え…映画鑑賞

雨は夜更け過ぎに…
なっても雪には変わらなかったようだ。
午前中取り敢えずトレーニングを済ませ、ううむ…雨で宅内停滞してるとつまみ食い癖が出てやばいな。

　

と…お家を出ることにした。
向かった先は映画館。

　

　

『キャッツ』（Cats）は、T・S・エリオットによる詩集「キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法」（The Old Possum's Book of Practical Cats）を元にした、アンドルー・ロイド・ウェバーが作曲を手掛けたミュージカル作品である。
代表曲「メモリー」は、T・S・エリオットの未完の草稿を基に、トレヴァー・ナンが歌詞を書き下ろした。

トレヴァー・ナンによる演出で、1981年5月11日にロンドン、ウエストエンドのニューロンドン劇場で初演された。

日本では、劇団四季によって1983年に東京都新宿の仮設劇場であるキャッツ・シアターで初演された。
（Wikipediaより）

あぁ、もう40年も前の作品なんだねぇ。
これを元に映画化した作品が何度も劇場予告編で掛かった。

いや、観たいよこれ。と言ったら、カミさんは「キモチワルイから良い」ですと。

んな訳で、小雨の中一人で劇場に向かったのであった。

丁度良い時間に飛び込んだら…
吹き替え版だった。
ま、良いか。はっきり言って筋なんかどうでも良くて、舞台装置と踊りが観たい訳だから、私。

　

主人公、可愛いじゃない？
主人公が本当はどの猫かは分からん。主人公に見えるいつもセンターにいる白猫はクレジットでも後ろの方だし、どうやら主人公ではないらしい。

あれ？
どっかで見た人たちが…
エリザベス女王さまと、灰色のガンダルフ・ミスランディア・サルクーンではないかっ！
うわぁ…2時間待って字幕版を見れば良かった。

テイラー・スウィフトも出てたんですと。ど〜でも良いが。

で、結論から言うと…
筋なんかどうでも良くて、舞台装置と踊りが観たかったのだが、舞台装置はともかく、素晴らしい踊りをスリリングに見せるカメラワークか？これ。
何となく残念感が漂う。

さて、いつもの事ながら映画は出来るだけ事前情報を入れないで観るのだが…
帰ってきてググってみたら…

「世界中に吹き荒れる困惑と反発の嵐」としか表現しようのない怒号がネット上を駆け巡った

映画化された『キャッツ』は、ネット民の予想通りに“微妙な作品”だった

『キャッツ』そのものに“罪”はない。監督の力量不足こそすべての元凶だ

莫大な予算を投じ、スター俳優を配した作品が、全編を通じてこれほど悲惨な出来に感じられるのは久しぶりのことだ。見る者を戸惑わせ、混乱させるうえ、とことん見苦しく、信じがたいほどつまらない。

確信をもって言うが、いますぐ公開を打ち切るよう勧める映画評論家はわたしだけではないはずだ。何十年ものあいだ、しゃれたポップカルチャーとして存在し続けてきたものが、珍妙な娯楽イヴェントに変えられてしまったのだ。

まるで誰かがフーパーと映画会社に命じて、思いつく限り最悪の映画をつくらせたかのようである。壮大なる悪ふざけとして命じられたのなら、わたしなりに最大の賛辞を贈ろう。大変なことをしてくれたものだ。

　★な、なんだこりゃ？

Wikipediaにさえこんな記述が…

その中心的なビジュアル・コンセプトの大きな誤解によって邪魔されている

それは「珍奇」で、酷い特殊効果を備え、観客を「哀れみのために泣きたい」ように仕向け、フーパーは「俳優たちを空気も生気も無い映画の泡に閉じ込め、呼吸する余地もほとんど与えず、キャラクターを掘り下げないようにしている

素晴らしい俳優たち（既に悪役のマキャヴィティとして充分に傷ついているイドリス・エルバ）の履歴書を傷つけ、有望な新人（大きな目で、大きく口を開けたヴィクトリアが映画全体に1つの表情を見せるバレリーナのフランチェスカ・ヘイワードなど）のキャリアを潰す、希にみる恥ずかしさの1本

ユニバーサル・ピクチャーズ配給で2019年12月20日にアメリカ、イギリスを皮切りに約40か国で公開された。批評家からはCGI効果、プロット、トーンを根拠に酷評され、2019年で最悪の1本との声も挙がっている。また商業的にも失敗し、1億ドルに近い製作費に対して2020年1月21日時点での興行収入は6100万ドルとなっている。

もう、糞味噌ぢゃん…
引用するのも可哀想になってきたのでこの辺で。

キャッツ
Cats
監督　トム・フーパー
脚本　リー・ホール/トム・フーパー
原作　アンドルー・ロイド・ウェバー『キャッツ』
原作　T.S.エリオット『キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法』
出演　ジェームズ・コーデン/ジュディ・デンチ/ジェイソン・デルーロ/イドリス・エルバ/ジェニファー・ハドソン/イアン・マッケラン/テイラー・スウィフト/レベル・ウィルソン/フランチェスカ・ヘイワード
制作　2019/米・英

　

劇場階下のBookoffでこんなの手に入れた。
いや、アルバム殆ど持ってたんだけど…LPで。

この2枚組+1枚でほぼ有名曲はカバー。