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東谷隆司コミュの2010釜山ビエンナーレ 参加作家

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どうも、管理人です。
というか、東谷です。

現在私がディレクターを務めている釜山ビエンナーレ2010の準備のため、4月から釜山の海雲台地区に住んでます。
テジクッパ美味いです。海最高です。


それはさておき、今回の釜山ビエンナーレの参加作家を、こちらでも発表します。

作家数は71人(予定)そのうち、韓国作家は20名です。
開催期間:9月11日−11月20日
会場:釜山市立美術館、ヤッティング・センター、広案里ビーチ、他

http://2010.busanbiennale.org/eng/02/01.php


釜山ビエンナーレは、前回まで、「現代美術展」「Sea Art Festival」「釜山彫刻プロジェクト」と3部門に別れ、それぞれ合計して200名以上の作家が出品していたんですが、今回、展覧会の構成を、一つに統合、作家数もぐっと絞りました。
また通常、国内外のキュレーター数名によるキュレーターチームのシステムをとっていたのですが(私は前回のチームの一人)、今年は、私一人がキュレーター兼ディレクター。
以上は、展覧会全体の構成、内容をシンプルかつ明快にするためです。ポスター、カタログのデザインの打ち合わせなんかも全部やらせてもらってます。
ただし、私一人だと見識に限界があるので、海外、韓国内のベテランのキュレーター5名にアドヴァイザーとして、地元作家のリサーチのために現地でオルタナティブスペースを運営するアーティストにゲスト・キュレーターとして入ってもらい、何人かの推薦を受け、作家、作品を選んでいきました。

今回出品してもらう方々のうち、半分以上は私がもともと好きだった作家や作品ばかり。とくに長年の私のアイドルである、Arnulf RAINER、David WOJNAROWICZの作品群を展示できるのは嬉しい。
私、ずーっと個人的テーマとして「DOMESTICであること」を意図しているのですが、身近なところ、あるいは私が旅した間に出会った作品や作家との出会いを大事にしていった感じです。また、昨年から何度も釜山に通い、4月からこちらに住んでいるのもあって、釜山の作家は韓国人作家の約半分を占めることになりました。

基本「自分の目で見たものしか展示しない」がモットーなので、私が日本で目にした作品も多いですし、リサーチも一人だとどうしてもスタジオ訪問できる作家の数が限られてしまう。
そのため、カバーできなかった地域も多いですが、逆に言えば、政治的な意図で一定の地域にフォーカスするようなことはしませんでした。
ですから、日本の美術に詳しい人には、見たことのある作品も多いと思いますし、新作であることにこだわらなかったので、海外の美術事情に詳しい人には、新鮮味に欠けるかもしれません。しかし、今回、私が釜山ビエンナーレに関わるにあたっては、あくまで現地のお客さん(見に来てくれるお客さん)に作品を「生」で見てもらうことを優先してますので、その点では、非常に批判しやすい内容となっております(まぁ、ビエンナーレやトリエンナーレのディレクターなんて、なにやっても批判されるでしょう)。


なお、全体テーマは、"Living in Evolution," 「進化の中の生」です。

いずれ、カタログ序文の原文だけでも、このコミュのトピック欄に掲載しようと思ってますが(カタログに掲載されるのは、英語と韓国語のみ)、大雑把に言えば、「私たちは、《人生/life》と《人類の進化/Evolution》という二つの時間軸を生きている」という意味合いです。
ここで言う「進化」とは、生物学的な意味合いよりも、知的な進化を念頭においてます(それも人間を生物と考えれば、生物学的進化ですが)。

このテーマは、このコミュのトピにもあげた、2005年に書いた通称「変態論文」の結びの部分が元になってます。
http://azumaya.i-elements.net/pdf/What_is_the_HENTAI.pdf
(関連トピはこちら)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10873007&comm_id=1022419

なおかつ、それを書いた当時、企画していた「ガンダム展」(2005-07)の3つのテーマ「戦争(War)」「進化(Evolution)」「生命(Life)」のうちの二つと同じじゃん・・・とテーマ設定してから気づきました。うーーん、俺って、考えてることに進歩がないなーと呆れたというか、感心したというか。

というわけで、作家発表します(現時点では70名まで発表)。以下、順不同です。


Ann LISLEGAARD (Norway)
Dane MITCHELL (New Zealand)
Shih Chieh HUANG (Taiwan)
Dennis SCHOLL (Germany)
Janaina TSCHÄPE (Germany)
Moris (Mexico)
Amarsaikhan NAMSRAIJAV (Mongolia)
David WOJNAROWICZ (USA)
Dzine (USA)
Bill VILOA (USA)
Jin MEYERSON (USA)
Dinh Q. LÊ (Vietnam)
Laurence DERVAUX (Belgie)
Jean-Luc MOERMAN (Belgie)
Clare LANGAN (Ireland)
Rachel KNEEBONE (UK)
Ritu SARIN & Tenzing SONAM (UK)
Shezad DAWOOD (UK)
Stephen WILKS (UK)
Alastair MACKIE (UK)
Alice ANDERSON (UK)
Oliver CLEGG (UK)
James P GRAHAM (UK)
Hugo WILSON (UK)
Yishay GARBASZ (UK, Israel)
Zadok BEN-DAVID (UK, Israel)
Arnulf RAINER (Austria)
Doa ALY (Egypt)
Kohei NAWA (Japan)
Saburo MURAOKA (Japan)
Kiichiro ADACHI (Japan)
Kenji YANOBE (Japan)
Miki JO (Japan)
Akira KANAYAMA (Japan)
Tomoko KONOIKE (Japan)
Kosei KOMATSU (Japan)
MadeIn (China)
Shun YUAN (China)
Anxiong QIU (China)
Imhathai SUWATTANASILP (Thailand)
Thaweesak SRITHONGDEE (Thailand)
Emre HÜNER (Turkey)
Inci EVINER (Turkey)
Katarzyna KOZYRA (Poland)
Claude LÉVÊQUE (France)
Kader ATTIA (France, Algeria)
Christina DY (Philippines)
Min-Kyu KANG (Korea)
Tae Hun KANG (Korea)
Donghee KOO (Korea)
Dalsul Kwon (Korea)
Eunju KIM (Korea)
Jung-Myung KIM (Korea)
Shinjung RYU (Korea)
Bal Loon PARK (Korea)
Sung Tae PARK (Korea)
SATA (Korea)
Moo-kyoung SHIN (Korea)
Sangho SHIN (Korea)
Dayeon WON (Korea)
Kibong RHEE (Korea)
Byungho LEE (Korea)
SongJoon LEE (Korea)
Young Sun LIM (Korea)
Seung JUNG (Korea)
Jinyun CHEONG (Korea)
Hye Ryun JUNG (Korea)
Jung Moo CHO (Korea)
Ki-Youl CHA (Korea)
Bongho HA (Korea)

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