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【筑豊英語学習ネットワーク】コミュの◎筑豊地域への置手紙 (時間表現の講義シリーズ) 

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◎筑豊地域への置手紙 (時間表現の講義シリーズ) 
シリーズ4 英語での時間の考え方 (講義)


今日の講義:
長いのですが、ご容赦ください。
よくお判りになると存じます。

英語での時間の考え方 (講義)


皆様、総じて <英語の場合の時間の考え方>が
上手くまとまっていないと見受けられますので、
今此処に、まとめたいと思います。

これまでの文法書とは異なる視点で見解を公にしたいと思います。

A) 英語では、「過去は過去、今は今、未来は未来」:

◎過去形について


英語は日本語よりも、時間の表示、時間の流れを
はっきりさせます。
また、自分の感情を<時間域>を使って表現します。
(⇒次回講義します)

そして、英語では、一秒前でも過去になります。

★以前の講義でお話しましたが、
My father was a policeman. と言う文章の意味は、
学校で習う範囲では、「父は警官でした」となります。
もっと視野を広げての解釈は、
「父は、かっては(その時は)警官をしていました。
 (今はそうでない)」となります

★英語では、時間の区別をはっきりさせます。

★英語の過去形では、全ての情報が過去の情報になります。

★特に、yesterday, last week, 10min ago.などと
<明らかに昔(過去)>を意味する言葉がセリフの中に
使われますと、当然、そのときの昔の事を言ってますので、
情報は全て過去の情報になってしまいます。

★逆にいえば、動詞の過去形が出てきた場合、
★または、yesterday, last week などの単語が発言される場合は、
該当する全ての情報は、過去形にて発言されないとなりません。

★更には、情報を過去形で言う場合は、
それがいつの事であったかをはっきりさせないと相手は判りません。

★I bought this book. だけでは、いつ買ったのか判りません。
英語は時間の区別がはっきりしておりますので、
> 動作に時間をつけていう事が必要になります。
これは、平均的な日本人が見落としがちの事です。

尚、過去とは、過去の時間の一点のことです

○−ーー−ーー−○−ー−−○−ーー−−ーー○
もっと昔   昔     今      未来


時間の流れと言うのは、
昨日から今日、今日から明日へと連続してます。
時間の連続の中に、私達は生きております。
英語では、一秒前のことでも過去になります


「一秒前に地震があった」 これを英語で言う場合は、
もう過去形でしかいえません。

一秒前 とは、情報の時間域を知らせる単語ですね
同じ様な単語(過去と言う時間域を知らせる単語は
無限に有ります:yesterday, last week , just ago等など

この様な単語は、過去の時間域を意味する単語です。
今現在に続く、長い時間域の中で
過去の時間の一点を指す単語になります。

つまり、過去形とは、過去のある一時点での
情報を言う形になります。

★過去形は、一時点での情報表現と言ってよいです。


「あんた、昨日、俺のオヤジと電話ではなしたでしょ?」
と言う場合

英語では、昨日(yesterday)が出てきますので、
この上の話は、全て過去形になります。
You talked to my dad on the phone yesterday, didn't you ? 
となります

「来月、東京に行きますと、昨日ケンが言ってたよ」と言う場合は、

これも<昨日、そういう発言をした>という事ですので、
全て過去形になります。

Ken said to me yesterday that he would go
to Tokyo next month.となりますね
<来月東京に行きます>との内容でもこれは、昨日の発言ですので、
過去形で言わないとなりません。英語では、昔は昔の事として
区別する為です。


◎ 現在形について

私は、自分が学校で受けていた英語の授業を思い出すと
次の様な例文がよくありました。

I get up early in the morning everyday. よくある例文ですね。
この訳として
「わたしは、毎朝、早く起きる」と訳しておりました。

或いは、別の例として、
My brother studies English very hard.
学校で習った訳は、
「兄は、英語をとても一生懸命勉強する」でした

が、英語での現在形には独特の意味があります。
1) 現在の状況を言う。
2) 普段の習慣と事柄を意味する 
   訳語として(*普段〜です、今、〜です) という意味になりますね
3) 当たり前の事、真理に近いことを意味する。
   * <主語は〜するものです>

この意味合いを踏まえて、意味を取らないとなりません。

上の英語の訳は、
「私は、毎朝、早起きします」と言う意味ですね

或いは、I get up early. でしたら、
「普段、早起きです」となります。
★<普段>という英語の単語がなくても
現在形という時間域が、普段という意味合いを持っています。

現在形は、その主語が普段している動作などを意味します。

Cats and dogs roam.
<ネコや犬は、うろうろする> という意味ですが、
普段の習慣を意味するのが現在形ですので
<ネコや犬はうろうろするものです>と言う訳になります。

My brother studies English very hard. の例では、
「兄は英語の学習に熱心です」となります

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◎ 過去と現在をつなぐもの

a) 昔と今の時間域の区別

過去形は、過去の一時点の情報を言う表現形式、
現在形は、今の状況や普段の情報を言う表現形式 となります

「先週、風邪をこじらせたがもう大丈夫です」を英語で言う場合
I caught a cold last week, but I'm all right now. となります

先週は風邪を引いた(過の事)--過去の時点
今は大丈夫(今の事)--今の時点

上の分では、昔の事と今の事別々に時間の順番で
区別されて表現されます。ごく自然な英語です。

b) 現在完了形は、だれがこの様な文法用語を
  策定したかわかりませんが、
  この用語は、わかりにくい用語ですね。
  現在完了形と聞くと、今では既に終了した物事というイメージを
  多くの方が抱く様です。

受講歴の長い方にはよく言っておりますが、
現在完了形は、気持ちを引きずっている言い方ですね

過去ある事をした、ある事があった。
そして、未だに、そのときの気持ちを引きずっている というのが
現在完了形ですね。
単に時間の流れを示す表現形式以上に
気持ちや感情が入った言い方ですね


過去形の箇所でも触れましたが、
過去形では、その行為をしたと言う情報に必ず時間を
つけて言いますので、「この会社に2002年に勤めていた」は
I worked for this company in 2002. ですね
これは、過去を示す時間域の単語もありますので、
過去形でしかいえません。

一方、2002年から勤めている という場合は、
I have worked for this company since 2002.となります
現在完了形は、その名と異なり、
以前(過去のある一時点)〜今まで継続している事を
言う場合に使います。

もし、過去形と同じく時間域もはっきりさせようとしたら、

I have worked for this company for two years.とか
since two years ago.となります

for two years とは、2年間 という意味ですね
for these two yearsでも良いですね。
これは、この2年間と言う意味になります。


○−ーーーー○−−−―−−−−−ーーーー−○−−−
もっと昔  昔(←現在完了の時間帯⇒)今 
          でいえる時間帯
           

つまり、英語では、
過去形は、過去のある時点の情報
現在完了形は、過去のある時点〜今日まで継続する情報となります
過去〜今日までの時間を繋げる、時間の線・流れを
つくるのが現在完了形です


学校で習う事として、<現在完了形で経験を表す>というのが有ります。

例えば、
I've been to USA. これは行為の経験を意味し、
<〜した事がある> という意味ですね
たしかに<渡米した事がある> という意味になります。
が、それだけでは有りません。

<あの時は楽しかったなあ>、とか<どうだ!いいだろ>とか
何からの気持ちが HAVE BEEN の中に込められています。
具体的な気持ちの内容は、そのときの会話の流れや状況により
決まりますが。

現在完了形で HAVE が動詞の過去分詞と
組み合わせになりますのは、
その時(過去)の行為、動作などをしたときの気持ちを
まだ持っていると言う意味です。
          
★此処で、よく間違いの対象となるのが

I've been to Kyoto in 1985. と言う人です(これは間違いですね)。

或いは、When have you been to Kyoto? という人です(これも間違い)

昔、過去を示す単語や年数を言う場合は、
過去形になります。
過去形とは、一時点での情報や意味です。

when は、いつ? という意味合いであり、
時間の一点を尋ねる言い方ですので、
時間の線を示す、現在完了形とは、一緒に使えません。

現在完了形は、昔〜今日までの 線の情報になります。

★時間の点と時間の線(流れ)は、相容れません。

★以前、課題で、正誤問題(間違いを指摘する内容の問題)を
  出しました。例えば、

「水戸黄門は、九州に来たことがありません」
Mitokomon has never been to Kyushu.

「モーツアルトは、パリを訪れた事がありません」
Morzart has never been to Paris.

このいずれも間違いですね。
これは、盲点をついた課題でした。
<〜した事がある・ない>の日本語につられると
現在完了形で良いと考えがちですが違いますね

と言うのは、水戸黄門もモーツアルトも故人ですね
故人には、現在完了形は使いません。

これを表面的に理解しない様に、この講義を
作成しているのですが。


故人の方は、全て、今日この時間よりも以前に
なくなられました、つまり、故人の方は、
既に、過去の時間域の方(過去の時間域の情報)です。

故人の方は、今は、この世にいませんね。
ですから、現在とのつながりが時間的にはないわけです
ですので、<昔の時間と今の時間を繋ぐ現在完了形>では
言えないのです。

−−−―−−−−−−

B 「過去完了形」

上の課題を出したときに、
一部の受講者の皆様が提出した修正例として
Mitokomon had never been to Kyshu. と
された方がおられました。
これも間違いですね。

<HAVE + の過去分詞>⇒現在完了形
<HAD + の過去分詞>⇒過去完了形 ですが、


過去完了形は、あくまでも過去形とのセットで
使わなければなりません。

唐突に、過去完了だけで単独で使われる事はありません。
あくまで、過去形があって、初めて過去完了が使える様になります。

過去完了形は、時間をはっきりさせる英語の特長を
如実に示してます。

過去形は、昔と言う時間帯ですが、
過去完了形は、過去形で示す昔の時間帯よりも
さらに昔の時間域になります。

○−−−−−−ーーー----○−ーー−−―−−−○
*昔よりももっと前  *昔          今
過去完了        過去形       現在形

★先日の課題で出しましたが、

田中君が貸してくれた本を昨日、読み終えた。
A) Yesterday I read through the book he lent me.
B) Yesterday I read though the book he had lent me.
B)の方が正解ですね。

時系列にしますと、
a) 田中君 が本を貸してくれたーー昔よりも昔
b)昨日、その本を読み終えたーー昔

明らかな順番ですが、
本を貸してもらってそれを読むわけですから、
本を貸してもらうほうが、時間の順番としては、
先(前)になります。
読み終えたのが昨日であれば、かしてもらったのは、
昨日よりも前のことですから、貸してもらった部分を
過去完了形にして、この時間の順番を明確にします。

ただし、「先週の金曜日に、田中君が貸してくれた本を
     昨日読み終えた」と言う場合は、

Yesterday I read through the book he lent me last Friday.
となります。

この場合は、<先週の金曜日>という
過去の時間意気を示す言葉があり、過去完了を
使って時間の順番を明示する必要性が有りませんので、
過去完了は使いません。

ご質問は何なりと。

<英語二刀一流>
末次通訳事務所 

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