デモと銃

香港のデモの特徴はネットが普及した時代にふさわしく、リアルタイムで動画中継されて
いるところだと思う。もはやテレビ局なんて要らない、というかテレビ局は政府側に都合
の良い映像しか流さないからテレビでは真実はわからない

さてこのデモではさんざっぱら警察側が銃をぶっ放している。撃っているのは催涙弾だっ
たりゴム弾だったりするわけだが、先日はついに実弾発射も行われた。おそらくこれから
は実弾使用は増えるだろうし死者も出る。デモ弾圧ではどういう銃が使われているか？

まず一般的なのはショットガン。それからグレネードランチャーである。これらの銃は、
口径の大きな弾を発射できるため催涙ガス弾などの特殊弾を撃つのに都合が良いからだ。
グレネードランチャーの口径は４０ミリ。一般的なショットガンは１８ミリである

ショットガンではゴム弾などの「非致死性弾」も撃つが、ゴム弾と言ってもアイスホッケ
ーのパックのような硬いゴムでできているので、至近距離から撃たれればかなりの重傷を
追うし、死ぬことだってある。先日もインドネシアの記者が目にゴム弾を受けて失明した

先日は警官（？）がついに実弾を撃ち、高校生が左胸を撃たれた。これも動画がネットに
上がっており、これを見ると使われた銃はどうもリボルバーのようだった。警官がリボル
バー？ハッキリ言ってこれはまずあり得ない。香港ほどの都市の警察なら確実にオートマ
チックのはずでありリボルバーなど使わんだろ

なのでオイラの考えではあの警官は「本物」ではない。人手不足を補うため暴力団を雇っ
た「臨時警官」なんじゃないのか？本物の警官がいきなり心臓撃たねえだろ普通