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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュのゴジラ (第十六作)

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『ゴジラ』は1984年に公開された日本映画で、ゴジラシリーズの第16作である。観客動員数は320万人。ゴジラ誕生30周年記念映画でもある。

タイトルが1954年公開の第1作と同じため、ファンの間では84(ハチヨン)ゴジラと区別される。

概要
『メカゴジラの逆襲』以来9年ぶりに製作された本作は、『ゴジラvsデストロイア』まで続く新しいゴジラシリーズのスタート作品ともなった。1985年の正月映画として1984年年末に公開されたため、年の表示は1985年とされることもある。映画のキャッチコピーは「いま 壮大なロマンの目覚め!」。

劇中では、1954年のゴジラ出現から30年後、再びゴジラが現れたという設定となっており、俗に『昭和ゴジラ』と呼ばれるシリーズ第2作から第15作とはストーリーが繋がっていない。

主要襲撃地点は静岡(井浜原子力発電所)、東京(晴海、有楽町、新宿)、伊豆大島。対する日本政府は陸上自衛隊の新兵器、スーパーXでゴジラに対抗する。


1954年版のゴジラを初代ゴジラ、1984年版を新ゴジラとし、作品や造形の比較をされる事がある。登場する怪獣はゴジラ、小型のフナムシ怪獣ショッキラス。原点回帰を目指し、「人間の味方ではない、怖いゴジラ」として登場した。また、高層化の著しい新宿のビル群に合わせて、体長も50メートルから80メートル(尻尾の長さは108メートル)へと巨大化した。顔も凶悪な初代をイメージしたものになり、鳴き声も前シリーズで甲高くなっていたものを、初代の低く重厚なものに、更に猛獣のようなうなり声を追加している。音楽には小六禮次郎を起用。歴代シリーズでも数少ない、伊福部昭の音楽が全く使われない作品となった。伊福部音楽でメインだったトランペットパートが減り、ピアノが多用されている。おなじみのクラシカルな雰囲気を持つ、シリーズを代表する伊福部音楽をあえて廃したことで、恐怖映画と言っても過言ではない、シリアスで恐ろしげなBGMが「怖いゴジラ」の復活と、従来作品からの脱却を象徴している。

ゴジラシリーズの中で、ゴジラによって新幹線が破壊される唯一の作品である。これは54年版のゴジラで列車を襲うシーンがあり、それに対するオマージュとも見て取れる。


1973年の映画『日本沈没』や1980年の『地震列島』に代表される災害パニック映画の流れを汲んでおり、「実際に怪獣が現れた場合の対応」をリアルに表現するため、政府や自然災害など、各方面の専門家を特別スタッフとして招いている。新宿副都心のビル群が精巧に再現されるなど、それまでのお正月映画時代では不可能な潤沢な予算と期間ならではの豪華なセットが組まれた。ストーリーには当時の国際情勢を反映し、日本近海におけるソ連原子力潜水艦の脅威や、アメリカの戦略防衛構想などの影響が散見される。そのため幼児には難解なシーンも多く、明らかに成人が鑑賞することを前提として作られた作品である。


ストーリー
伊豆諸島の大黒島で巨大な噴火が発生。噴火から3ヶ月後、大黒島近海で操業していた漁船・第五八幡丸が嵐によって航行困難となり、次第に島へと吸い寄せられていく。乗組員が首をかしげていると、突如として島が光り崩れ、直後に巨大生物が雄叫びをあげて出現した。一夜明け、付近をヨットで航行していた新聞記者の牧は、遭難していた第五八幡丸を発見する。彼は船内でミイラ化した船員の遺体を発見、直後に1メートル程の巨大なフナムシに襲われるが、唯一の生存者である奥村に助けられる。

奥村は大黒島が光り崩れた際に巨大生物を見たことを牧に語る。そのことを聞いた彼の大学の研究室の教授である林田は、奥村に見せた写真から、その巨大生物がゴジラであると確信する。ゴジラ出現の報道は国民の動揺に繋がると考えた政府は、一時、報道管制を敷いたものの、ソ連の原子力潜水艦が撃沈されるという事件が発生。アメリカは攻撃を否定したが、ソ連はアメリカの攻撃と考え、両国は臨戦態勢に入る。東西関係に緊張が走る中、海上自衛隊のP-3C哨戒機が原潜の撃沈された付近の海面写真を捉えた結果、原潜の撃沈はゴジラの攻撃によることが判明。このことを受けた日本政府は東西陣営の衝突を防ぐため、ついにゴジラ報道の全面解禁に踏み切った。

その直後、静岡県の井浜原子力発電所にゴジラが出現。原発施設を破壊し、原子炉から放射能を全て吸収するも、それ以上何もせずに海へ去っていった。ヘリコプターで現地へ赴いていた林田は、近くを飛んでいた渡り鳥にゴジラが反応したと考え、ゴジラの体内にある磁性体を利用し、超音波によってゴジラを三原山へと誘導、人工的に三原山を噴火させて火口に落とすという作戦を政府に提案する。

一方、アメリカとソ連はゴジラに対して核兵器の使用を強く要請するものの、首相の三田村はそれを頑なに拒み続ける。また、自衛隊も首都防衛移動要塞スーパーXを始めとする対ゴジラ兵器の出撃を準備していた。

日増しにゴジラ東京上陸の可能性が強まり、東京中がパニックに見舞われる中、遂にゴジラが東京晴海埠頭に出現。待ち構えていた自衛隊の航空部隊を熱線で撃ち落とし、陸上部隊のミサイル攻撃や戦車の砲撃をいとも簡単に蹴散らして東京へと上陸。30年前の悪夢をたどるかのごとく、ゴジラは街を破壊していく。

さらにゴジラ上陸の影響で誤作動したソ連の地上攻撃用衛星が、東京のゴジラに向けて核ミサイルを発射してしまう。


登場怪獣

ゴジラ

ショッキラス
ゴジラに寄生していたフナムシが放射性物質を浴び続けたことで巨大化したもの。歩く際に粘液状の物質を出す。尾部を地面に打ち付ける反動を使って、人間の肩の高さ程度まで跳び上がることが可能。

漁船「第五八幡丸」の乗組員を襲い、体液を吸い尽くしてミイラ化させてしまった。映画本編では1匹しか登場していないが、脚本ではただ1人生き残った奥村の口から複数(4匹〜5匹)現れたことが語られている。

アメリカ公開版の新撮シーンではペンタゴンの軍人により日本の海岸にショッキラスの死体が漂着した件が語られている。また、初期稿とノベライズには群れで漁村を襲撃するシーンがあった。残酷描写の多い怪獣である。

声はエビラの流用。

身長:1メートル
体重:45キログラム
劇中で「ショッキラス」という名は登場せず、単に『フナムシの化け物』としか呼ばれない。


スタッフ

本編
製作総指揮、原案:田中友幸
協力製作:田中文雄
脚本:永原秀一
音楽:小六禮次郎
撮影:原一民
美術:櫻木晶
録音:田中信行
照明:小島真二
編集:黒岩義民
チーフ助監督:大河原孝夫
製作担当者:森知貴秀
音楽プロデューサー:前田忠彦
特別スタッフ:竹内均、青木日出雄、大崎順彦、クライン・ユーベルシュタイン、田原総一朗
スチール:石月美徳
衣装制作:東宝コスチューム
現像:東京現像所
技術協力:森幹生、コンチネンタルファーイースト
撮影所:東宝スタジオ
制作:東宝映像美術
監督:橋本幸治

特殊技術
特技監督:中野昭慶
特技撮影:山本武、大根田俊光
特技美術監督:井上泰幸
特技美術:青木利郎
特技照明:三上鴻平
造型チーフ:安丸信行
サイボット製作:水野俊一
特殊効果:渡辺忠昭、久米攻
繰演:松本光司、宮川光男
特技チーフ助監督:浅田英一
製作担当者:池田雅行
美術制作:α企画
火薬制作:大平特殊効果

特殊視覚効果
視覚効果:宮西武史
作画:塚田猛昭、石田義雄
合成:真野田嘉一
コンピューター・グラフィックス:土屋裕
映像協力:坂田俊文

キャスト
三田村清輝(内閣総理大臣):小林桂樹
牧吾郎:田中健
奥村尚子:沢口靖子
奥村宏:宅麻伸
上条:林家しん平
武上弘隆(官房長官):内藤武敏
神崎(大蔵大臣):小沢栄太郎
江守誠一(外務大臣):鈴木瑞穂
毛利(防衛庁長官):織本順吉
磯村(自治大臣):金子信雄(当初は田崎潤が演じる予定であった)
笠岡(通産大臣):加藤武
加倉井(統幕議長):御木本伸介(当初は三橋達也が演じる予定であった)
大河内(国土庁長官):森幹太
梶田(科学技術庁長官):山本清
日高(環境庁長官):田島義文
辺見昇(内閣調査室長):村井国夫
石丸(内閣調査室員):浦田賢一
伍堂(東都日報編集長):佐藤慶(当初は平田昭彦が演じる予定であった)
喜多川(東都日報デスク):江本孟紀
第五八幡丸船長:江幡高志
第五八幡丸漁労長:田原千之右
第五八幡丸無線局長:加藤茂雄
秋山(スーパーX空幕幹部):橋本功
スーパーX副官:福田健次
宇野(技術士官):風中臣
井浜原子力発電所職員:石坂浩二
東海道新幹線乗客:かまやつひろし
自衛隊ヘリ通信基地オペレーター:潮哲也
ゴジラ非常緊急対策本部オペレーター:渡辺賢酔
バラシェーボ号船員:テリー・ソンバーク
ソ連ミサイル原子力潜水艦副長:ナイジェル・リード
ソ連ミサイル原子力潜水艦艦長:デニス・ファルト
クレイマー(アメリカ大使):ジョー・ラズナック
ローゼンバーグ(アメリカ特使):ウォルター・ニコルス
ザシーモフ(ソ連大使):ジョセフ・グレース
チェフスキー(ソ連特使):アレキサンドル・カイリス
カシリン大佐(ソ連政治工作員):ルーク・ジョンストン
ニュースキャスター:森本毅郎
明美:田中由美子
南博士:小泉博
浮浪者:武田鉄矢
林田信:夏木陽介
ゴジラ:薩摩剣八郎

北米版
北米版は一部の場面を再編集した上、『Godzilla 1985』というタイトルで公開された。字幕付きのビデオが日本でも発売されている。

『ゴジラ (1954年の映画)』の北米版と同じくレイモンド・バーがスティーブ・マーチン役で出演し、30年前にゴジラと遭遇した経緯から米軍の司令部に招聘されて再びゴジラの東京襲撃を目撃する場面が追加された他、いくつかの場面や効果音が短縮または変更されている。新規に追加された場面では、登場人物がしばしばドクターペッパーを飲んでいる。

オリジナルではソ連軍人が誤作動した核ミサイル制御装置を止めようとして殉職するが、北米版では傷つきながらも最後の力を振り絞って核ミサイルの発射ボタンを押すというまったく正反対の行動に改変されてしまっている。


余話
浮浪者役の武田鉄矢がゴジラに遭遇し、驚きながらも毒づくシーンは映画の予告篇にも使われたが、この時の台詞は福岡出身の武田が東京に出て来た時に都会人に罵られた話に基づく完全なアドリブである(シナリオではこのシーンの台詞は「!」としか書かれていない)。
三田村首相役の小林桂樹が三原山火口に落下いていくゴジラを見ながら涙を流すシーンがあるが、あれは脚本には無く小林自身の熱演によるアドリブである。涙を巡ってファンの間で「何故涙を流したのか?」で様々な憶測を呼んでいる。
監督の橋本幸治は当初、林田教授こそこのドラマの真の主役と考え、「ゴジラ」シリーズにゆかりのある平田昭彦を起用するつもりでいた。しかし、平田の体調が思わしくなかったため起用を断念。「せめてワンカットでも」と新聞社の編集長役を用意したが、思いも空しく平田は撮影前に死去してしまった。
原発職員役の石坂浩二は当初出演予定はなかったが、石坂が橋本監督に「金(ギャラ)なんかいらない、ワンカットでも出る事に意義があるんだ」と直談判し、本当にワンカットの端役で出演が決まった。石坂の衣装にはTVドラマ「怪奇大作戦」に登場するSRIのマークをデザインしたワッペンがつけられている。
逃げ惑う群衆のエキストラに漫画家の鳥山明が堀井雄二、さくまあきらと共に参加。一部ポスターでは鳥山がかなり目立つ位置に写り込んでいる。
スターシスターズが歌うエンディングテーマ「GODZILLA」は、ゴジラシリーズで唯一の英語歌詞付きのエンディングテーマである。マイナーな曲なのであまり知られていないが、一部のファンからはかなり好評である。
ヒロインの沢口靖子は映画デビュー2作目の新人であったためか関西訛りが芝居の中でも抜けず、表情も乏しい等演技に対しては批判の声もあった。なお、彼女は今作の直接の続編と言える『ゴジラvsビオランテ』にて、別の役ながら再度の出演を果たしている。『vsビオランテ』以降は小高恵美が準ヒロインといった役に落ち着き、東宝「シンデレラ」グランプリの第1代→2代へのバトンタッチの形となっている。
劇中、ゴジラを伊豆大島の三原山に誘導し、山頂の一部を人為的に爆破するというシーンが存在する。しかし、2年後の1986年11月15日、本当に三原山が噴火して全島民が避難する事態になってしまい、一部のファンの間では「ゴジラの祟りでは……」と言う噂も流れた。

主要受賞
日本アカデミー賞特別賞(中野昭慶)


(´・ω・`)平成ゴジラの幕開けとなった本作品は別名「84ゴジラ」と言われ
ふぁんが待ちわびてた作品でもあったそうです

コメント(8)

ビルの窓ガラスの色を一枚一枚微妙に変えてたり、ミニチュアセットはかなり凝ってはいたけど、照明やカメラアングルが、従来の怪獣映画っぽいせいか、いかにも作り物って感じがいなめなかったのを思い出します。
あえて作り物丸出しって感じにして、模型職人の技量を見せびらかしたかったのかなぁ。
(´・ω・`)日本の特撮はテレビの延長でしかないからね
その辺りはレベルの低さを感じてしまうよ
その辺、平成版ガメラG1は、SFXというより特撮の匂いをプンプン残しながら、
オープンセットにして自然光の中で撮影したり、
実際の人間目線ならこれくらいだろうなって高さで撮影したりと、
単に着ぐるみ着た人のプロレスごっこに見えない作りがよかったです。
(ストーリーの善し悪しは完全に度外視してW)
昭和ゴジラの後半は嫌いなんですよね〜
おふざけしすぎてて
(*゚ω゚*)平成版は自衛隊装備がちょっとね
確かに昭和後半のゴジラはシェーなんかしたり、ふざけすぎでした。84年版のゴジラは、そもそもゴジラは人類の脅威なんやという原点に戻してくれた所は本当に評価できると思います。
(ストーリーの善し悪しは完全に度外視してRELOADED(笑))
子供の頃、小学校の前で配られてた割引券使って、よくゴジラシリーズ見てましたが、中学生の頃、初めて初代ゴジラ第1作目を見た時、「こんな昔に、こんな映画を日本でも作れてたのかぁ」と、なんか感動してさぶいぼ立ったの覚えてます。
(´・ω・`)怪獣物は色々あったけどゴジラは最初から人気あったしね
昭和ガメラも好きだけど
ガメラは平成3部作の出来がよすぎw

ゴジラもあれくらいシリアスに作ってればよかったのにね
東宝怪獣コレクション
https://deagostini.jp/tmcmt/
『ゴジラ&東宝特撮 OFFICIAL MOOK vol.24 ゴジラの逆襲/ゴジラ 』(講談社)|講談社BOOK倶楽部
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000375911

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