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セルフラーニングコミュのおしゃべり防止に、音楽マスキング

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 今年入塾の生徒に手を焼いています。おしゃべり防止に音楽マスキングという方法を使ってみましたが,効果があるようです。みなさんの役に立つかもしれないと思って,立ち上げてみました。

 最近,学習時間中におしゃべりが多く,学習に集中できない,という声が出てきました。
 たしかにそうです。おしゃべりが多いです。
 それで、「音楽マスキング」を行いました。

 マスキング【masking】 とは、1 覆い隠すこと。包み込むこと。2 悪臭などを、他のよい香りや別の強いにおいで包み隠すこと。です。

 具体的に言えば,ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴くことによって,まわりの音をシャットアウトするのです。

 ヘッドホンで音楽を聴くと,近くでおしゃべりをする人がいても,それは音楽にじゃまされて聞こえません。音楽がまわりの雑音を覆い隠してしまうのです。

 まず,生徒全員に説明しました。

 セルフ塾では,学習時間中に,デジタルオーディープレーヤーなどで音楽を聴いてもいいんだよ。知っていた?

(以前からいる生徒は知っていますが,知らない生徒もかなりいます)

 プレーヤーで音楽を聴いていると,まわりの音,おしゃべりなどが聞こえなくなるでしょう。最近は,おしゃべりをがうるさいけど,それをシャットアウトしてくれるんだよ。

 だから,学習に集中することができる。

 ただね,人間の声が入っているものはダメだよ。歌ものはだめということ。歌は言葉だね。言葉の入っているものを聞くと,脳の言葉の機能をするところが働く。勉強も言葉でするね。だから,勉強のじゃまをしてしまうんだ。

 だから,クラシックや軽音楽のようなものでなければいけない。

 カラオケもだめだよ。あれは音楽といっしょに歌ってしまうから,脳の言葉の場所が働いてじゃましてしまう。

 次に,おしゃべりの多い4人の生徒を呼び出しました。

 そして,言いました。

 あなたたちは,おしゃべりが多い。それで,まわりの人にめいわくをかけている。それで,あなたたちは必ずデジタルオーディオで,音楽を聴くようにしなさい。持っていない人はお母さんに買ってもらいなさい。さっきネットで調べたら,安いのは1000円足らずである。

 機能や容量などは知らないが,とにかく学習時間中に音楽を聴くことができればいい。安いのでいいから。

 これをすると,まわりのおしゃべりが聞こえないから,あなたたちもおしゃべりをすることができないはずだ。だから,おしゃべりがなくなると思う。そうすると,まわりに迷惑がかからない。そして,あなたたちも学習に集中して勉強が進むはずだから。

 「お母さんが分かってくれないよ。ぼくが勝手に作り話をしていると思うから」という声があったので、

 お母さんにぼくから手紙を書いてあげることにしました。

 それから1週間がたちました。

 音楽マスキングの効果は、かなり大きいです。その生徒のたちのおしゃべりが極端に少なくなっています。

 実際にオーディオプレーヤーで音楽を聴いている時には、お喋りは全くしていません。

 まだ数日しか行っていないのですが、効果はかなり期待できそうです。

コメント(15)

ちょっと気になったことを書きますね。

・音がある状態で集中できるタイプと、音が無い方が集中できるタイプの二通りの人間がいると思うのですが、無音集中タイプの生徒の場合でも大丈夫なのでしょうか。

・ヘッドホンのような密閉型ではなく、イヤホンで聞くと音漏れがしてしまい、それが気になって集中できなくなるような問題は起こっていないのでしょうか。

・聴いている音楽が集中できない音楽かどうかはチェックしているのでしょうか。中には好きなJ−POPや洋物ロックを聞く生徒も出てきてしまうと思うのですが。
ぼくは専門家ではないので、そんなに深く考えていませんでした。

 無音集中型の人っているのでしょうね。

 ただ、いまおしゃべりが多い生徒は、少なくとも音楽なしでは集中していないので、音楽を聴きながらということを試してもいいと思います。

 おしゃべりが多くない生徒の場合は、音楽を聴くかどうかは本人の判断に任せているので、自分で考えてくれると思います。


 Walkmanなどで聴覚障害になることもあると聞いています。だから、周りに音がもれるくらい大きな音にしないように注意はしました。

 何を聞いているのかチェックをするようにはしているのですが、本当にたまにといったところですね。J-POPを聞くこともあるかもしれません。

 よく考えていないこともあって、意見を出されると、改めて考えてみるのでいいですね。
>持っていない人はお母さんに買ってもらいなさい。

面白い持っていき方ですね♪
「おたくのお子さんは静かにしない。 ご注意願います」でなくて、
具体的な方策を示していて、それがちょっと刺激的な方法ですもの♪

静かにしないと、音楽を聞かされる♪・・・反対のような感じが興味深いです♪
怒りではなく、解決する方法として、とても興味深いです。

「頑張れない人は、その子だけ宿題を減らす」というのが案外効き目があるのと似ているように思いました。
 たにやんさん

 お母さんに出費をさせるのは,気が引けたのですが,この方法でうまくいくだろうと思って実行しました。

 まわりの迷惑になっていること,音楽マスキングでまわりの人にもいいし,本人の学習にもいいということを手紙にしました。

 4人のうち3人は確実に学習に集中するようになりました。1人は本当にわがままな子で,気づいたらイヤホンを外しているという感じです。
Yojiさん、こんにちは。

私の教室では以前、クラシック音楽や環境音楽を流していたことがありました。
今は止めています。

イヤホンだと何を聞いているのかのチェックができないのが心配ですね。
落語や漫才も聞けますしね。
今はラジオ番組をメモリープレーヤーに簡単に取り込めますし。

「性悪説」の私の教室では「私語1回で退塾」です。
SSJさん

 落語や漫才を聞かれてしまったら,大変ですね。

 学習をしていると思ったらW杯のLIVEを訊いていたりして。

 「私語1回で退塾」はきびしいですね。でも,それくらいきびしくしないと,本当に静かな学習環境は作れないのかもしれません。

 実際に私語による退塾者はいますか? もしいたら,保護者の反応などはどうだったのでしょうか。
Yojiさん

私語による退塾者はいません。保護者たちも理解しています。
(ただ、静かに学習すれば成績があがるというわけではないですね。)

というか、最後に私語を目撃したのは4年前です。
徹底するのに1年半くらいかかりました。

私はYojiさんよりいくらか若いのですが、
よく分かるんですよね。

現在40歳前後の塾長たちは私語には厳しいですね。
60前後の先生たちはおおらかで、生徒たちと様々な話をしながら授業を進めている人が多いような気がします。

私はその中間。
数年前に「転向」しました。
 私の教室は吸い込まれるように静かなのですが、中に一人だけ存在自体がうるさい子がいます。

 鼻をすすったり、咳をしたり、「ううっ」とうなったり、とても気になるのと私自身が環境を売っているという意識が強いので、「悪いけど、多分自分(あなた)の所為やないと思うけど、もう少し遠慮しながら咳してくれへん?」と問いかけると少しましになります。

 この子にとっては、静けさが重いんですね。慣れるのに2年ほどかかりました。このごろやっとなじんできました。

 学校でも家でも静かに瞑想する時をもつのが難しい時代になってしまったんだろうと思います。自分の中で自分と向き合う時間がないというのは本当に問題だと思います。勉強というのはある意味自分との闘いですからね。
 SSJさん

 ぼくはおおらかなつもりはないですが,少々おしゃべりに対して甘いかもしれません。

 ぼくの塾はセルフラーニングなので,本来だと静かなはずなのだが,と思ってしまいます。

 優秀な生徒は黙々と学習に打ち込んでいますが,学習が遅れている生徒は集中ができないのです。自力では学習できないので,おしゃべりにいってしまうように感じます。

 その子にあった学習をさせるというのもおしゃべり防止には必要。

 おしゃべりが習慣化しているようなので,音楽マスキングも必要だと思っています。

 クリスさん

>>静けさが重いんですね

 なるほど。そういうこともあるのでしょうね。ぼくの塾は静かなときでも少々のざわつきはあるので,そういうのはうらやましいです。

>>勉強というのはある意味自分との闘いですからね

 まさにその通りだと思います。セルフコントロールができないと,セルフラーニングはできません。
 実は,昨日何を聞いているかチェックしてみました。

 一人の生徒は,なんとFMラジオを聞いているのです。あきれてしまいました。

 ぼくは,
もう一度FMラジオを聞いているのを見つけたら,そのソフトを削除する。その作業のときに,ほかの機能をこわしても責任を負わない,と告げました。

 もう一人は,何とぼくの入れた,モーツアルトの曲と学力向上の曲を削除して,J−POPを入れて,それを聞いているのです。

 これには頭にきました。

 壊れていたコンピュータが直ったので,入れ直そうとしたが,ぼくから借りたCDはコピーものだったから入れることができなかった,という言い訳。

 それでも,おしゃべりが少なくなっていることは確かです。まだまだ試行錯誤が続きますが,続けてみたいと思っています。
Yoijさん

>ぼくはおおらかなつもりはないですが

失礼しました。

それにしても

FMラジオやJ−POP、中学生がやりそうなことですね。
時々チェックが必要かも知れませんね。

大学生も大人も場をわきまえない私語は多いですね。
葬式などでも、後ろの方の席の人たちは情報交換してますし。

私の塾では私語厳禁で長時間自立学習をさせていますが、生徒たちも対抗手段(?)として寝てしまったりします。部活の疲れもあるのでしょうが。

大学生たちも私語は退場させられますが、睡眠は容認のようです。
SSJさん

 時々,チェックをしようと思っています。落語や漫才を聞かれては大変。でも,この子たちには,落語を聞く力もなさそうですが,・・・

 ぼくの塾のある読谷は,部活がとてもさかんです。おまけに沖縄は日が暮れるのが遅い。学校の規定では終了時間が決まっているようですが,それを守らずに遅くまでやっているようです。

 それで,居眠りをする子がいます。短時間の居眠りはぼくも見ない振りをしています。
私の教室は小さい部屋が3つの構成です。

Yojiさんの教室はワンフロアーのようですね。羨ましいです。
というか、スタッフが限られている自立型ではワンフロアーでないとまずいと思います。

で、

まだ数年前のことですが、生徒が集中する時間帯に3教室を一人でみる必要が出てきて、何と私は盗聴器(売っているんです)を思わず買いました。
私語がとまらず、「犯人」を特定するためと、威嚇のためです。
トランシーバーで常時音声が聞けるようにしようと試みたこともあります。
幸い、使うところまでには至りませんでしたが。
(威嚇効果は全くありませんでした。念のため。)
イエローカードを出すと判定に不服(公平性も含め)を言うのが中学生。レッドカードだけにしたのはそのためです。

それにしても、教務よりも躾にエネルギーをとられるのはつらい。


現在は、教室内に防犯ミラーと防犯カメラは設置してあります。
生徒達はあまり抵抗ないようです。

今、黙って勉強させれば成績が上がるわけではないという現実(当たり前かもしれませんが)に直面しています。
>>>教務よりも躾にエネルギーをとられるのはつらい。

 まさに同感です。妻もよく「教えることにもっと専念させて欲しい」と言っています。

 教室がワンフロアーというのは,ある意味ではいいですね。ただ,だだっ広いために開放感からなのか,おしゃべりをしてしまうということもあるかもしれません。

 盗聴器,使いたくなる気持ち分かります。

>>>イエローカードを出すと判定に不服(公平性も含め)を言うのが中学生。レッドカードだけにしたのはそのためです。

 も納得ではあります。でも,すぐにレッドカードを出すのはかなりの勇気がいりますね。
 今ちょうど懇談会をしていますが、今年は評価の基準が随分変わったと感じます。

 定期テストはゆとり教育の終焉から、移行措置に変わり、実験段階という気がします。

 子どもたちが接したことのないような問題でその反応をみ、子どもたちのもっている力を試そうという問題が多くなり、結果とても驚くような点数をとってきましたが、評価は悪くない。

 反対に明らかに5だろうという点数をとっても、5にはならない。

 生きる姿勢が厳しく問われ、内申の付け方がとても厳しくなったきた。

 点数がどんな意味をもつのか、子どもたちにまじめに誠実に生きることを教えられなければ、適正な評価が得られない時代ですね。

 ちょっといいですね。内容を見てもらえるというのは理想ですね〜。

 イエローカードの不公平さ! 私は社会に出れば、そんなこと当たり前。普段の自分が良ければ情状酌量されることもあり、またその反対もあるのは当然と教えるのにいい機会だと思いますけれどもね…。

 不公平に慣れておくのも大人になるためには必要ですよ。

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