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2022年04月08日22:49

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ノートの写し243

〇スライドを扱うときには次のことを忘れないでほしい、第一に、目的に対するあなたの熱が冷めてきたらスライドは消えかかるから、あなたはスライドを見ることを自分に強いるようになり、ほどなく嫌気がさしてくる。そのようなスライドであれば、自分にとって本当に必要かどうか考えてみるべきである。第二に、魂の意図はスライドをすぐに現実化してくれるわけではなく、目的とする人生ラインへあなたを少しずつ近づけていくという事を肝に銘じておかなくてはならない。穏やかな気持ちで根気強く我慢することが求められる。
 しかし、根気強さが必要なのは、始めの段階だけである。その後は、スライドの視覚化が慣習となり、自分に強いることはなくなるだろう。しかし、最終的に、もし目的があなたのものではなくコマによって強制されたものであるならば、魂と理性の一致を達成することはできない。このことについては、次の章で述べることにしたい、もしあなたが心の底から目的に向かおうとしているならば、スライドの資格化は必ずや結果をもたらすだろう。あなたに本物の所有する決意があれば魂の意図はあなたの目的を実現する方法を探し出すだろう。
 ところで、スライドが事象選択における視覚化の方法だとあなたが思ったとすると、それは間違いである。最高の出来のスライドでさえ、実現には長い時間を要するかもしれない。亜空間のあなたのいる位置からずっと遠いところにあるセクターに目的がある場合はなおさらである。次に述べるように事象の資格化は、目的達成のプロセスを促進させることが出来る。では、それはどうすればいいか、これからお話ししよう。
 こんな問題を解いていただきたい。あなたの最終目的がお金持ちになることであるとしよう。この目的の達成のために、あなたは札束がぎっしりと詰まったトランクケースの視覚化に励む。視覚化の三つ目にグループでいうようなやり方により、かなり長い時間をかけて視覚化が行われる。が、いつまでたっても、何も得られない。毎日休むことなく一生涯続けても、何にもならない。
 しばしばお金の詰まったトランクケースを見かけることはあるだろうが、それは映画を見ているときくらいだろう。あなたが財宝を発見したり、宝くじに当たるような可能性は非常に小さい。こんな小さな確立に望みを託す価値はあるだろうか。「なぜそうなる。私はしょっちゅう頭の中で両手でトランクケースを開けては、自分のお金を取り出し、点検しては眺め、ほとんどなめまわすくらいなのに」。あなたはこんな疑問をぶつけてくるかもしれない。資格化の三つ目にグループはもう映画を見ているのとはわけが違うのだから、ほかに何がいるというのか。全脳の魂の意図はいったいどうしたというのか。
 実は、事象選択の観点からすれば、ここでは二つの間違いを犯している。一つの間違いは、お金の入ったトランクケースはあなたの目的にはなりえないというものである。お金というものは単なる属性にすぎず、手段ですらなく、ましてや決して目的になることが出来ない。しかし、あなたの目的についてはもう少し後で述べることにしよう。ここでは先を急ぐことはしないでおこう。もう一つの問題は、次のことからわかるだろう。もし目的地まであとわずか一歩分も残っていないというのでなければ、最終目的地に注意を集中してみても、決してあなたを目的地へと進めることにはならないという事である。もちろん快適域は拡大し、魂の意図は少しずつ自分の仕事をこなす。だが、あなたは決して魂の意図を助けてはいない。せめて両足を使って歩くくらいはするべきである。他に行動することも必要だという話ではない。いま、私たちは視覚化のことに限って話しているのだから。

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