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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュのロボダッチ (プラモデル)

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今井科学(イマイ)発売のプラモデルを基点とした作品、およびその世界観を構成するロボットキャラクター全般。キャラクターデザイン・原作は漫画家の小澤さとる(小沢さとる)。

メインのタマゴロー、ロボQ(現・ドラタロー)、ロボZ、ロボXらとそのバリエーション以外のキャラクターは「○○(モチーフ名)ロボ」という名称が多く、特徴の一つとなっている。

2009年・秋、TVアニメ放映開始予定。

(以下、中心アイテムであるプラモデルを基本として記述)

歴史その1【1970年代】ロボダッチ誕生〜黄金期
1975年、イマイは自社オリジナルキャラクター『ロボダッチ』のプラモデルを発売開始。TV-CMも放送され、瞬く間に大ヒットとなる。


コレクション性の高い4点パック
4点パック(300円。共通テーマの4体のシュリンクパック)は、一気に複数を揃える事ができ、逆に1体80円程度でバラ売りをしていた店では好きなものを選んで買うこともできた。これらは、子供たちの嗜好や経済事情に適応しており、特に人気を博すこととなった。

また、小さいながらも2色成型のため、塗装をせずに組んでもそれなりの見栄えのするものであった。 当初は接着剤を使用するものも一部に存在したが、はめ込み式に金型が改修され、より子供達に組み立てやすいフォーマットに統一された。

入道ロボ、サスケロボ、ガマロボ、火トンロボ(通称・忍者パック)、モグラロボ、ライダーロボ、レーサーロボ、ジェットロボ(同・スピードパック)といった、後の再販の機会の多い名キャラクターもこの時期に多数が生まれている。


スタンダード/デラックスなその他のラインナップ
4点パックの身近さとは別に、贅沢な気分を味わわせてくれる格上のキットは子供達の憧れだった。 メカロボと呼ばれる4点パックより若干大きい2点セット(200円・以下いずれも初版時)、スプリングによる射出機能やゼンマイ走行可能なものを含む中型から大型のシリーズ(300〜500円)、更に大きな基地(800〜1600円)など、こちらも短期間に充実の商品展開を見せる。

大きな商品の中には、関節の緩みを防ぐためボルトとナットで補強するもの(ロボダッチサーキット)や、ポリキャップを使用するもの(ロボータ ダンプ)もあり、当時としては画期的であった。


歴史その2【1980年代】ロボダッチ増殖〜円熟期
1980年代は、セットものの充実やデザインの多様化と共に、パッケージや商品名の変更を伴う再販が頻繁に行われる。


大型ベースとミニロボダッチ
イマイは自社の「サンダーバード秘密基地」「マイティジャック秘密基地」を流用した島パーツに、多数のキャラクターをセットにした「ロボッ島」シリーズの大成功を経て、更なる豪華キットを開発して行く。

後述の「戦艦島」「大木」「宝島」など、大型ベースに付属の多数のミニロボダッチを配置するという構成は、多分にディオラマを意識したものと思われる。その流れに沿ったミニロボダッチは、小型化によって12点セットシリーズなど多くのキャラクターを同梱できるメリットもありつつ、後の2体1組×4箱の4点パック(300円)では安価で8体を揃えることができるという点もコレクション性を更に高めた。こうして、ミニロボダッチは2つの路線で80年代の主流となり、ロボダッチは第二の頂点を迎える。


80年代的展開
海賊タマゴローをはじめとする海賊もの、タマゴローネービーら水兵、『少年ケニア』の世界観のような冒険タマ吉などは、上記の「島」が先にあり、かつ海洋冒険漫画『サブマリン707』の小澤さとるの実績を考えると、ごく自然な流れであると言える。

それと同時に、やや突発的な印象を醸し出しつつ、時代の流行を追ったデザインやテーマが激増する。

同時期に絶大なブームとなったガンプラのテイストを加味したモビルタマゴローやタマゴローガンダスーツなどは、その最たるものと言える。更には、宇宙もの(スペースシャトルブーム)、SF戦闘機(特に『超時空要塞マクロス』のガウォークの影響)、プロレス(スタン・ハンセン、ハルク・ホーガンら外国人レスラーが活躍)等、当時の流行が積極的に盛り込まれて行く。


ギミックの充実
ゼンマイ歩行の「テクテクロボダッチ」として、クロタマ(冒険タマ吉)が他の土着民族的なメンバーと共に登場。

また、チョロQブームを受け、かつての2点セットの多くはプルバック式ゼンマイ走行への仕様変更による「スーパーロボダッチ」としても再販された。なお、ハンドルをはめて回す初期のゼンマイ走行シリーズ(ガマロボ、モグラロボ、レーサーロボ)は、再販を重ねる中でゼンマイがオミットされていったが、逆にBB戦士の影響からかBB弾発射ギミックが追加となり「テクニカルロボダッチ」(ガマファイター、モグラジェット[1] 、レーサーウルフ)としてリニューアルされた。

タカラのチョロQダグラム、チョロQボトムズや、バンダイのロボチェンマンに対抗するかのように、走行形態へ変形するフルチェンロボ(ロボダッチ PART II)も現れた。


試行錯誤
80年代中盤には○○ロボ以外の名称や、恐竜・動物・人間をストレートにモチーフにしたもの、また、小澤さとるの体調の都合等(交通事故による療養)もあり、明らかに初期デザインとは異なるラインのキャラクターなどが増え、やや路線変更を狙っていたかのように見える。

こうして、小学生男子を中心に断続的に中規模のブームが起きてはいたが、80年代後期に入るとファミコンブームの影響や、同時期にイマイから発売していたロボットアニメのプラモデルの不振などにより、徐々にロボダッチの新商品は散発的になって行く。

ファンの間では75年からの第一次ブーム、80年から85年までの第二次ブームを合わせた約10年間を第一期と呼ぶことも多い。


歴史その3【1990年代】ロボダッチ新生〜ユタカ版発売期
1990年代前半から「とびだせ!ROBODATCHi」版での再販が続いた後、90年代後半にはユタカからカラフルキットとして、塗装済み・はめ込み式で80年代のミニロボダッチがリニューアル発売。2体入り500円(税抜き)で、ミニコミックや、サイコロ、シール等の付いた仕様であった。

簡単に完成させることが出来る仕様は子供達だけでなく、成人してプラモデル制作の時間の取れない往年のファンにも一部で好評を得る。ただ、このユタカ版は、ロボダッチのロゴやイラストのテイスト、カラーリングが70〜80年代と大きく異なるため、さほどノスタルジィを刺激されることなく見逃されていたことも多かった。

しかし、それでもユタカ版の話題となった点(70年代〜80年代の人気キャラ、塗装済みへの仕様変更)や、反省点(過度なリニューアルによるイメージの分散、かつてのコアターゲットへの宣伝不足、販売経路の弱さ)が研究されたことが、後のアオシマ版へと繋がって行く。


歴史その4【2000年代】ロボダッチ復活〜アオシマ版発売期
2002年、イマイは営業を停止。

2005年、イマイからプラモデルの金型を引き継ぎ、サンエス/青島文化教材社(アオシマ)から発売されたクローズド・パッケージ仕様のミニロボダッチ24体の塗装済み・はめ込み式キットが、コンビニエンスストアや玩具店・ネットショップなどでヒット。2体入り300円(税抜き)。

2006年には同シリーズ第2弾として、70年代中期のブームを牽引した4点パック・シリーズ12体(+レアカラーとして、人気キャラ「ガマロボ」「モグラロボ」のカラーバリエーション2体)を1体入り300円(税抜き)で発売し、ヒットを重ねる。

2008年、アオシマより「戦艦島」「大木」「宝島」といった豪華キットが、当時の仕様に近い形で再販開始。食品玩具的な側面が強かった上記の2シリーズを除くと、本格的に模型店にロボダッチが並ぶのは約10年ぶり(90年代の事情も踏まえれば、ファンによっては体感としては約20年から25年ぶり)の快挙となる。

これらは「あのロボダッチが帰ってきた」という原点回帰や正統性を押し出していることが、成功に繋がっていると言える。


ロボダッチと時代性

2005年以降のブーム再燃を支えるもの
アオシマ版のヒットに関しては、高いクオリティや商品形態(中身が分からないことによる複数買いの喚起)が「チョコエッグ」等の食品玩具ブームを経た時期にマッチしたことや、2000年前後から国内のITインフラが急速に整備されたことによって、

 1.取り扱い店舗  2.いわゆる「大人買い」  3.ネットでの情報入手と購入の機会

が爆発的に増えたことが、ユタカ版の発売時期との決定的な違いと言える(また、子供達が欲しがり、親の世代が知っていて自然に買い与えることが出来る二世代キャラクターへと、ロボダッチが成長していたということも大きい)。

遡れば、アオシマ版の発売以前から多くのロボダッチファンが地道ながらもHPを開設し、情報交換やプラモデルコンテストの開催、模型雑誌への作例投稿などの熱心な活動を続けていたことも見逃せない。

2007年6月には、阿部サダヲがトーク番組『さんまのまんま』出演時に明石家さんまからガンダム世代と括られそうになった際に「僕はロボダッチの方が・・・」と語った他[2]、70年代当時のイマイ版CMソングをモノマネで歌い、インターネット上の検索ワードとしてロボダッチが急激に増加するという現象もあった。

また、後述のアパレル展開等も含め、近年のこうした活発な動きは、各業界において最前線で仕事をこなしつつも同時に一定の決定権を有するのが、30代前半から40代前半という70年代中盤から80年代中盤の黄金期・円熟期を体験した「ロボダッチ世代」であることも影響していると思われる。


1975年ロボダッチ発売当時の模型業界事情
その、ロボダッチ発売当時70年代中盤の模型業界においては、60年代中盤から後半の『ウルトラマン』シリーズ(マルサン商店)や『サンダーバード』(今井科学)のブーム以降、キャラクター・プラモデルは大ヒット作品に恵まれておらず、田宮模型を初めとするミリタリーものや、自動車・バイクといった精密なスケールモデルが主流であった。

それらは、一定の技術や知識、経済力(プラモデル本体だけでなく、工具や塗料を購入するための)が必要なやや大人向けの趣味となっていたことを意味し、低年齢層が楽しむにはプラモデルは敷居の高いものとなっていた。

そんな中で現れたロボダッチの、親しみやすく豊富なキャラクター達を、自分で集めて作って増やして行けるという魅力は、TV展開を主軸としないキャラクターのプラモデルとしては極めて異例の大ヒットを生み出すこととなり、それまでプラモデルに触れる機会のなかった子供達を多く取り込むことに成功した。

ただし、TV-CMを見る機会があったか、近所に模型店があったか等も含めて、ブームとしては地域差・世代差が激しかったことは否めない。

それでも、若干局地的であったとはいえ、これらの動きはプラモデルの歴史におけるエポックメイキングな出来事であり、80年代前半のガンプラブームへの下地を作ったとも言えるだろう。

(ほぼ同時期に人気TVドラマ『がんばれ!!ロボコン』のプラモデルもあったが、同作品は超合金やソフトビニール人形といった幼児むけの玩具がメインとなっており、ちょうどそれらを卒業しつつあった小学生低学年にマッチしたのがロボダッチのプラモデルと言える。また、路線は異なるが1975年からアオシマが自社独自の展開を行った合体ヒーローロボット・アトランジャーも健闘していた。かつて同期生にしてライバルでもあったアトランジャーのアオシマが救いの手を差し伸べ、近年ロボダッチの再販がなされたことに、当時を知る者は胸を熱くした。)

プラモデル関連の小冊子
ポケットマンガ:初期の300円の中型モデル以上の商品に封入。こちらでも、タマゴローからドライブタマゴローやブンブンタマゴローになるシーンがある。
ロボダッチ手帳:初期のプラモデル封入のチラシにて、抽選プレゼントのキャンペーンを行っていた。時期によってバージョンが幾つかあり、後に販売もされるようになった。
ロボダッチファン:1983年に模型店などで扱われていた小冊子。100円の号と50円の号があり、10号まで発行された。内容は、商品情報やファンからの投稿の他、趣向を凝らした企画が満載であった。

プラモデル以外の主な商品

ダイカスト(ダイキャスト)玩具
タカラ(現・タカラトミー)発売。こちらもTV-CMが放送され、イマイ版とは別のCMソングもあった。ボディや足(靴)等がダイキャスト製で重量感がある。頭部や手足その他のパーツはプラスティック製。

特にプラモデル版と異なる要素をもつキャラクターは、以下の通り。

メカタマゴロー:他のシリーズよりも二周り以上の大きさがあり、プラスティック製となっている。箱の商品名に小さめに「メカ」と付いているが、玩具上の特長(頭の豆電球が光る、歩行する、お腹から極小のロボダッチ入りのカプセルを打ち出す)をアピールしたものと思われる。
ガマ忍者ロボ:ガマロボ本体の背中を開けると、忍者ロボが中から出てくる(逆を言えばガマの中に忍者が身を隠すことができる)。非常に忍者らしいギミックと共に、二体一組で納得の行く名称と言える。
ヒコーキタマゴロー/消防ロボQ/ローラーロボZ:それぞれ、下記のように単体で発売された後、オリジナル設定によるゴージャスなビークルのパーツとセットでも発売された。
その他、ブンブンタマゴロー/ロボQ/ロボZ/ロボX/野球ロボ/フットボールロボ/ライダーロボ/モグラロボ などは、プラモデル版と大きくデザインや設定は変わらないが、キャラクターに合わせたギミックが盛り込まれ(膝関節のある長い脚に取り替えられたり、お尻のボタンを押すとプップッとオナラをするなど)、プレイバリューの高いシリーズと言える。


ソフビ人形
オンダ発売。タマゴロー、ロボQ、ロボZ、ロボXの4種。ソフビ(ソフトビニール)の特性を活かした温かみのある造型や、現在の目で見ても丁寧なカラーリングと、非常にコストパフォーマンスの高いアイテムといえる。


消しゴム人形
丸越、オンダ、マルカ発売。丸越版はいわゆる20円ガチャガチャサイズで、最も種類が豊富。プラモデル以上に当時のイラストに似ている。オンダ版は若干大きく、目には透明の半球の中に黒目パーツ(動く代わりに、立たせて飾ると目が下を向いてしまう)が入っている。こちらはメインどころのみが商品化された。マルカのモビルタマゴローはブリスターパックに入った大型商品で、パワードスーツ部分から着脱可能なタマゴロー本体が、さら上下に分割しマトリョーシカのごとくミニタマゴローが現れる脅威のギミックを有する。

以上は70・80年代がメイン、以下は90年代以降の商品となる。


ポケットダッチ・ヒーローセット
イマイ発売。ガシャポンHGシリーズなどの塗装済みミニフィギュアのブームを迎えていた90年代後半の商品。ボールチェーン付き。ジャンケンバトルゲームの要素に色によるグループ分けがあり、ロボZが赤く、ロボXが青いなどユニークな一品(タマゴローは特に大幅な設定変更はないが、ボディの赤ではなく頭部の色から「黄色」の扱いになっている)。

ユタカからも、これに近い仕様で塗装済みミニフィギュアが発売された。


ロボダッチ・シール列伝
アマダ/ユタカ発売。上記に続き、コンビニエンスストア等で袋入りのシールとして発売。『ビックリマンチョコ』を意識したものと思われる。新キャラ追加なども含め、80年代までの実体験を持つファンの目で見ると、前述のカラフルキットのパッケージイラスト以上に違和感のあるものとなっている。


アパレル展開
E hyphen world gallery にて、2009年の秋のTVアニメ放映開始予定の告知と共に発表。 CUTiE2008年6月号にて平山あやをモデルとしてロボダッチをテーマにしたファッションが披露された他、amazonでもロボダッチTシャツの取り扱いが開始されるなど、意外な拡がりも見せている。


その他、豆知識
各ロボダッチ(特にタマゴロー)は、イラストの吹き出し等で語尾に「〜だっち」と付けて喋っていることが多い。
CMソングでも歌われている通り、ロボダッチの名前の由来は「ロボットの友達」から来ている。が、小澤さとる本人によると子供達に分かり易いメッセージとしてそのようにしたが、本来はフランス語のDOUCHE(シャワーの意)が語源であり、キャラクターを次々と産み出そうという意図が反映されているという。
ロボダッチのプラモデルは再販の時期によっては、箱絵、成型色、商品名、セット内容、ギミックやディテール等が激しく異なっている。そのため、愛好者同士でも当時の話が噛み合わないことも多い。

ロボダッチOfficial Web Site
http://www.robodatchi.jp/


(* ̄▽ ̄*) にんげんだぁったら友達だけど〜ロボットだから〜ロボダッチ
イマイのイマイのロボダッチ!←CMの曲

コメント(6)

(・∀・)わたしも買ってましたよ
一個300円は十分変える金額でしたからね
大きいものは買えませんでしたがww
昔、剣道を習ってたのですが、道場へ行く為にもらったバス賃がロボダッチに代わってますた(・∀・)
(´・ω・`)マッシュ君はそれで足腰鍛えてたわけだね
今は走れないほど繰る車に頼る人生w
(・∀・)チンチンついてたのが変でしたけどねw
子供ながらアレは何なのか理解に苦しみましたw

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