Brxit合意達成！

揉めに揉めた、　と言っても英国議会での事だが、英国のＥＵ離脱がようやく実現に向けて動き出した。此れから約一年を掛けて英国とＥＵとの今後の付き合い方を取り決めて行くそうだが、何れにしても英国には厳しい現実が待ち受けて居る事は確かだ。人

テームス河の畔のビッグベンが新しい日付の鐘の音を響かせると同時に、賛成派は歓声を上げて狂喜し、、反対派は『民主主義は死んだ』と弔旗を手にして慨嘆したそうだ。

文明の進化と共に地球が小さく成った今、夙にその余波を受けて居り、在英企業はそれぞれ何らかの対応策を講じて来て居る様だが、暫くは混乱を避けられないであろう。

主に連合王国の中の（イングランド人）の多くが「離脱」を主張して来た様だが、（スコットランド人）の多くはＥＵ残留を強く望んでいた、と言う噂を聞く。
何故ならスコットランド人は、彼らが生産する特有の産物を多くＥＵ域内へ輸出しており、ＥＵのメンバーである故にそれなりの利点を享受して来たものを、今後は其れがかなり様変わりすると思われるからである。
スコットランド人の多くは、此度のＥＵ離脱はイングランド人の理性無き我儘に尽きると捉えている。そして、「それならば、我々スコットランドにも、連合王国から離脱する権利はは保障されるべきだ』と思うだろうし、現にそれを口にするスコットランド人も居る様だ。

それはさて置き、其れでもイギリス人は、今の日本人よりマシだと思うが、昔私が抱いていた英国人と言う物に対する印象は、ここ数年で大きく様変わりした事は事実だ。

ジョン・ブルよ、お前さん達も結構「愚物」じゃないか　とね。