八峯　

【ラーメンショップ八峯（はっぽう）】広島県広島市南区

2024.02.20
僕は長年に渡りラーショというものを誤解していたようです。

思い返してみれば僕のラーショ経験値はドモン@戸田市、その弟子である青木亭@草加市、そして元祖とされる椿食堂@大田区くらい。
中でも足繁く通っていたドモンがラーショにおける僕の中のスタンダードで、そしてそれこそが誤解を生む原因となっておりました。

というのもドモンは他店より麺が太かった、あるいはヤワめに茹でられていたようなのです。
可能性としてはヤワめ説の方が有力で、それは平ザルで麺揚げをしていたせいで前のロットの残りカスみたいなフヤけた麺が混じっていたのを太いと勘違いしたのであろう、と。

以上のような経緯から広島のラーショにおけるボキボキ中細麺に違和感を抱き、「こっちのラーショは関東のラーショとは別物、美味しくない」と思い込んでいたのでした。

という言い訳がましいイントロでスタート（笑）。

八峯とはこの近所にあるお好み焼き屋（八昌の暖簾分けらしい）の屋号で、こちらはそのグループ店という位置付けみたいです。



昨年11月オープンなのに未だプレオープンを気取っている…。

当初グーグルのクチコミ上では誹謗中傷の嵐、といった状況でしたが最近はそれが絶賛の嵐！みたいに変わってきていて、ヤラせなのか組織票なのか、違和感がハンパないことになっています。

メニューは味噌と醤油、それぞれのトッピング。
中の人は味噌推しのようです。




『味噌ラーメン』600円


思いがけないビジュアル。

背脂感のさほどない（味噌だから？）スープはチープにシャバシャバ。
それがラーショでしょ？と言ってしまえばそれまでか。
個人的にはやはり醤油からの豆板醤で辛味噌ラーメン風に味変、という方がしっくり来ます。

硬茹で中細麺はボキボキ食感でスープを拾わない感じ。
いつかヤワめオーダーを試してみたい。

チャーシューは…チャーシューというよりもステーキ的なそれで、硬く肉肉しい様がラーショのワイルド感を増長。
これはこれでいい感じかも。

ワカメはラーショの名脇役。
たしかドモンではワカメ増しトッピングがマイデフォだったな〜と思い出しました。

以上、ラーメンとして特に美味しい方ではないものの、逆にこれがラーショ本来の姿なのかもしれませんね。


ちなみに冒頭のドモンは2016年に惜しまれつつ廃業、とのこと。
真偽の程は不明ですが家系元祖・吉村家の吉村さんもドモンでの修業経験があったという噂。
そしてラーショの歴史は複雑過ぎて調べてもいまいちピンと来ないのでした。








【陽気 横川店】広島県広島市西区

2024.02.21
ふと気付いたら1年以上ご無沙汰だった。
歳をとるほどに？光陰矢の如し…。

ランチタイムにやって来ると席自体には余裕があるものの、駐車場空き待ちが常時数台ある感じ。
時間がないので近所のコインパーキングを利用して入店しました。



『中華そば』750円
『むすび1ケ』80円


今日は（今年は？汗）ちょっと薄いか…。

広島豚骨醤油としてはそれでも少し濃いめだけど。
他のパーツが全て良いだけに目立ちます。
夜の方が安定感ありそうな気はする。

それでも久々に来れて良かった。
ニンニクの旨味を内包する感じとかは相変わらず素晴らしい。







【お好み焼鉄板焼 こば屋】広島県東広島市西条町

2024.02.25
調べてみたら評判が良かったので初訪問。
混み合うらしいので前日に電話予約しておきました。



海田の「遊」という店の弟子にあたるそう。
オタフクではなくミツワソース。
そして磯野製麺。
そばとうどんのちゃんぽんあり。




『お好み焼き ちゃんぽん』950円


そばとうどんが各1玉入ったボリュームメニュー。

香ばしく焼き上げられたそばとソフトにもっちりしたうどんのコントラストはちゃんぽんならではか。

天かすは普通の天かすではなくイカ天を砕いた感じ。

「こぼん」の牙城は揺るがないものの、総合的にレベルは高めかな。
ご夫婦揃ってフレンドリーなので会話を楽しみたい人にはうってつけかもしれません。





note
【らーめんに対するスマートじゃないアプローチ】

→　https://note.com/hrn308/n/naf0ef2fcafc0