンバーを演じる役者達による挿入歌を収録したミニアルバムが発売されるようになった。

『爆竜合体!アバレンオー』
歌:遠藤正明
『ダイノガッツがとまらない』
歌:影山ヒロノブ
『アバレ魂よ永遠に』
歌:串田アキラ
『Fight! For the earth!!』
歌:高取ヒデアキ
『エヴォリアン聖歌』
歌:リジェ(鈴木かすみ)、ミケラ(緒方文興)、ヴォッファ(宇垣秀成)
『爆竜マンボDEテラ!ケラ!プラ!』
歌:爆竜スターズ(長嶝高士、宮田幸季、篠原恵美)
『dead end game』
歌:仲代壬琴(田中幸太朗)
『気分はMAX!』
歌:串田アキラ
『君はOnly one』
歌:DINOSTARS
『太陽を1コ』
歌:西興一朗
『蒼き情熱』
歌:冨田翔
『勇気を出してDarlin'』
歌:いとうあいこ
『ハモニカの詩(うた)』
歌:阿部薫
『爆竜数え歌』
歌:朝川ひろこ


トピックス
前戦隊『ハリケンジャー』のエンディング直前のミニコーナーが好評を博した事を受け、今作ではその発展系として本編の最後に爆竜たちがこの後の展開を視聴者に問いかけ、エンディング後、その続きを少しだけ見せて終わり、すぐに次回予告へ続くという凝った構成になっている。近年のアニメなどでよく見られる演出だが、戦隊シリーズでこの様な手法をとったのは現在のところ今作のみである。(次戦隊『デカレンジャー』以降はエンディング冒頭のイントロ伴奏時にミニコーナーを内包する形式となった)
テレビシリーズの放映終了後には、戦隊史上初となるオリジナルストーリーによるドラマCD「ダイノアーススペシャル!伝説の腕輪と五つのアバレスピリッツ」が発売された。
「ゴレンジャー」〜「ハリケンジャー」までの制作発表会は非公開(ただし「ガオレンジャー」以降は、記者会見のみDVD第1巻に特別収録されている)だったが、本作から後楽園ゆうえんち主催で東京ドームシティのプリズムホールにて一般公開で制作発表会を行うようになった(この模様は、DVD第1巻に特典映像として収録されている)。
海外版パワーレンジャー・ダイノサンダーの第19話には、本作の第10話が劇中でそのまま使用されるという、パワーレンジャー史上初の出来事が起きた。(詳細についてはパワーレンジャー・ダイノサンダー#概要を参照。)
韓国語吹替え版でも、爆竜固有の語尾が(通常文法による語尾の後で)再現されている。「〜다,테라(ダ、テラ)!」「〜요,프라(ヨ、プラ)!」


Dekaranger vs Abaranger Henshin
http://www.youtube.com/watch?v=02OoNKs9uo4

爆竜戦隊アバレンジャーED
http://www.youtube.com/watch?v=0RSpiDC-frY


(・∀・)解る人いますか?

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