mixiユーザー(id:249949)

2019年09月19日23:58

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9月12日 「砂の惑星/デューン」見る

本日は懐かしい、84年の鬼才・デビッド・リンチ監督のSF超大作であり、カルト映画になったアメリカの傑作を見ました。
滅茶苦茶な予算を使い、当時は絶好調であった鬼才を監督に御願いしながら、大コケしたという大失敗作という評判なのですが。
もう一回、見直して、なかなか面白い所もあることに気付きました。
失敗だったのは、グロテスクな面が80年代の明るいアメリカが目指す明るい社会に合っていなかったこと。
心理描写を独白したり、映像表現も技巧にこだわり過ぎで、観客には不向きだったこと。
最大の欠点は、長大な原作を、映画化してしまったら、ダイジェストみたいに、説明不足な展開になったことです。
最近のリュック・ベッソンのSF超大作「ヴァレリアン」でもそうですが。
原作ファンなら既に知っていて、感情移入できるSF作品でも。初めて映画で見る人には、説明がないと感情移入できません。
以上の点からSF映画の傑作にはなれなかったのですが。でも内容を理解していると、それなりに楽しめます。
たぶん失敗作だと思うのですが。
SF映画のカルト映画としては、傑作だと思いました。
膨大な原作の背景をある程度理解しているSFマニアには、是非、お勧めしたいSF映画だと思いました。
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