「生産性アップ」の意味では明らかに正解

子宮があるのに、自分の卵子ではこどもを生めない。
もったいない。
なんとかしてその子宮を使ってもらおうじゃないか！

「性的マイノリティーは生産性がない（こどもを生まない）から税金を使って保護する必要なし」
みたいなことを言って非難をあびた議員さんがいたけど、
そのお方みたいな考え方なら「第三者卵子による妊娠」は明らかに正解ですよね。

で、こどもは卵子と精子がないとつくれないわけですが、
第三者からの精子提供による妊娠は、
慶応大学がもうずーっと前から行っていますよね。

卵子提供だけなんか悪いことみたいに言っちゃ、ダメでしょ。
どうです「世間様」の方々？

実際問題としては「卵子提供」自体がけっこう命の危険がある医療行為なので、
善意の卵子提供者がもし卵子提供によって健康を害したときどう補償するか、とか、
第三者でも姉妹とかいとこじゃない、全く遺伝子的つながりのない第三者だと、
子宮が「赤の他人」と判断してひどい拒絶反応が突然急激に起きたりとか、
そういう可能性があるこわい医療行為なわけで、
どなたさまにも絶賛お勧め、な治療じゃないんですけどね。


■第三者卵子で出産、計４人に　仲介ＮＰＯ「ルール必要」
(朝日新聞デジタル - 07月28日 07:25)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5219798