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2024年04月12日10:05

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シナリオに登場するNPCに

会いに行っちゃう、
というのが常態化していくのを意外ととらえなおすきっかけが存在したりして。

土曜日はBoA3、悪太郎GM。でもコロナフィニスのキャラなんて、間違いなく人脈がメインのとりえではあるだとは思うけど……!の巻。

ここしばらく土曜にもやってもらえてる悪さんのBoA、
PC二人とかだとほんとに身内でやる感覚に近くなるとこですが

今回ちょっとキャラ選ぶに当たってそういう選び方をしてみましたね。

「殺戮者と、敵対関係で因縁がある」ようなハンドアウトというのは枚挙にいとまがないわけですが、
このハンドアウトって、背景設定が細かく指定されてない限り、ちゃんと聖痕者たるキャラなら、大体どんなPCでも入れるわけです。
「殺戮者を倒す」ことで勝利を得、話をまとめるという構造上、「殺戮者と戦うための設定」とは、ゲーム的には不可欠ながらなんでもいいマクガフィンな訳です。

今回PC二人ということもあるのか、設定上の縛りは少なめになるようにハンドアウトが出来ている節があり、
「過去倒したことのある殺戮者が復活したらしく、自分が狙われてるらしい」
という話題と、
「知り合いのヒロインが、すんでる教会にきた押し込み山賊を皆殺しにして行方不明になった」
という話題を出されるわけですが、
かなりどんなキャラでもできそうです。

どんなキャラであれ、聖痕者として殺戮者と戦ったのであれば誰でもいいし、
ヒロインと知り合いで、それを心配できれば誰でもいい。



でも、
それももったいのない話!

もちろん、殺戮者とどんな風に戦ったか、をしっかり設定してもいいですし、
そもそも「殺戮者と戦って倒す」ことそのものが、他キャラと一線を画して、キャラ性に関わるようなキャラを考えたくもあります。

戦いを生業にしているキャラにしても、「戦場は日常で、因縁相手の殺戮者との戦いもその一幕にすぎなかった」キャラよりは、
「あの日のヤツとの戦いは何にも代えがたかった」キャラにできればしていきたい。

せっかくの因縁相手に、キャラ目線での特別性を与えないのなら、
「今回のシナリオ」を「特別な出来事」と捉えてない、というか
シナリオに参加しといて「シナリオにするまでもない日常だと受け取っている」ことになる感じがあるというか、
まあ。

色々考えた結果、でてきたのが
「一昔前に、裏格闘技場でチャンピオンを張っていたことのある有閑マダム」で、
復活してきた敵とイチャイチャしようという恋愛脳だったのはまあそこそこ陳腐だったかもしれませんが、

「あのとき殺しあった彼が帰ってきてくれた!」みたいなムーブを
夢枕貘言語に頼らず愛情で表現できるのはね、そこそこのオンリーワン性があるはず。


それなりに貞操観念の壊れたマダムですが、
同卓したPLのいわくでは、
もう少しPC同士で絡んでもよかったかも、
あんまりエッチなアプローチかけてもらえませんでしたねとのこと。

まあ基本NPC…というかシナリオと絡む方に時間を使っちゃうんですが、
それ以前に、田舎者の貴族の令嬢PCに即セクハラしに行けるほどPLが図太くないわよ!


GM選べば、NPC相手だとすることありますがね。
因縁相手に限りますけれど。
「物語を作る」ゲームにおいて「物語を作りすぎないように手控える」ことにさほど意味は感じないところですし(NPCと関係しない、PCだけでできる物語を作る行為はまたよく非難されるところでしょうが)。
PCにいじられたくないNPCなら因縁を持たせてないハズですしね。というのも極論ですが。展開や関係の「管理」をしたいのであれば、そういうところからGMなればこそ可能ではあるはず。


とはいえ逆に、
「NPCと絡むほうに時間を使っちゃう」という態度のほうがむしろ見直せるところかもしれません。
身内ではこれをよくやるんですが、なぜかというとPC同士が既によく見知っていたり、私のキャラが私のシナリオ出身で、個人的な絡みを大体終えていたりするので、
その分PCは与えられたハンドアウトとシナリオのほうに注力できるってなもんなんですが、

初対面のPCとなんも絡まなくていいというプレイング指針になるかというともちろん状況が違うはず。
もうちょっとしっかりPC同士で絡むことを考えてもいいんですが……、

いかんせん
PC同士の絡みって、別にシナリオ進まないですからね。
PL同士で情報が共有されていれば、シーン性のゲームでPCがそれを知るシーンをわざわざ入れなきゃいけないかというと決してそんなことはないし。

となると、本当に「物語を盛り上げる」算段をかなり立てるというか
「ゲームをクリアするためにPC間ドラマをクリアする必然がある」ようなものを事前から積極的に用意していくようなことが要るのかな……?


まあ、この辺まで来ると閑話ですね。


改めて、お話のほうは

さる、もとスーペルスマーキナ麾下の魔神であった「代用品をつくる」権能を持つ中級魔神との契約によって、
殺戮者であるにも関わらず、半分不死みたいな体を手に入れ、半ば魔神みたいな属性を持つに至った敵NPCは、
どうやら世界に存在する「転生」というシステムに文句があるらしく、
彼自身が作った「死の国」に、この人はと思った戦士を招き入れ、あるいは死の国からまた現世に「生まれなおす」、
生→生の連続的な苦しみでなく
生→死→生のインターバルのある死生観を実現しようとしていた、

というようなことらしく、

加えてこの力を彼に授けた魔神が、別件でスーペルスマーキナの支配から逃れることに成功しており、
じゃあ彼の力の源って誰のものなのよってのがフワフワしている状態で、

この「死んでも死なずに帰ってくる」「生死の間を飛び回る」状態を、
なんというか「自分の伝説」として定義し、
別のエッセンスの似た神話体系に自分を滑り込ませて、それら別の勢力の力をもかすめ取るような手段で、
闇の力を急激に吸収し成長しており、
自分を一度「倒した」ことのあるPCを招こうとしている、というような流れのほか、


ヒロインは、前世でこの殺戮者と戦ったことがあるそうで、
彼の手下であった賊が(死の国の住人だそうで)居住していた教会に攻め込んできた折にその記憶に目覚め、
再び現れるだろう殺戮者を何としても倒さねば、
という使命に燃えてPCにはちょっと冷たくなっていく

ようでいて実は、すでに殺された彼女の死体を敵殺戮者が奪い、操ってPCたちにコンタクトを取りつつ、彼女の肉体を「現世の自分」の肉体の「卵」として用いようとしていたというような。


というわけで、殺戮者を倒すにも、半分魔神みたいになっている彼を復活させないで倒すには、
彼の神話を否定する必要がある、ないし彼をそういった生物に仕立て上げている中級魔神の権能を破壊するなど、
いくつかのプロセスを経ないと普通の戦闘をすることも難しそうです。


もちろんこれを、コネクションなどを駆使してやっていきます。

GMのコロナアルドールの持ちPCだ!知識はともかく人脈がすごいぞ!(いじけさせる)
ティネアの討伐者にまでつなげられたからなあ……。


というわけで、
あなたと死に別れるために、やり残したことは全部やって、
再び別れの日を迎えましょう。という流れですが

今回のパーティ構成が、H代償が大変きつい高火力役と、微回復の支援役。
そんななかで、攻撃のダイス目が振るわない……!!


いろいろ人脈を頼って出会えた人たちが手を貸してくれるかもしれない希望判定に
ずいぶん頼ってしまった。



結果論として、新しい愛しい人たちにも会えたし、
なにしろ、聖痕者と殺戮者として単に殺しあうという普通の関係に、
この人としかできないラブラブを交えて円満に死に別れることができたし、
表のトーナメントチャンピオンと知り合えたし。
PCのチョイスは、幅はあったとはいえベストチョイスだったんじゃないかと考えます。
PC数多かったら、別の広がりの席に座りに行ってたかもしれないけどね。




ところで数年ぶりに艦これでオール甲とったんですよ。
いやー甲って……(ストレスゲームに親和性がない)偉かった。
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