ギャラリーコンパコミュの2006.10.15ギャラコンinアートリエ

秋の第二弾ギャラリーコンパが先日無事終りました。
・・毎回何かが削ぎ落とされ、緩く血が通うかのようなギャラコン、
そう、ギャラリーで遊ぶように鑑賞したあとに
その足でお茶する、お酒飲むことの方を重視というかたちにしてから
滅多に会わない、会う時間のない方々との集いだから尚のこと
お互いの思うことをさらけだした
お互いの個性がかたちが作る何かを見ようとする
いい感じに進んでいるような気がします。

今回私が特におもしろいと思ったのは

初参加の、視覚を完全に失ったのは１年前というアソウさんの
体調悪かろうが何だろうが意欲的なこと
見える頃に書や俳句に没頭されていたことがわかる感性の豊かさ

開催場所である福岡市芸術文化振興財団の情報館のギャラリーであるということでこの活動に興味ある方々や
来年春にさわれる彫刻展を企画されている九産大美術館から見えた方々のとっても積極的な参加

そして鑑賞物が
さわれる彫刻、視覚障害のある方だけそうっと触ってもらった凹凸のある平面作品、触れられないけどコンセプトのしっかりある作品という３種の作品を作ったコラボ作品群であったこと
でした。

年に数回しかないこの集いが
一回ごとにかなり条件の違った鑑賞やコミュニケーションをさせてくれるのはとてつもなく宝物です。
それが終ってからのコンパにもよく出ています。

毎回参加の大事なナビゲーター浜ちゃんの
目が見える側が気づかないことを小出しにしてくれる優しさ
イッシーの職業上培ってきた
全体を見ながらひとりの心の動きを大切にする姿勢
（そして私はこんなんです、”カピ”でご覧ください。）
そして何より、参加される興味も欲も尽きない皆さま

人が作るギャラリーコンパでありたいと思う
あったかな今回でありました。
皆さま、お疲れ様でした、またすぐにお会いしましょう！！！

ギャラリーコンパ事務局　まつおさち