老犬コタを励ます会コミュのお別れの後　～その前に～

怠けっぷりも甚だしい管理人で申し訳ないです。
今、ざっと過去のトピを読んだら｢あら？意外と面白い？？｣と自画自賛。
コレは続けなくてはいけないですね！
ぼちぼちと頑張りますのでよろしくどーぞ。

さて、今回はお別れの後｢お骨｣はどーするべきかという話。
でも、まずはお別れの時の話から始めます。ちゃんと報告してなかったし。
あれから半年以上経つけど、悲しいなぁ。。。

コタは今年の1月4日に亡くなりました。17歳になったばっかりでした。
昨年の12月半ばから恐ろしいスピードで衰えてきて、立つことはもちろん、寝返りもできなくなりました。
首は曲がり、片目は開いたまま、オムツずれも化膿するいっぽう。
ご飯は固形は食べられないからベビーフードや水でふやかしたドッグフードをあげてたけど、本当にわずかな量しか食べないから痩せてしまって骨と皮。
正直、愛らしいコタの姿はどこにもありません。
恐かったです。老いがこんなに残酷だとは思いませんでした。
でもこんな姿でもコタはコタ。
コタへの思いは変わりません。

母は一生懸命コタの介護をしてました。
私は週末に実家に戻ってはコタの姿を見て、泣いてオロオロしてるだけ。
｢泣く暇があるんならオムツ替えてあげてー｣の母のひと言に、「これじゃいかん！」と思いはしたものの、私のオムツ替えは下手、それ以上にご飯の介助がモーレツにヘタクソ。
ご飯の介助。これが難しー！
１.コタを膝にかかえて、コタの顎を右腕にのせる。
２.そのままの状態で右手にご飯の入った容器を持つ。
３.左手にスプーンを持って右手の容器に入ったご飯をコタの口に運ぶ。
ポイントは右腕とコタの顔の角度。
私がやるとこぼしてばっかりで、コタも食べづらそう…。
けっきょく母にバトンタッチ。
やっぱり毎日世話している人は違うね！
コタもこぼさずご飯をたべてるよ！！

オムツもね難しい。
コタは左側を上に向けてしか寝られなくなっていたから、どーしても右側のオムツテープがずれてきます。
それに気づかずコタを膝にのせてたら、なんだかとても熱くなってきた…
最初のうちは｢コタの体温？｣と思ってたけど、いや、熱すぎる！
もしやと触ってみたら、やっぱりオシッコが漏れてた！！
しかし、寝たきりになって以来の大量のオシッコ。
ジーンズがビショビショなことよりもオシッコがたくさん出たことに“ほっ”としました。
きっと私の膝で安心したのかな～？

オシッコの誘導は上手だったけど、一番の後悔はやっぱり上手に介護が出来なかったこと。
かわいそうと思うあまり、中途半端な力加減や遠慮してたのがよくなかった…。
コタが快適に過ごすには遠慮は無用でした。
今だにコタに申し訳ないことをしたと悔やんでいます。

つづく